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私の住んでいる町、南区の屋形原は都心にも行きやすく、山などの自然に触れ合うにも近く私自身、大変住みよい、いい環境だと思っています。ただ、交通面が悪く、バスレーンなどを設けてないバス停が多いため、車の渋滞を起こしやすくそれでなくても、道路の車線も少ないため、屋形原の辺りから花畑方面は込み合います、近頃は、バイパスが裏手に出来て、かなり通勤車の量がそちらを通るため、少なくなりました。近くに野多目インターも出来て、都市高速、九州自動車道路のアクセスも格段によくなりました。南区にも、少しずつ近代化のイメージが湧いてきたのですが、街を見てみると、活性化が無く数年前まで、中尾商店街と呼ばれるまでに、活気ついていた町並みと人の多さが、今では、近くのストアー3店と頑張っている、商店街の数店、出店、飲食店、パチンコ店などがあるだけであとの殆どの、アーケード街はシャッターが下りたままの状態で、賃屋の札が張ってあるのです。私が子供のころなど、この辺りを夕方、お使いで行けば、人ごみで時間がかかるし、レジでもかなりの行列で並ばねばならず、行くのを嫌がっていたものでした。今考えてみれば、肉屋さんでも、魚屋さん、八百屋さんでも何店もあったのに、それでも活気があり商売が成り立っていたのを思うと、当時は車もそれほど無く、徒歩がほとんどで、ディスカウント店なども無く、皆さんが組合などを作っており、価格などや商品に関しても相談したりして共存、共栄されていたのだと思います。他所からの参入に関しても組合の強い団結力があったと思われ、何とか食い止めて来られたのだと思われます。しかし、時代の流れに伴い、物流のスピード化、価格競争、を大型店が打ち出し、組合でも歯が立たずお客様も、そちらに押し寄せ、昔ながらの、顔なじみ、おひいき様。お得意様という、人情味溢れる商店街はなくなりつつあり、その大型店ですらライバル店の出現でうかうか出来ない状態なのです。この街を歩く度に何とか、昔のような活気のある商店街にもどらないかなぁ~と思う私なのです。
2004年07月23日
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私は「犬童たたみ・ふすま店」で働き始めて22年目になります。高校を卒業して、先代である父の跡を継ぎながら3年間、畳の訓練校に通い、1級技能士を取りました。その後も、時間があれば先代が、本格的に始めてなかった、クロスの仕事も専門店に修行に行き数年後、クロスも技能士の資格を取る事が出来ました。先代は中学卒業後、熊本県玉名市の畳店で修行して、福岡市南区の今の場所に店を構え、同時に福岡市西区の襖店の知合いに襖の技術を習いに行って習得して「犬童たたみ・ふすま店」になりました。当時は高度成長期で、建築物がどんどん立てられる時代で、畳、襖なども需要が多く夜な夜な、職人さんを入れて遅くまで畳を製作していた先代を、子供ながらに覚えています。まだ、畳を製作するのに機械も無く、ほとんどが手作りで一針一針手縫い作業をしていました。その様な時代に仕事をこなしていた、先代夫婦を今でも誉めてくれるお客様が沢山おられます。仕事の電話があり、行ってみると、まず先代の事を聞かれます。私が、今の先代の状況をご説明して、仕事に入り、終了した後、お茶を出されて一息するとお客様から、当時の先代との付き合い始めのことを良く話されます。「あなたのお父さんは、とにかく仕事の虫で、仕事さえしていれば幸せな方でしたよ」とか「大きな家具なども、いやな顔一つせずに動かして、畳を新しくしてもらい、嬉しかった 事を今でも、思い出しますよ」などと、数十年前のことを、つい最近の事のように誉めてもらえます。何と嬉しいことでしょう、そして幸せなのでしょう。このように、お世話になった、お客様の心に深く残る仕事が出来る職人として先代を私は誇りに思っています。そして、そんな先代からのお付き合いのあるお客様や、これからのお客様に「犬童たたみ・ふすま店」のあゆみを知ってもらい為と、これからの意気込みを知ってもらいたいために、一枚の印刷物を製作しました。