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2005年04月11日
テーマ： テープ起こしってこんなかんじ(501)
カテゴリ： 言葉
さ、お花見はもうおしまいです。静かにしてくださいまし。
シーッ。
では、今日はシについて考えます。
死の悩みほどの深刻なものではないが、少し眠れなくなるほどのシの悩み。
座して同じ仕事をする方なら、一度は感じたことのあるお悩みではなかろうか。
いえいえ、ひさや大黒堂じゃないですぞ。
看護シ（男性）、看護シ（一般）、介護福祉シ、保護シ、歯科技工シ…。
士・師、ときには司。いろんなシがあるものである。
この使い分けはどのようにされているのでありましょうや。
２．中堅の役人層。
３．知識人。のち広く、学問や知識によって身をたてる人のこと。
４．身分で、士・農・工・商の４階層の最上の層、官僚の母体となる知識人の層。
５．士師（昔の司法官）の略。
６．りっぱな男子。「人士」「壮士」
７．兵隊、近代は特に、士官のこと。
（日本語特有の意味として）
１．さむらい。武士のこと。
２．一定の職業、または資格のある人。「弁護士」「代議士」
師…１．いくさ。集団をなした軍隊。
２．おおぜいの人々。
４．～とする。（動詞）先生とする。手本として学ぶ。「師事」
５．昔の音楽や礼儀の専門家。
６．芸に通じた親方。「画師」「薬師」
７．周易の六十四卦の１つ。多くの人を統率する意を示す。
司…１．（動詞）つかさどる。役目を担当する。
３．役目の名。
４．役所。
（日本語特有の意味として）
１．つかさ。役目の名。
２．「下司」とは、下役人の意から、転じて、卑しい者の意。
以上「漢字源」より引用しましたが、（一所懸命引用したが、だれもがすっ飛ばして読んだのではなかろうか）余計に違いが判然としなくなってきました。
特に厚生労働関係の文書は要チェック。一つの文の中に「看護師」と「児童福祉司」「社会福祉士」…。
子供とかかわるから「司」なのかなあと思うと、「保育士」だったりする。もう混乱。行政用語において、どのように使い分けがされているのか、きちんと整理されたものはあるんでしょうか。
一覧表があるといいなあといつも思います。（自分でつくれよと言わないで～！）
以前、日本ぺんぎんさんが「同音異義語」ならぬ「同音似義語」と書いておられましたが、ほんとにそのとおり。
特に行政文書ではこの混在が甚だしく、入念な確認が必要だったりします。
こうして整理してみると、ひとくくりに「同音異義語」といってますが、
・意味の似ていて混在しやすい「同音異義語」（保障・保証など）と、
・出現頻度が似ていて混在しやすい「同音異義語」（一貫・一環、異義・異議など）←過去日記で触れてあるのでトラックバックします。
の２パターンがありそうだなって思います。
この両者の切り分けも、曖昧といえば曖昧ですね。
自治体の議事録にかかわった後は、いつもこうした同音異義語のことばかりが頭に残ります。
この仕事って、もちろんそれだけじゃないんですが、基本の基本ということで。
さて、明日も、言葉の話題。
シーッ。
では、今日はシについて考えます。
死の悩みほどの深刻なものではないが、少し眠れなくなるほどのシの悩み。
座して同じ仕事をする方なら、一度は感じたことのあるお悩みではなかろうか。
いえいえ、ひさや大黒堂じゃないですぞ。
看護シ（男性）、看護シ（一般）、介護福祉シ、保護シ、歯科技工シ…。
士・師、ときには司。いろんなシがあるものである。
この使い分けはどのようにされているのでありましょうや。
２．中堅の役人層。
３．知識人。のち広く、学問や知識によって身をたてる人のこと。
４．身分で、士・農・工・商の４階層の最上の層、官僚の母体となる知識人の層。
５．士師（昔の司法官）の略。
６．りっぱな男子。「人士」「壮士」
７．兵隊、近代は特に、士官のこと。
（日本語特有の意味として）
１．さむらい。武士のこと。
２．一定の職業、または資格のある人。「弁護士」「代議士」
師…１．いくさ。集団をなした軍隊。
２．おおぜいの人々。
４．～とする。（動詞）先生とする。手本として学ぶ。「師事」
５．昔の音楽や礼儀の専門家。
６．芸に通じた親方。「画師」「薬師」
７．周易の六十四卦の１つ。多くの人を統率する意を示す。
司…１．（動詞）つかさどる。役目を担当する。
３．役目の名。
４．役所。
（日本語特有の意味として）
１．つかさ。役目の名。
２．「下司」とは、下役人の意から、転じて、卑しい者の意。
以上「漢字源」より引用しましたが、（一所懸命引用したが、だれもがすっ飛ばして読んだのではなかろうか）余計に違いが判然としなくなってきました。
特に厚生労働関係の文書は要チェック。一つの文の中に「看護師」と「児童福祉司」「社会福祉士」…。
子供とかかわるから「司」なのかなあと思うと、「保育士」だったりする。もう混乱。行政用語において、どのように使い分けがされているのか、きちんと整理されたものはあるんでしょうか。
一覧表があるといいなあといつも思います。（自分でつくれよと言わないで～！）
以前、日本ぺんぎんさんが「同音異義語」ならぬ「同音似義語」と書いておられましたが、ほんとにそのとおり。
特に行政文書ではこの混在が甚だしく、入念な確認が必要だったりします。
こうして整理してみると、ひとくくりに「同音異義語」といってますが、
・意味の似ていて混在しやすい「同音異義語」（保障・保証など）と、
・出現頻度が似ていて混在しやすい「同音異義語」（一貫・一環、異義・異議など）←過去日記で触れてあるのでトラックバックします。
の２パターンがありそうだなって思います。
この両者の切り分けも、曖昧といえば曖昧ですね。
自治体の議事録にかかわった後は、いつもこうした同音異義語のことばかりが頭に残ります。
この仕事って、もちろんそれだけじゃないんですが、基本の基本ということで。
さて、明日も、言葉の話題。
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