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2009.11.11
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カテゴリ: 読書/小説


鹿毛巡査…実家は密教系の寺、皮肉屋のパンクロッカー。
比謝巡査…沖縄出身のノロ、桁外れにマイペース、紅一点。
そして、岩切大悟…県警刑事総務課所属で、R特捜班との連絡係だが恐がり。
神奈川県警R特捜班、別名『心霊特捜班』。
心霊現象が絡む事件を担当する特別捜査班。
山本周五郎賞・日本推理作家協会賞W受賞後第一作、クールでちょっと切ない警察小説。 (「BOOK」データベースより)



心霊特捜 (双葉社)


神奈川県警のR特捜班、別名『心霊特捜班』の活躍を描いた短編集です。

「死霊のエレベーター」「目撃者に花束を」「狐憑き」「ヒロイン」「魔法陣」「人魚姫」の
6編が収録されてます。

R特捜班は、文字通り、心霊現象が絡む事件を担当する特捜班なので、
どれも、なんてゆーか江原啓之さん的世界の話になってます(笑)

まあそれはそれとして面白いんですけど、
普通の警察小説と期待して読むと、ちょっと物足りない面があるかも。。

さらりとした人間ドラマとして読む方がいいかもですね


いつも眠そうなリーダー、そして三人の霊能力者、さらに、怖いことが大嫌いな連絡係…と、
警察官としてはちょっと変わり者5人のR特捜班チームは、なんとなくSTシリーズに似てますね。

ただ、向こうは科学、こっちは心霊と、扱う事柄が正反対だし、
それぞれのキャラの個性も、STの方が上かも。。

でも、まあまあ面白く読めたので、
ぜひR特捜班の続編も書いていただきたいですねー





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最終更新日  2009.11.11 12:23:12
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