それには先代が修行時代の事、お客様とのお付き合い、私たちの励みになるもの、これからのお客様に対する気持ちなどを、当時の先代の写真や、私たちの写真を織り交ぜながら、「こんな畳屋ですよ」とお客様に分かりやすいようにしました。これからもお得意様であるお客様やこれからお付き合いの始まるお客様にお渡しして少しでも私たちや先代のことを知ってもらい、畳や襖のことに関心を持ってもらえたら嬉しいです。これからも、お客様が安心して畳や襖が注文頂けるように色んなアイディアで分かり易くなるよう、頑張って製作していきたいと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
2004年07月19日
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先日、畳の表替えのご予約を頂いた、中尾のお客様宅へ、畳をお預かりにカミサンと向かいました。いつもは、奥様が、居られるところが、ほとんどなのですが、今回は、旦那様も一緒におられて軽トラックを駐車する所から、家具の移動まで、いろいろと指示を出していただき、珍しい出来事に、私たちも、言われるがままに、動いてしまいます。合間に、世間話もしながら、湧き合い合いで、畳をはぐり終わり、気持ち良く、工場に戻り表替え作業をする事が出来ましたが、なにぶん、この暑さで、バテ気味の私にはこたえます。しかも、畳もしっかりと重たい畳床なので、大変です。何とか仕上げ終わり、お昼からの配達になりましたが、またもや旦那様が手伝ってくれましたのではやく、敷き込むことが出来、助かりました。「いやー、綺麗になりました、暑い中大変でしたね。」と旦那様から、ありがたいお言葉まで頂き、気持ち良く終わる事が出来ました。これからは、暑さとの戦いになりそうです。
2004年07月18日
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フチを打ち終わると、最後は、引き手の取り付けに入ります。外は、もう真っ暗で、かなり遅くなっていますが、最後の行程なので、もう一息で終わります。引き手は、小さな釘2本で襖に止めるのですが、元の位置にはめても止まらないので少しずらして、止めます。引き手の周りをカッターで、綺麗に切り抜き、硬くなく、緩くない程度に調節してはめ込み釘を打って、止め付けます。この作業は、常に中腰なので、キツイのですが、引き手が付いて、仕上がった襖は引き締まり立派になるのです。仕上がって一晩乾し上げる作業も、気をつけないと、大変です。襖を干し上げる、向きによっても、ソリが入り、このまま乾燥すると、襖同士が、擦れあったり壁に擦れたりと、失敗しかねません。気をつけて、順番通りに、向きを考えて、並べて乾かした状態にして、今日の作業は終わります。後片付けを終わらせ、最後に角シワや、汚れなどのチェックをして、完全終了です。1日襖を張り上げる作業をしていると、腰が痛くなり、次の日にも相当こたえるのですが、綺麗に仕上がっている襖の数々を見ていると、疲れも飛び、早く、お客様のお宅へ、建て付けて喜んで頂きたい、という気持ちになります。まだまだ、お客様のお宅に立て付けてからの作業や、しなければならない行程もあるのですが必要に応じてしなければ、ならないことも多く、主な襖張りの作業工程はこんな感じです。
2004年07月17日
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その様な行程が、数時間続き、暑い昼間の真っ只中、工場を締め切り、その中での襖張りの作業は進んでいきます。締め切って、襖張りをしないと、乾きが早く、紙が引っ張って上手く仕上がりません。天候が良い時などは、霧吹きなども行いながら、様子を見ての作業も必要となります。時々は前に張り上げた、仕上がっている襖もチェックもかかせません。紙の種類や、糊の濃さなどで、仕上がりに違いがでてくるからです。そんな甲斐もあってか、仕上がりは良く、順調に、張り上げの作業は進み、夕方頃には、何とか仕上がりました。この作業が、始ると、途中で止めるわけにはいかず、遣り上げてしまわなければなりません。糊を使う作業なので、途中で休む訳にはいかないのです。襖を張り上げると、休む間も無く、フチを打つ準備にかかります。襖の周りについていりるフチを外しておいた物に、打ってある釘を母が、合間に反対に打っておき襖が張り上がった後に、フチが打てるように、準備してくれてます。最初に張り上げて、乾いている襖から順番にフチを打ち付けていきます。元の位置にキチンと打っていき、必要に応じて、長さを調節したり、出したりします。この作業は、襖をお客様のお宅に、襖を建て付けた時の、隙間調節になるのです。元の位置に分かるように、番号をみて、打ち付けて、フチが、ゆるい時には、釘を多めに打ち付けてしっかりと、止めます。 続く
2004年07月16日
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襖紙の裁断が、襖仕事の中で、一番神経を使う行程になります。襖紙の、伸び縮みを頭に入れておかないと、張る時に大変な思いをしてしまいます。何とか、裁断の作業も終わり、下準備は完了、襖張りの準備にかかります。まず、2種類の糊を作ります。1つは、襖紙のフチにつけて、紙を襖に貼り付ける、「硬い糊」もう1つは襖紙を柔らかくして伸ばすための、「水糊」糊の濃さや薄さは、紙の種類や、襖の状態で変ってくるので、経験が物を言います。それらが終わると、張る準備に取り掛かります。作業台に、古新聞を敷き詰め、裁断しておいた、襖紙を小さい順に置いていき、その順番に襖も壁に立てかけていきます。準備が終わると、作業場の中の窓や入り口を締め切り、乾燥しないように、水をまいたりします。水糊を襖に塗り、よくハケで、伸ばしていきます、程よく伸びたら、フチに硬い糊をハケでつけていくのですが、紙をづらさないように、気をつけながらつけていきます。水糊の乾き具合を、見計らって、受け紙を貼り付けていきます。そして、仕上げの硬い糊を再度つけて、立てかけておいた襖に貼り付けます。襖を張り、4角を決めたら、撫ぜる刷毛で撫ぜながら伸ばしていきます。 続く
2004年07月15日
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本日は、昨日、屋形原のお客様の畳仕事が終わった後、襖の張り替えも頼まれていたので2日お預かりで、今朝から、その作業に追われていました。まず、引き手や、取手を丁寧に外して、外回りのフチを外します。この際に、自分で分かるように、番号などをフチの上に書いておきます。そうでないと、後からフチを打って仕上げる時に、分からなくなるからです。フチを外し終わると、襖の状態によりけりですが、調節をします。今回の襖は、前の襖職人さんが、襖紙を重ねて張っていて、数枚の襖紙が、重なって襖を開け閉めする時に、擦れるので、前の襖紙を剥ぎ取ります。この際も、中の襖の土台を壊さぬように、注意しながらの作業になります。当然、剥ぎ取れば、剥ぎ取るほどに、下の紙は弱いので取り扱いも慎重になります。その様な、行程を10枚ほどやっていると、剥ぎ取った襖紙の山が出来るほどの、襖紙のゴミがでるのです、それに伴い、工場の暑さからと、淡々と同じ行程をやっていることから疲れが出てきます。時々、水分補給に、どくだみ茶を呑みながら頑張って、襖の下地作りに没頭します。午後から、襖紙を寸法通りに裁断する作業に入ります、襖の大きさや、種類に分けて裁断していきます紙の柄や、紙の種類によっても、裁断の方法が違ってくるので、その都度、考えながらの作業になります。裁断が終わると、その都度、受け紙を裁断します、襖張りには、必ず必要な行程で、襖紙の一回り小さくするように、裁断していきます。 続く
2004年07月14日
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先日も、日曜日の第2試合で、ソフトボールの試合がありました。この日は朝からカンカン照りの良すぎるぐらいの天気で、風も無く、朝起きた時から、凄い暑さでした。昨日からの仕事の疲れと、朝1番の事務所での仕事を、終わらせてからの試合なので、余り気持も乗らないのですが、そこは、9人揃わないと出来ないスポーツで、責任もあり、行かなければなりません。朝ご飯を、皆で済ませ、集合時間の8時に着くように出ましたが、かなりの暑さで、やる気を無くしそうです。試合会場である、小学校のグランドに着くと、私の暑い気持に輪をかけたように、先に来ていたチームメイも口々に「暑いねー、やりたくないねー。」と、おはようの挨拶よりも先に言われます。第一試合を見てみると、皆さん汗だくで、すでにバテバテ状態で、エラーや、中途半端なプレーも多く、逆に、怪我や熱中症が怖いぐらいの試合になっており、この後更に暑さを増して試合を行う私たちは、どうなるんだろうと少々怖くなってきました。前の試合が終わり、私たちの試合が始まりました。先週から若いピッチャーが入っていて、球が速いので、キャッチャーをする私としては、絶対に気が抜けなく、それどころか、気をつけないと、1番危ないポジションにいるのです。暑さと、緊張感から、滝のように汗が流れ出し、チェンジの度に、頭から水をかぶらないとクラクラしてくるのです。試合の方は、シーソーゲームで、私も始めての2打席連続ホームランなどを打つものですから余計に、体力を使い、試合も後半にさしかかると、流石にフラフラしてきました。それは、試合をしている全員がそうなので、気力の勝負となり、逆に、気を抜くと大怪我になりかねないので、キャッチャーである私は、声を張り上げて指示を出し、元気を出させましたが、本当に元気が欲しかったのが、私のほうで、大声を張り上げる度に、クラクラしていました。試合の方は、何とか勝ちましたが、最後の挨拶では、もう、勝ち負けなど関係なく、暑い中お互い怪我なく頑張れたことを、たたえあって、楽しんだことを嬉しく思っていました。しかし、その後は、完全にダウンしてしまい、自宅では、早々と水風呂に入り、涼しくして一日、寝たきり状態で、体力回復に努めました。明日も仕事が入っているので、完全に体力を戻したいのですが、若いころとは違い、思い通りには、なかなかいかないようになってきたようです。
2004年07月13日
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やっとの思いで畳を4階まで運び終わり、休む間もなく、敷き込みに入ります。足はガクガク気味で、しばらくは、踏ん張れません、ゆっくりと、回復を待ちながらの敷き込みになります。畳に半分、板張りに半分乗っているタンスの下に入れ込む畳をカミサンに入れてもらい、私がタンスを押さえときます。これは、タイミングが大事で、私がタンスを押して、上がった瞬間にカミサンが畳を押して入れ込むのです。その様な、ところが、3箇所あるので、気が抜けません。何とか、うまく畳を入れ込むことが出来、一安心するのも束の間、残りの畳を敷き込みます。朝、畳をはぐる時に、かなりの隙間があったので、工場で修正して来たのですが、入れてみるまで安心できません。1枚1枚、確かめながら敷き込んでいきます。緊張感からか、汗が、じわりじわり湧いてきます。最後の1枚を敷き込んで、隙間無く、綺麗に敷き込むことが出来ました。その後は、カミサンと、畳の敷き合わせをして、畳同士の段差をなくします。「まぁー、香りが良くて、綺麗な色ですね!」こちらのお客様も、ご満足のご様子で、「すっぴん畳表」の素晴らしさに私も再度感動を思い出した次第で、生産者である岡さんに遠く離れた福岡から感謝なのです。敷き合わせも終わり、カミサンが、畳の施工時のホコリを拭き上げて作業は終了!網戸も隙間を調節して、全工程が終わりました。 お客様も「4階なので大変でしたね、お陰さまで、綺麗になりました。」と労いの言葉をかけてもらい、ありがたい気持ちで、一杯になりました。帰りの車の中で、カミサンと話しながら帰るのですがカミサンも「すっぴん畳表」の良さにはいつも、感動を受けており、今回も、いいわぁ~の連発でした。今日は、かなりの疲労感があるのですが、良い仕事をやり切った充実感で気持ちの良い1日でした
2004年07月12日
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すっぴん畳表での表替え作業も数枚終わり、思ったよりも、進みが良いな、と気分良くしていると畳の縁を縫い付ける、機械の針の調子が悪くなりだし、止まりました。忙しい時や、時間が無い時に限って、機械は何故調子が悪くなるのでしょう?仕方ないので、とにかく、針を替えることに専念して時間を気にしないように直しました。どうやら、針を受けるカマの中に糸が絡んでおり、それが邪魔して、機械が無理していたようです。数十分の時間がかかり、表替え作業再開、今度は調子良く、スムーズに仕上げることができました。暑い工場の中、10.5枚の畳も何とかお昼過ぎには仕上がり、昼食を取りに、自宅へ戻ります。汗だくのシャツを着替え、早めに昼食を取り、残りの時間は、横になりました。流石に、この暑さの中の緊迫した作業はこたえます。それから、また工場に戻り、網戸の張替え作業に入ります、カミサンがゴムを取り、フレームを拭き上げてくれていたので、張替えのみでよく、早めに、作業は終わりました。3時頃、お客様宅へ、電話してから、搬入にいきます。今度は、4階まで畳を上げなければならず、間で、休みを入れながら、無理の無いように少しづつ運び込みます。カミサンがその間、網戸の取り付けをしてくれて、私が畳を運びます。昼間少し横になったのが良かったのか、かなり楽に運ぶ事が出来ましたが、やはり4階は思いのほかきつく、またもや大量の汗が噴出し、水分補給しながら運びます。 続く
2004年07月11日
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先日、多賀のお客様から電話があり、DMが届いて、畳表替えをしたいので、見積もりに来てくださいとのことで、お尋ねして、畳表替え10.5枚「すっぴん畳表」でご成約になりました。すっぴんでご成約は大変嬉しいのですが、こちらのお住まいは4階のエレベーター無しで、網戸の張替えも頼まれました。2日に分ければ問題は無いのですが、DMからのお客様も多くなってきており、何とか1日で終わらせたいと思い、施工の日まで、段取りを考えていました。そして、当日朝早く、前日お預かりで柳河内の網戸張替えのお客様に網戸をお届けした後、多賀のお客様宅へ、カミサンと向かいました。挨拶をした後、早速、作業にかかりました。大きいタンスが2つあったのが頭に焼き付いていましたが、良かったことに後ろが板張りになっており半分は畳、半分は板張りになっていて、畳を出すのに助かりました。ありがたいことに、お客様が家具類を片付けて頂いていたお陰で、畳の搬入はスムーズに行きました。しかし、そこから4階下まで階段で運ばなければならず、大変でした。カミサンには、網戸を外してもらい、その間に、私が畳を降ろします、半分も降ろしているとだんだん、足がへたってきて、汗が止まりません、今日もけっこうな暑さなようです。何とか、運んで車に積み込みカミサンも網戸を降ろして、積み込み、夕方頃の納めで、お客様に約束して、工場に戻りました。ここからも大変で、すっぴん畳表を使うだけでも神経を使う所に、畳のカギが3箇所もあり、畳の隙間もかなりありと、今日の表替え作業も難航するのは間違えなさそうです。それだけに、遣り甲斐もあるのですが。 続く
2004年07月10日
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先日、顧客の皆様にお出ししたDMの効果がまだまだ続く勢いの中、気候が良ければ良いのですが梅雨なのに、良い天気、しかも蒸し暑い中、見積もりと仕事にと忙しく動き回っていました。DMの効果はまずまず期待できると思っていたので、昨日の仕事も遅くまでかかって襖を張り上げ今朝早起きして、フチを打ち付けたり、引き手をはめたりして、仕上げておきます。それで、朝一番から井尻のお客様の畳表替え仕事見積もりに行けるのです。表替えの仕事は先になるのですが、なるだけ、お客様から電話があってから早く出向いていく事が喜ばれるし、安心されるようです。