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2011.11.28
カテゴリ： 読書／小説
東京のライブハウスを離れた最初のツアーの場所は古丹の故郷でもある北海道に決まった。
その頃、警視庁の赤城警部は憂鬱な気分でいた。
危険な極秘計画の存在のためだった。
堂々、シリーズ完結。(『怒りの超人戦線』改題)
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いよいよシリーズ最終巻。
北海道のある所に、原発の核燃料廃棄物を再処理した残りかすを埋めてしまおうとする
政府の計画に巻き込まれてしまった4人と赤城。
ムムム、まさかラストに原発の話が来るとはね…！
この作品は、20年以上前の1989年初刊ですが、
原発が実はとても危険であるというのを、このころから今野さんはちゃんと書かれてたんですねー。
(他に潜入捜査シリーズにも原発の話がありましたね)
福島原発の問題がいまだ完全終息していない現在読むと、
原発の怖ろしさというのを改めて考えさせられてしまいましたね。。
4人の活躍も、最後までお見事でしたし
やっぱりワタシは遠田さんが好きだー
しかし燃料廃棄物って実際はどうなっているんでしょうね??
そんなことを何も知らない自分がちょっとナサケナイ…(>_<)
電力会社が原発にこだわる理由ってのも、読んでてちょっと腹立だしかったぞ！
うーん、原子力に代わる安全なエネルギーってないもんですかねぇ。。
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