スペインサッカー(リーガエスパニョーラ)情報★バルセロナ、レアルマドリッド、バレンシア、ベティス

2009年02月16日
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●15日に行われたスペインリーグの試合で、レアル・マドリーはスポルティング・ヒホンを4-0で粉砕、ラウールは開始15分で先制点を決めて、アルフレド・ディ・ステファノのクラブ最多得点記録を更新する308ゴールを達成した。これでマドリーはリーグ戦8連勝とし、首位バルセロナとの差を10ポイントに縮めた。セビージャはエスパニョールと対戦、カヌーテの2ゴールで2-0で勝利し、3位に浮上した。一方、エスパニョールは残留争いのライバル、マジョルカがヌマンシアに1-0で勝利したため、最下位に沈んだ。ビジャレアルはラシン・サンタンデールと1-1で引き分け、トップ4への返り咲きのチャンスを逃すと、アトレティコ・マドリーもヘタフェに終盤追いつかれ、勝ち点2を失う形になった。
●グアルディオラ監督率いるバルサはこれでリーガ22試合負けなし。1973-74シーズンにマリヌス・ミチェルス監督時代の26試合負けなしのレコードまで4試合と迫った。第1節のヌマンシア戦に敗戦してからは、19勝3分け(対ラシン・サンタンデール、ヘタフェ、ベティス戦)と安定した強さを発揮している。ミチェルス監督時代のバルサにはクライフ、レシャック等を擁し、カンプ・ノウでR・マドリーに引き分け(0-0)以降、26試合負けなし(19勝7分け)の記録を残している。次節のバルセロナダービー対エスパニョール戦、続いてA・マドリー、A・ビルバオ、アルメリア戦で負けなければ26試合無敗という歴代記録と並ぶことになる。今シーズンは公式戦9試合で相手に先手を奪われながらも逆転勝利、又は引き分けに持ち込んでいるバルサ。先制しなければ負けてしまうという勢い任せのチームではないという証明だろう。CLや国王杯のような一発勝負の大会では勝負強さは欠かせない。今シーズンのバルサはまさに“本物”の強さと言って良いだろう。
●バレンシアのダビド・アルベルダは、チームの不振や選手への給与未払いなど、クラブが抱えている問題について自身の見解を述べた。アルベルダはまず、現在のチーム状況について次のように述べた。「長いシーズンの中で浮き沈みがあるのは当然だが、僕たちは今シーズンで最も苦しい時期を迎えていると思う。選手たちは皆、この逆境を乗り越える気持ちに満ちているにもかかわらず、なかなかこの悪い状況が変わってくれないんだ。結果が伴わないときは、チームの士気も落ちる。だが、僕たちはプロフェッショナルとして、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内でシーズンを終えるためにも、前を向いて戦い続けなければならない。もうこれ以上は耐えることも残っていないだろうから、今後についてポジティブに考えていけばいいだけだ。なぜなら、僕たちは今でも上位にいるのだから」
●レアル・マドリーのファンデ・ラモス監督は、4-0で勝利した15日のスポルティング・ヒホン戦で、主将のラウルがクラブ歴代最多得点となる309ゴール目を達成したことについて、その偉業をたたえた。「ゴールというのはチームの力で決めるものだ。だが、ラウルは毎年のように立派な成績を残し、称賛される存在だ。当分の間、彼を上回るような選手は現れないだろう。彼は常に最前線で戦い、堂々と勝負を挑むことでチームを引っ張ってきた。この偉業を心から祝福したい」
●レアル・マドリーの主将ラウル・ゴンサレス・ブランコは、15日に行われた対スポルティング・ヒホン戦で2ゴールを決め、レアル・マドリーでの通算ゴール数を309に伸ばした。それまでアルフレッド・ディ・スレファノが持っていた最多得点記録307を抜いて、歴代得点王としてクラブの歴史に名前を刻んだ。試合後、ラウルはインタビューに応じ、偉大な記録達成を達成したことに満足の意を表しつつも、さらにゴールを決め続けていくとの決意を新たにした。「記録には満足している。ついに偉大なディ・ステファノ氏を上回ることができたのだから。これからも、勝利のためにゴールを決め続けていきたい。今日は試合にも勝つことができたので、なおうれしい」





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Last updated  2009年02月16日 23時17分49秒
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