スペインサッカー(リーガエスパニョーラ)情報★バルセロナ、レアルマドリッド、バレンシア、ベティス

2009年07月04日
XML
●スペインのマルカ紙は2日、リヨンがレアル・マドリーに移籍することで合意したカリム・ベンゼマの代わりに、FWルート・ファン・ニステルローイ(33歳)の獲得を希望していると報じた。リヨンは当初同じオランダ代表のクラース・ヤン・フンテラールに興味を示していたが、ミランから興味を持たれているというフンテラールがリヨン入りを拒否したとマルカ紙は伝えている。
●バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、FWサミュエル・エトー(28歳)との契約延長交渉が決裂した悲しみを露わにした。マンチェスター・シティから巨額のオファーが舞い込んできたものの、エトーがジョゼップ・グアルディオラ監督の構想に入っていることから、クラブはエトーに対して2年間の契約延長を提案。だが、エトー代理人は、いかにバルサがエトーをひどく扱ってきたかを公表し──ラポルタ会長から二度、エトーは過剰人員だと言われたと主張──バルセロナのオファーを退けた。この結果、エトーは来年の夏にフリートランスファーで移籍するのではなく、今夏マンチェスター・シティへ加入することを余儀なくされそうだ。
●インテル所属のブラジル代表サイドバック、マイコン(27歳)の代理人が、レアル・マドリーからオファーがあるだろうと話した。
●アルビオルのプレゼンテーションを終えたR・マドリー。ベンゼマの獲得も明らかとなり、どんな大物が次の新加入選手となるかが注目されている。カカー、C・ロナウドも加え、外国人選手はすでに3人を獲得していることから、これまで交渉を続けてきたアルベロア、シャビ・アロンソといったスペイン人選手の獲得に動くとされるが、そんな中、移籍の可能性が無いとされていたバレンシアのシルバが再び獲得候補に浮上した。
●R・マドリーのホルヘ・バルダーノGMが「Punto Radio」のマイクに、このようなコメントを残している。「レアルは、まだ3、4選手を獲得する必要がある。最初はわれわれも仕事を急いでいたが、しかし今は落ち着いている。新たな選手を獲得するためにも、選手の放出も進めないといけない」
●ミランのMFアンドレア・ピルロに対して興味を持っているのは、前ミランのカルロ・アンチェロッティ監督が就任したチェルシーだけではなかった。スペインの「Marca」紙によると、アトレティコ・マドリーが、このイタリア代表の30歳の獲得に動いているという。
●UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長は仏紙『レキップ』に対し、今夏の移籍市場でレアル・マドリーが実現させている大型移籍について「常軌を逸脱している」と評し、同クラブが推し進める補強計画に一石を投じた。「レアル・マドリーは金融機関からのバックアップを受けて、(クリスティアーノ)ロナウド獲得に支払った移籍金を捻出(ねんしゅつ)したのだろう。だが、個人的な意見を言わせてもらえば、1人の選手にどうやったら8000万ポンド(約129億円)も費やすことができるのか理解できない。何か腑に落ちないところがあるのは確かだが、クラブにそれだけの金額を払う経済力がある以上、私には肩をすくめるしか方法はない」
●バレンシアからレアル・マドリーへ移籍したラウル・アルビオルの入団発表が2日、サンチャゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われ、約7000人のファンが詰め掛けた。入団発表の場では、同選手の背番号が2009-10シーズンの復帰を断念したルベン・デ・ラ・レッドが付けていた18番になることも合わせて発表された。その後に行われた入団会見でアルビオルはレアル・マドリー入りしたことへの覚悟と責任の重さについて語り、名門のユニホームに恥じない活躍を誓った。「レアル・マドリーのために死ぬ気で戦う。チームを助けるためにあらゆることをするつもりだ。責任を持たされるのはいいこと。ここでの要求が高いことは承知の上だ。僕はここで努力して、レベルアップしたいという強い意欲を持ってやってきた。新シーズンは、個人としてもチームとしてもいいシーズンにしたい」
●「リヨンでベンゼマは税込み450万ユーロ(約6億円)の給料を受け取っていたが、レアル・マドリーでは年俸850万ユーロ(約11億4000万円/月給で手取り70万8000ユーロ=約9500万円)ほどになる可能性がある」というオーラス会長の言葉を紹介している。同会長はまたそこで、「ベンゼマの譲渡には心をえぐられる思いがした」と告白。「それは感情的な悲劇」だったと語っていた。

●レアル・マドリーへの移籍が決まったカリム・ベンゼマは2日、2008-09シーズンまでプレーしたオリンピック・リヨンの練習場でチームメート、テクニカルスタッフに別れを告げた。ベンゼマは来週まで休暇を取り、その後にスペイン入りしてレアル・マドリーの選手としての入団会見を行う予定だ。本人は入団を目前に控え、「レアル・マドリーでプレーするのが子供の時からの夢だった」と告白している。
●バレンシアとブラジル人MFエドゥは3日、契約を解除することで合意に至った。2005-06シーズン以来4年間をリーガ・エスパニョーラのバレンシアで過ごしたエドゥは、自らクラブのフロントに契約解除の交渉を持ち掛けたという。退団に際し本人は「バレンシアでの生活に別れを告げるのは残念だ」と述べ、長年慣れ親しんだ町との別れを惜しんだ。
●セビージャはミランからブラジル代表FWルイス・ファビアーノへの第1回目のオファーを拒否したようだ。ミランがセビージャ側に提示した金額は1800万ユーロ(約24億円)と見られており、セビージャが契約解除のために設定している違約金3000万ユーロ(約40億2000万円)とは程遠い金額となっている。とはいえ、セビージャはルイス・ファビアーノのミランへの移籍に関して、交渉次第では違約金以下の金額で売却することも念頭に入れているという。
●レアル・マドリーはスペイン代表MFシャビ・アロンソの獲得をあきらめてはいないようだ。だが、リバプール側が要求する移籍金が高額であることに加え、アロンソ自身も年俸600万ユーロ(約8億円)を希望していることから、交渉は停滞していると見られる。レアル・マドリーは、当初は移籍金2000万ポンド(約31億6000万円)でオファーを提示したが、ここに来て3000万ポンド(約47億4000万円)まで条件を引き上げるかわりに、スペイン代表DFアルバロ・アルベロアの譲渡を要求したと見られている。だがリバプールは、シャビ・アロンソ単独で移籍金3500万ポンド(約55億3000万円)という条件を譲るつもりはないようだ。これによりレアル・マドリーは、シャビ・アロンソ獲得のための最終手段として、リバプールのラファエル・ベニテス監督が注目しているとされるFWアルバロ・ネグレドの譲渡を含める条件で、オファーの見直しを検討しているもよう。
●ヘタフェのスポーツディレクター(SD)であるトニー・ムニョス氏は3日、カカの弟で、現在ミランからベルギーのスタンダール・リエージュに期限付き移籍中のセンターバック、“ジゴン”ことロドリゴ・イゼクソン・ドス・サントス・レイチから同クラブへ売り込みがあったことを明かした。兄のカカがレアル・マドリーへ移籍したことで、ジゴンもできるだけ兄と近いクラブでプレーしたいという希望を持っているようだ。
●日本代表MF中村俊輔のエスパニョルへの入団発表が13日の正午(現地時間)から行われることが決まった。同クラブによると、入団発表が日本へ中継されることを考慮し、この時間から行うことにしたという。まだ詳細は明らかになっていないが、通常の入団発表よりも大掛かりなものになるとのことだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年07月04日 21時47分55秒
コメント(0) | コメントを書く
[リーガエスパニョーラ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: