あたしはあたしの道をいく

2008.04.18
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カテゴリ: 本@浅田次郎

極道放浪記(2)

前に読んだ、『 極道放浪記 1 』の続編。

浅田次郎の若き日の、暴露話の書。



が。



なにぶん、縁の無いセカイの話なので、面白くてたまらない。

執行猶予は3年以下の刑に対してしかつかない、なんて知ってた?

アメリカの裁判と日本の裁判の違い、なんて考えたことある?

留置所の中の生活がどうなってるかなんて、聞いたことある?



ほえーーーーーーーーーーー!!!!(感嘆







し・か・も。



先に、プリズンホテルを読んじゃってるから、

あの小説のアレコレが、フィクションとノンフィクションの構築だなんて分かって、

すっごく面白いの!



そんなのアレコレを、浅田次郎特有の絶妙な語り口で書かれてさ、

のめりこまないわけ、無いじゃない。

珍しく、連続2回読んじゃったわよ。

読み返しはしばらく間を置く、のあたしが、即読み返しよ。



後書きには、諸般の事情からチャラけた感じにしか書けなかった、

関係者や遺族の方に申し訳ない、なんて書いてはあるけれども、

節々に含蓄のある、浅田節健在。





はー。

プリズンホテル、読みたくなっちゃったー!

なのに私、プリズンホテルは図書館貸出で読んだから、持ってないのよね。

ちょっとあの時期、倹約に目覚めてたからさー。

思えば、自分に合わないことをしたもんだわー。





しばらく、新選組にハマってみたり、源氏にハマってみたりしたけど、

そういえば、今年の目標は「浅田制覇!」だったんでした。

たぶん、今のあたしに合うのが、浅田次郎なんだろうなあ。



過去、森瑤子制覇、井上靖制覇、遠藤周作制覇、北杜夫制覇、村上春樹制覇、

なんて、制覇を目論んだ作家さんは何人か居るけれど、

ある日突然「マイブーム」が去っちゃって、読めなくなるのよね。

今まで制覇をもくろんだ作家さん、結局一人も制覇出来ていないし。

浅田次郎は幅が広いから、少々じゃ波は去らないと、何となく思ってるけど、

それでも、過去の傾向と対策からすると、波に乗って制覇しちゃうのが良いのよね。



あー、そういえば。

私ってば、熱しやすく冷めやすい人なんでした >自爆

冷める前に読まなくっちゃー!








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Last updated  2008.04.18 11:50:08
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