読書日記@はっさん

読書日記@はっさん

PR

×

Profile

タカハシ@

タカハシ@

Freepage List

September 18, 2013
XML
カテゴリ: 読書
「うつ病放浪記」はノンフィクション作家・工藤美代子さんが体験した病院放浪手記だった。工藤さんのノンフィクションはどれもおもしろくほとんど読んでいるが文章からはそんな素振りもなく、うつ病を10年以上患い、自分に合う病院を転々としていたそうな。当初は更年期障害の延長と考えていたが、日常生活においてテンションの上げ下げがセーブできずいろんな脳検査をするも「きれいなものです」と言われる始末。脳の異常はなくても精神面をケアしてくれる病院がなかなか現れず、取材でお世話になった大学病院で診察を受けうつ病と診察されたそうな。しかし、大学病院から自宅が遠く診療に大変という事もあり自宅付近で「自分に合う病院」をさがすがどの病院の医師とも合わず、知り合いの紹介や出版関係者からの情報をたよりにやっと自分に合う医師と出会い「これで治療が受けられる…」で終わっていた。平たく書くと簡単だがここまで来るまでのエピソードがとても興味深くおもしろかった。よく精神科医も独特な新療法や風体(奇抜な格好)をしているというが、まさにそんな個性的な医師さんばかりでなかなかおもしろかった。また「うつ病持ち」ではローンが組めないとか就職に不利など社会的にも問題があり、著者が実際に体験したそういうエピソードもちりばめられていた。「素顔のマイケル・ジャクソン」はもともとマイケル関連商品の営業でプレゼンし、なぜかマイケルに気に入られそのままマイケルのマネージャーになったディーター・ウィズナー氏(ドイツ人)の手記だった。ウィズナー氏は1996年から亡くなる少し前までネバーランドに住みM・Jとその子供達とともに生活し、海外ツアーエピソードや児童虐待裁判の顛末など「内側」のことが書かれていた。ただ、読者が気なる部分は「MJとの約束で言えない」とクチをつぐんでおりそこは不誠実だった。まぁ、MJ独特の「マイケル時間(王様や有名人でも平気で2.3時間待たすこと)」や恐ろしいほどのお人よし(他人を決して疑わない性格)、表では「菜食主義」と公表しながら、実は脂っぽいファストフード大好きなど有名なエピソードが書かれていた。こいいうMJなので「金を生むガチョウ」として専属弁護士やツアーを仕切るプロモーター、米国ソニー(CD関連)などが猛烈に働かせ、子どもと過ごしたMJを脅し追い込み「(結果的に)殺した」と結論付けていた。まぁ、MJはうなるほどのお金を持っているので、有象無象の人々がその「おこぼれ」にあずかろうと巧みに近づき、MJを誘惑したそうな。晩年のMJはある宗教団体に取り込まれ、完全にマインドコントロールされ、著者や昔からのボディーガードを解雇し、宗教団体の息のかかった人が代行し死に目にも会えず悲しい思いをしたそうな。この本ではネバーランドで3人の子ども達と過ごす様子が書かれていたが、とても子どもを愛している様子が伝わってきた。児童虐待裁判のその後話やMJの新人育成プロジェクト企画・資産が傾きだしたころの話なども書かれており、とても興味深い内容だった。著者は今でも子供達と交流は続けているそうです。よかった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 18, 2013 12:06:16 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

いのち文化研究所 @ こんにちは。 はっさん、さん。こんにちは。「本当は危…
mkd5569 @ Re:心の傷は言ったもん勝ち・学歴・階級・軍隊(11/24) 朝のブログ更新おつかれさまです。 11月…
つき指 @ つき指の読書日記  すごい読書量ですね。老眼鏡の身ではこ…
mkd5569 @ Re:本業・防衛省の真実(07/08) 深夜のブログ更新お疲れ様です。 今週も…
やまもん1974 @ 「公務員、辞めたらどうする?」著者です。 季節はずれのコメントを失礼します。 以…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: