あたしはあたしの道をいく

2007.08.21
XML
カテゴリ: 本@浅田次郎
明治初期の混乱期に絞った、浅田次郎短編集。





幕末から明治初期にかけての時代は、日本における価値観の全てが根底から覆される、

文字通り混乱、或いは動乱の時代だった。

混乱を極めた時代だからこそ、たくさんの偉人が生まれ、時代を作っていった。



『蒼穹の昴』に友情出演(?)の伊藤博文しかり。

『壬生義士伝』の新撰組しかり。

『天切り松闇語り』にちょい出演の山県有朋しかり。

時代に名を刻んだのは、たくさんの志士の中の、ほんの一握りの傑物だったに違いない。



が、この本で語られるのは、いずれも時代の流れの中に取り残され、





こんな侍がたっくさん、居たんだろうなあ。

華やかな偉人伝ばっか聞いてちゃ、時代ってのは分かんないよねえ。



浅田次郎らしく(?)、泣きのツボあり。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.21 12:25:09
コメントを書く
[本@浅田次郎] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: