スペインサッカー(リーガエスパニョーラ)情報★バルセロナ、レアルマドリッド、バレンシア、ベティス

2009年04月05日
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●4日に行われたスペインリーグの試合で、首位バルセロナ、2位レアル・マドリーが共に勝利を収めて、両者のポイント差6はかわらなかった。今季はインターナショナルウィーク明けの4試合で3敗しているバルセロナだが、アウェイのバジャドリー戦ではメッシとアンリを温存しながら、そんな不安定さは微塵も感じさせず、立ち上がりから主導権を握った。すると、26分にエトーがチャビとのワンツーからネットを揺らし、これが決勝点となって1-0で勝利した。レアル・マドリーはアウェイでマラガと対戦、イグアインのゴールで1-0で勝利し、これでアウェイ6連勝とした。また、バルサと共にミッドウィークにチャンピオンズリーグ準々決勝が控える4位のビジャレアルはアルメリアのストライカー、アルバロ・ネグレドに手こずり、0-3で敗れた。3位のセビージャはカヌーテのPKによる1点で、アウェイでレクレアティーボを1-0で下した。
●週中にCL対バイエルン・ミュンヘン戦を迎えるバルサ。ハードスケジュールの始まりだ。5月27日にローマで行われるCL決勝戦まで進んだとするとなんと8週間で16試合をこなさなければいけない計算となる。3日に一試合という厳しい日程がバルサには待っているのだ。唯一バルサ選手が休めるのが20日にUEFA杯決勝が行われる5月18日~24日の週だけになりそうだ。今シーズンは3冠を狙うバルサにとってはどうしても避けられないことではあるが、グアルディオラ監督の手腕が問われるところだ。効率の良い選手ローテーションをしてしかも結果を残さなければいけない。念願の3冠を目指しバルサの本当の戦いがこれから始まる。
●ビジャレアルのスペイン代表MFサンティ・カソルラは、4日に行われたアルメリアとの試合で、64分に右足首を痛めピッチから退場した。その後の検査で右足の腓骨(ひこつ)を骨折していることが分かり、今季の残り試合への出場は絶望的となった。また、6月にスペイン代表が出場する南アフリカでのコンフェデレーションカップへの欠場も確実となった。
●4日のバジャドリー戦で苦しみながらも1-0の勝利を挙げたバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後の会見で、代表戦後の厳しいコンディションンの中、勝利をもぎとった選手たちをねぎらうとともに、堂々と正面から戦いを挑んできたバジャドリーの戦いぶりを賞賛した。「バジャドリーは激しくプレスを仕掛けてきたため、われわれは苦しい戦いを強いられた。代表戦を終えて戻ってきた選手たちは、厳しいコンディションの中でよく戦った。加えて、相手チームの選手たちにも敬意を払いたい。バジャドリーは、リーガ(エスパニョ-ラ)でわれわれから逃げずに勇敢に戦いを挑んできた唯一のチームだ。それだけに、この勝ち点3は大きな価値がある」
●レアル・マドリーのファンデ・ラモス監督は、1-0で勝利を収めたマラガ戦後に行われた記者会見で、「われわれは残り試合をすべて勝つしかない。そしてバルサ(バルセロナ)のミスを待つのみだ」と述べ、リーグ優勝に向けて一歩も引かない構えを見せた。また、アウエーのラ・ロサレダ(マラガの本拠地)での勝利について同監督は「アウエーでの難しい試合で、互角の戦いだった」との感想を口にし、代表戦の影響で厳しい戦いを強いられた中でのチームの戦いぶりをたたえた。





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Last updated  2009年04月05日 22時50分10秒
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