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庭の梅が咲き始めました!!
あちらこちらで春が顔をのぞかせてくれます。
この事件以後も、児童虐待のニュースは後を絶ちません。
以前も一度ブログで書いたことがありますが、
児童虐待の報道に接するたびに、
胸が痛くなります。
虐待するのは圧倒的に実母が多いそうです。
私も虐待する母になったかもしれない・・・・・・
虐待された子どもの気持ちを考える以上に、
虐待する母の気持ちを考えてしまいます。
私と彼女はどこが同じで、どこが違うのだろう。
と、ここまで書いてきて、
日付が変わってしましました。
今朝(7日)の新聞に、
被告の元夫と元夫の母の証言が載っていました。
被告に極刑を望むと、
一生刑務所にいてほしい・・・・・・
彼らは、
被害者遺族、であるかもしれませんが、
なぜか怒りのようなものが胸にこみ上げてきます。
私の自分勝手な怒りです。ごめんなさい。
まったく無縁の私でさえ、
子どもたちを救えなかったことに胸をいためつつ、
被告だけの責任なんかじゃない、
私たちにも何かできたんじゃないか、と
考えつづけているのに……
多分そう思っている人たちはたくさんいることでしょう。
でも、元夫さんは
自分が引き取ればよかった、などと、
後悔している、とのこと。
ほんとうに、
この事件が起こるまで、
子どもたちの気持ちを考えたことあるのでしょうか。
元夫さんのお母さんは、
閉じ込められた子どもたちが、
生き地獄だっただろう……と
証言しています、が、
それは彼女が想像していることで、
本当のところはだれにもわかりません。
どんなに放っておかれても、
おなかがすいても、
きっと最後の最後まで、
ママを信じて待っていたんじゃないかと、
私は思います。
だからこそ、罪は重いのです。
それは、
被告自身が今ひしひしと感じていることでしょう。
なぜ、被告がこの罪を犯してしまったのか、
自分勝手で鬼のような母、
そう切り捨てて、
被告だけに責任を押し付けてよいのでしょうか。
被告は今裁判を受けて、
自分の罪と向き合っています。
そして、
被告がこの犯罪を犯すことを止めることのできなかった社会もまた、
今、己が罪と向き合っていかねばなりません。
どうすれば防げたのか、
これから先、同じことが起こらないようするにはどうしたらいいか、
ひとりひとり考えていかねばなりません。
そうすることが、亡くなった子どもたちへ贈る、
精一杯の供養ではないでしょうか。
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