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2011.02.03

「あさぎ色の風」藤堂夏央

(1)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91909)

カテゴリ：読書／小説

攘夷論、開国論、尊皇倒幕論、尊皇佐幕論、公武合体論。
それらのさまざまな思想が、結びつき、あるいは対立しあって、複雑な状況になっていた。
この頃、これから世に名を馳せる沖田総司・土方歳三は、
江戸市ケ谷の天然理心流・試衛館にいた。

あさぎ色の風
価格：440円（税込、送料別）

『あさぎ色』というタイトルがついているとおり、新撰組のお話です。

でも、どうやらこれはシリーズもののようで、今回はまだ江戸にいた頃の話になってます。

なんとまあ、ほのぼのとした可愛い新撰組ですねぇ(ってまだ新撰組は立ち上がってないけど)
沖田くんや土方さんなど、キャラクター同士がじゃれあってるのが楽しい感じ(笑)

まあ、コバルト文庫だからな～

特に、第三話の虎退治の話が楽しかったですけど、
でも、虎が檻から逃げ出して危険だったとはいえ、無断で虎を斬ったりして、
その後、興行主やお役人から何もお咎めはなかったのだろうか…と、

ま、コバルト文庫だからな。。

とても気軽に読めた一冊でしたー♪

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