2004年06月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、鶴田のお客様から襖の見積もりをして欲しいとの依頼を受けて、早速行きました。

こちらは、数年前にも、網戸の張替えで、お世話になったことがあり、

「網戸の安い仕事にもかかわらず、しっかり良い仕事をしてくれて嬉しかったので、また頼みました。」

とのお話に、嬉しくなり、今回は襖の張り替えということで、また、良い仕事をしたいという
気持ちでいっぱいになりました。
張替えは、お座敷、2Fの部屋、おばあさんの部屋の3箇所で、それぞれに柄を変えたいとの事で
色々と提案をさせて頂きました。
襖の見本帳を前にして、まずはお座敷きですが、お客様が来られる事が多いので、高級感を出したい
とのことで、細かい糸入りの強い襖紙を選ばれ、柄は、すそ柄で、品の良い優しい柄に決められました


落ち着いているのですが、すその柄は変っており、仕上がりが楽しみです。

2階は、人の出入りが余り無いとのことで、安いプリント紙で総柄の明るい物になり、早速預かりました

帰ると、まず板戸の襖紙を霧吹きで湿らせ、剥ぎ取り、乾燥、サンドペーパーで細かいクズをこすり
取り、下地作りに、1枚下張りをします。
これにより、下地が綺麗になり、本張りの紙にシミやあくがでにくくなるのです。

手間は倍以上かかりますが、仕上がりと、長持ちさが違ってくるのです。
また、お座敷に張るような、特別高級な襖紙を使用する時などは、大変気を使い、下見に時間を
かけるのは勿論、すそ柄の柄合せや、糊の濃度、水糊を塗った後の時間の置き方、張るタイミング
など、緊張の連続で、それだけに、仕上がりは最高の物になります。

昼は天気が良く、乾燥していて、乾きが早く、作業の妨げになるので、下地作りや準備作業に
当て、本格的に、張る作業は、夜か、早朝となります。

安心出来ません、乾燥具合や、紙の収縮具合、糊の具合では、失敗することもあるからです。

ここ数年は、そのようなことはないのですが、緊張感はずっと変りません。

今回も最高の仕上がりとなり、お客様も、自分が選ばれた襖紙の材質と柄の選択に、えらく喜ばれ

「やっぱり、この柄は栄えるわね! 襖屋さんの仕上げも流石だわねぇー。」

とお褒めの言葉を頂き、最高な気分で、帰ることが出来ました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年06月13日 07時43分42秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

畳屋ケンちゃん

畳屋ケンちゃん

お気に入りブログ

バナナマンの秘密基… バナナマン♪さん
波乗りオヤジのスロ… 波乗りオヤジさん
ヤラレル前に手を打… ガラスのおまわりさんさん
たたみの神田 たたみのプーさん
たたみボーイの36… たたみボーイさん

コメント新着

海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/wup36wu/ 俺…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/m7mzpbk/ ア…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: