あたしはあたしの道をいく

2009.11.11
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カテゴリ: 親バカ日記
日曜日の話。



地元の祭りに出かけたタロウが、ばったりAくんと出会い、

久しぶりにAくんが遊びに来ました。



Aくんのことでは、またちょっと「・・・・・・」と思うことはあったのですが、

それはさておき。



タロウとAくんは仲良く遊んだのですが、どうしてもハナコが一緒に遊べない。

性差によるものなのか、小学生と保育園の壁なのか、どうしてもダメ。



なので、ジロウが寝てしまったのを良いことに、

ハナコと一緒に、実家の犬の散歩に出かけました。



あまりアクティブには動けません。

なので、散歩もずいぶんゆっくりとしたものです。



犬は私が引き綱を持ち、ビビリのハナコは私たちからちょっと離れて、

付かず離れず、といった感じでゆっくり30分ほど、歩きました。



そして、気付いたのですが。



私、ハナコと一緒の時間を持ってなかったなあ・・・・・・。



どこで読んだのだったか、

「子どもがかわいいと思えません」という母親の悩みに、

「可愛がらなければ、かわいいと思えないものです」というような回答があって、

それってどーよ、と思っていたのだけれど。



その記事、当たってるよなあ、とイマサラながらに実感。



私の意識はタロウとジロウに向かっちゃっていて、

自己主張の強いハナコのことを疎ましく思うことが随分あった。

そう、かわいいと思えないっていうより、疎ましいってのが近い。



だけど。

短時間ながら一緒の時間をすごして、



私はハナコのことを、とても愛おしいと感じた。



「おかあさん」と呼ぶ声も。

ちょっと頼りない走り方も。

くるくるとよく動く目も。

言葉の一つ一つ、動作の一つ一つが、かわいくて仕方が無かった。



その気持ちは、2日経った今も、持続している。

タロウが一緒の時には、ハナコはタロウと遊ぶのに忙しく、

ジロウが一緒の時には、私がジロウの世話に忙しく、

ハナコと一緒に過ごすことはあっても、気持ちが寄り添うことが無く。

私の意識がハナコだけに向かうこともなく。



これではハナコはより声高に自分の存在をアピールするしかない。

私は、そんなハナコの強すぎる自己主張が疎ましくてならず、

悪い連鎖が続いていたのだと、やっと分かった。



花に水をやる。

水のやり方が適切なら、きっとすばらしい花を咲かせるだろう。

でも、水が多すぎても少なすぎても、草花は枯れてしまう。



愛情の掛け方も、きっと一緒なのだ。

手をかければ手をかけただけ、かわいくなる。

でも、手のかけ方を間違えると、健全な成長が阻まれる。



難しいね。







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Last updated  2009.11.11 13:36:26
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