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カテゴリ: 言葉
今日は、ちまたで話題の「ゴッゴル」について思ったことをこれから書きます。


************

「ゴッゴル」というのは、第1回SEOコンテストのキーワードなのです。
詳細は こちらに 。

開催前にはグーグルの検索でヒット0件だったキーワード「ゴッゴル」について、コンテスト最終日に「ゴッゴル」で検索して上位に上がったサイトを表彰するというイベントだそうです。
楽天ではあまり嵐は吹いていないようですが、検索してみると、ものすごい勢いで増殖しているのがわかります。
でも、「ゴッゴル」って、1ヶ月前まではヒット数0のキーワードだったんですよ!


が、自社サイトにSEO対策は大変重要でもありますから、注目すべき試みではあり、そのうち新聞やテレビにも、この狂乱ぶりは取り上げられることでしょう。

私はコンテストに参加する気持ちはもちろんなくて、(そういう技術もないし)ただ、選ばれたキーワードにすごーく感動しました。

ゴッゴル。

なんて、このコンテストにふさわしい語感なのでしょう。
初めて「ゴッゴル」に触れたサイトを見たとき、私は笑いが止まりませんでした。この真面目と不真面目の境にあるような、怪獣のごとき言葉。それもグーグルをもじっていることも疑いようもなく。

この言葉を選んだ主催者のセンスにただただ脱帽しました。
この語でなかったら、ここまで発展することもなかったかもしれません。

この前の日記で取り上げた『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』という本から一部引用させていただくと、

「濁音は、とにもかくにも「オトコ子ども」の好きな音。昔から怪獣の名前と漫画雑誌の名前は濁音が成功すると言われて久しいが、その背景には、生殖可能期間中のホルモンバランスの男子を興奮させるサブリミナル・インプレッションがあったのである。」(135ページ)

ゴッゴルは、ぴったり。
この、ざくざくと増殖していく語感は、まさにこのコンテストの趣旨にふさわしい。これが「コークル」「ソークル」では、こうはいかない。


先週土曜日のテレビ、「日本一受けたい授業」で、上記の著者の黒川伊保子さんが、ゲストのなかで一番「もてなさそうな男性の名前」で「有田哲平」を挙げてました。

「てっぺー」という語感が、頭をぱちんとこづいて、なおかつ「ぺっ」と唾棄するような印象があるんだそうな。なるほど。年上からは可愛いがられるそうな。なるほど。

そーなんです。「てーぷおこし」も同じなんです。
「てー」の部分に「へぇ」という軽侮や軽蔑のニュアンス、そして、「ぷ」で締めることから受ける、かるーい印象。
私は、どうもそれが好きになれません。



でも、ん?なんのこと?と思われる方は、 なぜ録音反訳? を読んでくださると嬉しいです。
私は「録音反訳(ろくおん・はんやく)」という言葉の認知度を上げるために、1年以上もこんなことをずっと書いてます。
自分でもよーやると思います。

だってね、私が昔「サーチャー」(情報検索技術者)という資格を取る勉強を始めたときも、きっかけは、「ケイコとマナブ」に出ていた、頬杖をついたアンニュイなOLの脇の一言。

「サーチャーにでもなってみようかな」

というたった1行のコピーがきっかけだったんです。ほんとに、それだけで資格取得のスクールに通い始めてしまったんです。

ことほどさように、名前やコピーって、大事なもの。
また、いつもの話になっちゃいましたね。

明日は、すさまじい勢いで増殖する「ゴッゴル」のヒット数のことから思うことを少し。





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Last updated  2004年11月12日 12時56分59秒
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