スペインサッカー(リーガエスパニョーラ)情報★バルセロナ、レアルマドリッド、バレンシア、ベティス

2008年02月07日
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●GKネルソン・ジーダの後継者として、アドリアーノ・ガッリアーニがまた新しい選手に目を付けた。ジーダとカラッチを信頼しているというクラブの建前上のコメントとは裏腹に、ミランは来シーズンのゴールマウスを任せられる守護神を探している。フレイとボルツに続いて、スペインではディエゴ・ロペスの名前が浮上してきた。レアル・マドリー戦やバルセロナ戦での活躍など、今季はビジャレアルで素晴らしいプレーを続けている。

●バルセロナが来季に向け、ラシンのアルゼンチン代表DFガライの獲得を決めたようだ。シーズン途中のため正式発表はないと見られるが、既に『マルカ』紙は「獲得決定」と第一報を報じている。バルセロナがラシンに移籍金1425万ユーロ(約22億円)を3分割で支払い、選手と5年契約を結ぶとしている。
●6日に行われたフランスとの親善試合でスペインA代表デビューが確実視されていたバルセロナのFWボージャンは、試合直前に目まいを訴え急きょベンチ入りからも外れた。ボージャンは3日のオサスナ戦後から胃腸炎にかかり体調を崩した状態で代表に合流しており、その影響による目まいと推測される。A代表選手としての最年少出場記録(17歳と162日)もかかっていただけに、スペイン国内では試合の結果(1-0でスペインの勝利)や内容以上に「ボージャンのデビューはお預け」という報道が目立っている。スペインサッカー協会、ルイス・アラゴネス代表監督共に、ボージャンの父親の母国であるセルビア代表への扉を閉ざすためにも、早くA代表でデビューさせたい意向だ。そのため、けがさえなければ3月26日に行われるイタリアとの親善試合で再びボージャンを招集し、仕切り直しの代表デビューとなりそうだ。
●バレンシアが来シーズンに向けて、リボルノ所属のイタリア代表GKマルコ・アメリアに興味を持っているようだ。バレンシアはクーマン監督の下でカニサレスが構想外となり、現在はトップチームにヒルデブラント、モラの2名のGKがいる。しかし、モラの契約は今季限りで終了し、クラブは契約延長の意図を持っていない。そのため、フロントはGKの獲得に動いている。
●バレンシアはこの冬の移籍市場でバネガ、マドゥロ獲得に合計2000万ユーロ(約31億2000万円)を投じており、今季の補強総額は7250万ユーロ(約113億1000万円)に上る。それに対し、選手の放出で獲得した資金はタバーノ(→リボルノ)の600万ユーロ(約9億4000万円)のみ。移籍市場での収支面から見れば、欧州でトッテナム、レアル・マドリーに次いで支出額が3番目に大きいクラブとなり、その額はバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドをも上回る。ここに来て、ラファエル・サロム副会長は「来季に向けてトップサラリー制を廃止し、ビッグネームを獲得する」と公言しており、再びファン・デル・ファールト獲得のうわさも持ち上がっている。新スタジアム建設中のため、現在のメスタージャ・スタジアムの土地を担保に大きな融資を受けているバレンシアの羽振りの良さは明らかだが、その背後にある財政事情は不透明だ。





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Last updated  2008年02月07日 23時39分13秒
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