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2010.01.13
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カテゴリ: 読書/小説


だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。
その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。
だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。
大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。
三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。(上巻より)
+++ +++
安城民雄は、駐在として谷中へと還ってきた。
心の傷は未だ癒えてはいない。
だが清二が愛した町で力を尽くした。
ある日、立てこもり事件が発生し、民雄はたったひとりで現場に乗り込んだのだが─。
そして、安城和也もまた、祖父、父と同じ道を選んだ。
警視庁捜査四課の一員として組織暴力と対峙する彼は、密命を帯びていた。
ミステリ史にその名を刻む警察小説、堂々たる完結篇。 (下巻より)



警官の血(上巻) (新潮文庫)
警官の血(下巻) (新潮文庫)


2008年版「このミステリーがすごい!」第一位作品。

戦後を生きた初代・清二、
安保闘争時代に潜入捜査を命じられた二代目・民雄、
そして現代を生きる三代目・和也と、
親子三代警察官となった男三人を描く、とても読み応えのあるお話でした!

何よりも、その三人の警察官が生きた時代のそれぞれの世相というものが、
物語を通して、とても丁寧に描かれていて、


一応このミス大賞作品なのですが、
ミステリーというよりも、どっちかっていうと、
警察官として生きた親子三代の男たちの生き方を描いた大河的小説としての印象の方が強いかな。

ミステリーの要素としては、初代・清二の死をめぐる謎なのですが、
その謎を、三代に渡る時間を上手く繋げて解明にもっていく佐々木さんの手腕は流石ですね

大河的な作品なので、読む前は、もっと重い感じの話なのかなと思ってましたが、
意外に淡々したタッチで描いているので、わりと読みやすかったです。ハイ





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最終更新日  2010.01.13 10:47:16
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