ヌーヌーの自由気ままな生活

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アザの種類

★ 赤アザ ★
毛細血管が異常に増えて血液の色が皮膚を透過して赤くみえるもので血液中のヘモグロビンが関与しています。
単純性血管腫・苺状血管腫・海綿状血管腫など。


☆単純性血管腫(ポートワイン母斑)☆
生まれつき見られる、境目のはっきりした赤ワイン色のアザ。
色の濃淡や大きさには個人差がありますが、平らで体のどこにでもできます。
自然に消えることはなく、年齢とともに濃くなり、大人になってから盛り上がってくることもあります。
良性のため治療は必要ないものの、気になる場合は早期の治療が有効。
赤アザの中で頻度の高いものの1つ。


☆苺状血管腫☆
生後1週間から1ヶ月以内に現れるアザ。
まぶたの上、腕の内側、お腹などの表面が赤くふくらんで、苺のようにブツブツしています。
6ヶ月~1歳くらいをピークに徐々に小さくなって6歳くらいまでに自然に消えますが、皮膚のたるみやちりめん状のシワが残る場合も。
場所によっては出血しやすいため、家庭での日々のケアが必要なこともあります。
また、大きなものには早急に治療が必要。
方法はレーザー治療のほか、副腎皮質ステロイド剤の内服・注射などを行うこともあります。


☆サーモンパッチ☆
額、まぶたの鼻寄りの部分、鼻の下など、顔の中心に見られる淡い赤色(サーモンピンク)のあざ。
平らで境界線がはっきりせず、帯状や逆三角形をしています。
遅くても3歳くらいまでに自然に消えていきます。


☆ウンナ母斑☆
サーモンパッチと大変よく似た淡い赤色のアザ。
平らで形状も似ていますが、うなじや後頭部の中心部分に見られるのが特徴。
やはり3歳くらいまでに自然に消えます。



★ 青アザ ★
メラニン色素が皮膚の深い部分(真皮)に出てくるもの。
真皮にメラニン色素が分散している状態です。


☆蒙古斑☆
日本人のほとんどの赤ちゃんに見られる、灰色がかった青いアザ。
腰やおしりに見られ、生後すから1ヶ月までに現れ、10歳頃までには自然に消えます。肩や足首などに出るものを異所性蒙古斑と呼び、良性ですが消えにくく、レーザー治療が必要な場合もあります。


☆大田母斑☆
生後数ヶ月から目の周り、頬、額、こめかみなどに広がっていくアザで、褐色がかっています。
女の赤ちゃんに多く、白目の部分や口の中に見られることもあります。(男:女  4:1)
自然に消えることはなく、濃くなる傾向があります。
早期のレーザー治療が有効です。
日本人に多く発生し国内だけでも推計70万人ほどの患者さんがいるといわれています。



★ 黒アザ ★


☆先天性色素性母斑☆
黒か褐色のアザで、大きさや形はさまざま。
小さなものをほくろ、大きなものを黒アザと呼びます。
アザの中では最も一般的なもので、3歳くらいから目立ち始めます。
自然に消えることはありませんが、放置しても大丈夫。
しかし黒アザが急に増えたり、変形したり、炎症を起こした場合は要注意。
悪性黒色腫(がん)の可能性があるので早急に医師の診察を。



★ 茶アザ ★


☆扁平母斑☆
茶褐色で平らなアザで、大きさや形はさまざま。 
境目ははっきりとしています。
生まれつきある場合と、あとで現れる場合とがあり、自然に消えることはありません。


☆カフェオレ斑☆
カフェオレのような淡褐色で、平らなアザ。
生まれたときや乳幼児期に、このアザが2~3センチ以上の大きさで6個以上みられた場合は医師の診察をうけましょう。
遺伝性の難病を発病する恐れがあります。










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