読書日記@はっさん

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タカハシ@

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October 6, 2013
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カテゴリ: 読書
「剣術修行の旅日記」は時代劇で道場破りが「たのもぅ~。それがし○○と申す者なり」というシーンを定番のように見るが実はそれはまったくの嘘で、その真実をこの本で表していた。

当時の世相や他藩の武士との交流のエピソードが書かれていた。この牟田青年はエリート剣士で藩から今で言うパスポート(他藩に堂々と入れる身分証)と対戦した相手に証明を書いて
もらう手帳をもらい、北は秋田藩、南は熊本藩まで武者修行をしていがなんと宿泊の代金は無料(佐賀藩負担)で現地でのかかる費用はその藩持ちでいまでいう「スポーツ合宿」のようだった。毎日、試合をするわけでなくあいた時間は藩士や地元有力者に案内をしてもらいながらの観光、夜は深夜までドンチャン騒ぎ(ほぼ毎日で接待した藩負担)で最初の「たのもぅ~」という
わずらわしい手続きも修行人専用の宿主が対戦道場探しからスケジュール管理、次の藩への連絡と至れり尽くせりの「藩士なのに大名旅行」だった。まず佐賀から江戸を目指し、各地で
剣術修行をするが○○藩立の道場と個人経営の道場があり、藩立の方はすごく丁寧に対応し良いが個人経営の方は試合を申し込んでも「主が体調不良で…」とか「子供ばかりであなた様
のような方とは…」と断れるところあるが時代小説によく出てくる千葉道場・錬兵館・士学館にも行っているが著者の評価は辛らつで「大したことない」・「弟子も微妙~」と感想を述べていた。非常に興味深くおもしろくいっぱい書きたいことがあるが割愛するが、全然悲壮感もなく物見遊山旅だった。道中他藩の修行人とも知り合い、仲良くなり一緒に修行やその後の旅も
行動し男同士の友情をヒシヒシ感じた。この時代(黒船来航前後)には現代剣道の防具はすでに完成しており、1日に30~40人の門弟と「乱捕り稽古」をしていたそうな。なので道場主や高弟と一対一の試合はなく、乱捕りだけだったのである。昼飯は豪華な弁当(道場負担)と観光地めぐり、夜は藩や有力者のおごりの接待(毎夜深夜まで)でそら楽しいだろう。文之助は2年間修行とした旅を終え佐賀に帰国したが戊辰戦争にかぶり、官軍の輸送部隊として従軍(エリート剣士なのに輸送部隊で戦闘できず)したが明治維新で武士を失職。その後の様子は不明だが、明治時代に勃発した「佐賀の乱(江藤新平)」の反乱側の士官として従軍するも敗戦、懲役3年の刑に処せられ61歳の若さで亡くなったそうな。このまま江戸時代が続いていれば藩の剣術師範になれていたのに時代に翻弄され、晩年は失意のまま亡くなったそうな。亡くなる水際の時、きっといろんな仲間と深夜までワイワイ酒を酌み交わし剣術を必死で学んでいた頃を思い出していたと私は思う。こーいうの映画にしてほしいなぁ~。





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Last updated  October 6, 2013 12:05:49 AM


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いのち文化研究所 @ こんにちは。 はっさん、さん。こんにちは。「本当は危…
mkd5569 @ Re:心の傷は言ったもん勝ち・学歴・階級・軍隊(11/24) 朝のブログ更新おつかれさまです。 11月…
つき指 @ つき指の読書日記  すごい読書量ですね。老眼鏡の身ではこ…
mkd5569 @ Re:本業・防衛省の真実(07/08) 深夜のブログ更新お疲れ様です。 今週も…
やまもん1974 @ 「公務員、辞めたらどうする?」著者です。 季節はずれのコメントを失礼します。 以…

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