あたしはあたしの道をいく

2007.08.21
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やっと見つけた~♪♪







手塚治虫、ぢつは私、苦手意識があります。

いや、スゴイ人だっつーのは分かるんだけどさ、好みじゃないのよ。

絵とかコマ割とかがさ、単純に、好みじゃない。

だから敬遠傾向にあるんだけど。

ナチス政権下のドイツについて知るには、やっぱコレかなー……と。

『アウシュビッツで考えたこと』がさっぱ分かんなかったのが、悔しかったんだよね~(笑



さて。

『アドルフに告ぐ』





さくっと、第二次世界大戦の狂気について、頭に入ってきます。

各章の終わりに、その年にあったことが表になって書かれてたりして、分かりやすい。



あたし、広島という反戦の象徴的場所に住みながら、

第二次世界大戦に至る経緯をまーったく知らないのよね。

歴史の授業中、寝まくってたとしか思えないくらい、無知っ!



勿論、ポイント的には分かる。

広島に育ちながら、ヒロシマと無縁で居ることは不可能だしね。

ここ何年か、戦争映画が話題になってるしさ。

オシリが痛くなるまで見続けても終わらない、『ショア』なんて映画も見たしさ。

浅田次郎とか、森村誠一とか、戦時中を題材にとった小説読んだし。



だけど、点が線になって繋がっていかないっつーか。





でも、この『アドルフに告ぐ』、重いわあ。

フィクションである以上、創作もかなり含まれてるはずなんだけど、すっごく重い。



独裁者、アドルフ。

ナチスに組み込まれ、ユダヤ人絶滅の陣頭に立っていく、アドルフ。

その親友でありながら、ユダヤ人のアドルフ。





AC関連本ではよく書かれているんだけど、アドルフ・ヒトラーもACなのね。

『アドルフに告ぐ』の設定どおり、ユダヤ人の血が入ってたかどうかは別として、

天才的独裁者が作られた下地に、複雑な出自と機能不全家庭があったのは確かなんだよね。

ACヒトラーについても、軽く触れられてる。



色々考えさせられること、多すぎ。

良かったから一気読みしちゃったけど、すげえ疲れた(笑








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Last updated  2007.08.21 12:29:30
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