さてアルバム『FAITH』のレビューもいよいよ後半戦!(長かった・・・)今回紹介するのはライブでも人気のおなじみのダンサブルなポップナンバー『Til the end of the world』。この曲をきっかけに出逢った方々も多いですね。 実はこの曲をシングルで出すときは正直、ロックバンドとしてどう受け入れられるか不安だった曲なんです。『PARADOX』に入ってるような硬派なロック・ナンバーを好む人には絶対受け入れられないだろうなと思っていたので・・・(笑) でも結果としては聴いてくれた皆さんに暖かく迎えてもらえて、いやむしろ今までの曲を遥かに越える反響だったのでとても嬉しかったです! 実はこの曲を作ってる頃は「Plastic Arrowはポップ・ロックバンドだ」と言われるようになり、それをぶち壊してやるぜ!って思ってた頃ですね。(笑)この曲と後に出た『Summer Sunshine』は「Plastic Arrowのポップスへのこだわり」を追求した曲です。「ポップ・ロック」って言われるんなら「ポップス」と呼ばせたいみたいなね。(笑)
曲としてはこの曲は歌詞重視というよりも曲&リズム重視の曲なんですよ、実は。鼻歌で最初にサビの「Til the end~」って部分が出てきて「Til the end of the world」=「世界の果てまで」ってなんか大げさだな(笑)って思ったけどポップなメロディーに乗せることでオーバーに聴こえないマジックがあるんですよね、コレが!これを『PROMISE YOU』、『MISTY』みたいなシリアスっぽい曲調でやったらダサくてヤバイですからね~。(笑)