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2012年07月31日
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カテゴリ: 本の紹介



1章 クラウドとは
2章 クラウドの古さと新しさと主要企業
3章 マイクロソフトの戦略-ウィンドウズアズール
4章 グーグルの戦略-グーグルアップエンジン
5章 アップルの戦略-iTunes
6章 クラウドでも出遅れた日本

クラウドを舞台にした、巨人たちの戦い。

○クラウドの利点
・必要なときに必要なだけ使える。

・規模の経済→まとめて生産し、まとめて供給したほうが効率がいい

・クラウド⇔自給自足
・Iaas→ハードウェアのみ→アマゾン
・Paas→ハードウェア+OS→マイクロソフト、グーグル
・Saas→ハードウェア+OS+応用ソフト→アップル

○3社の戦略
・マイクロソフト→ローカルにデータを置いて運用することにおいて覇者
         ローカルとクラウドの併用を提案し、これまでどおりの使い勝手を提供する。
・グーグル→ローカルのデータをインターネットに上げさせようとしている
・アップル→クラウドの舞台で、携帯端末を押さえている。水道を引かせておいて、蛇口を押さえる。

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これらはいずれも、まとめることで個別リスクを分散し、安定供給を提供する。
しかし、2008年の金融危機や、2011年の福島原発事故などのように、不確実性から来る想定外の事故がおきたときに、やっぱり、自前で発電できたほうがいいとか、手元に現金があってよかったとかいうことになる。規模の経済は効率がいいという理由で、全面的に必要な資源の供給を依存することは、楽だけれど怖いところもある。日本の食料自給率の議論も、食糧を輸入した方が楽だけれど、供給が絶たれたときに大変なことになるという議論だ。
結局、クラウド的なものと、自給自足との最適バランスを探し続けるしかないんだろうな。

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最終更新日  2012年08月01日 00時02分53秒
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