畳表の見本を持参して、8種類の畳表の違いや、良さ、特色などを、ご説明してその中からお客様自身が選んでもらいます。もちろん、畳の縁も10数種の中から選んでもらうのですが、ほとんどのお客様は「よくわからないわぁ~、何でもいいわ、畳屋さんが決めてよ」とよく言われるのですが、部屋の違い、壁の色、襖の模様、続きの部屋、などを考えに入れてお客様に、よくご提案いたします。本当は、お客様にコダワリがあって、決めてもらう方が嬉しいのですが、そんなに畳替えは頻繁にはしないので、分からないのも当然なのかもしれません。何とか、商談もまとまり、工場に戻ると、またもやDMからのお客様から、電話があり網戸の張替えのご依頼でした。早速、近くなので、お預かりに行き、本日中に仕上がるようでしたので、夕方のお届けでお約束して工場での張替え作業に入ります。まず私が網押さえのゴムを取り、網をはずし、カミサンが枠を洗い、拭き掃除します。そして、私が、新しい網をおいて、ゴムで網がパンと張るように押さえていき余分な網をヘラを使って、カットしていきます。枠によったり、ゴムの太さによったりで、網の張り方や、仕上がりも違ってくるので安心できません1枚目の仕上がり具合の様子を見ながら2枚目、3枚目と仕上げていくのです。それでもお客様のお宅に搬入した後、歪みなどが出るので、油断できません。それらをクリアーして、初めてお客様から喜ばれるのです。まだまだDMからの仕事が来そうなので、頑張らなければなりませんね!
2004年07月09日
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工場に戻り、残りの間の畳の表替えの作業に取り掛かりました。もう、暑いと思うよりも、疲れの方が先に来て、まだまだ気力を切らさぬように頑張りました。葬祭場で7.5畳の畳をはぐる時、とても、硬い感じがして、何でかな?と思い畳を見てみると畳の縁が、5枚ぐらい重なっており、幅が押しており、硬くなっているのでした。前に施工した畳屋さんが、前の縁を取らないで、搬入したのでしょう。それにしても、畳を搬入した時は、相当硬かったはずで、大変だったでしょう。しかし、今度は私が、その重なっている縁を全部取らなければなりません。しかも、こんなに大変な日に・・・・・仕方ないので、焦らずにじっくりと、取り掛かっていくことにしました。畳を仕上げる作業よりも、解く作業の方に時間がかかり、なかなか進みません。それでも、4時近くには仕上がり、何とか、時間には間に合いそうです。早速、葬祭場に仕上がった畳を搬入しに、行きます。到着すると、カミサンには、18畳の敷き合わせを引き続きしてもらい、私は、7.5畳を敷き込みます前の畳の縁を全部取っておいたので、スムーズに敷き込みが進み、敷き込みが終わると、その後の敷き合わせも私がしました。天候は相変わらず暑いのですが、お昼のようなものではなくなり、かなり楽な暑さへと変わっており最後の作業に力が入ります。持ってきたお茶も無くなり、汗拭き用のタオルも、びっしょりです。カミサンと私とで、最後の仕上げのチェックに入り、ゴミを取ったり、敷き合わせを見直したりと余念がありません。「時間に追われて大変でしたね、綺麗に仕上がりました。」と葬祭場の方から声をかけられ、思わず私は、ニコッと笑みがでました。大変な仕事が年間数回ありますが、大変なだけに、仕上げた喜びも大きく、心地よい疲れとなるのでした。
2004年07月08日
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昼1番に、仕上がった畳を柏原の葬祭場の大広間に敷き込みに行きました。暑さも、この時間帯はピークに暑く、うだるような中、敷き込みにかかります。カミサンが、畳の裏の番号や、記号をチョークで、畳をはぐった後の、板張りに書いていたので敷き込みは、スムーズに行くのですが、運び込む私の方が、追いつかず、汗だくの状態で小走りに、重たい畳を運び込みます。(今日の畳は、大きいサイズなので、格別に重たく、体にもこたえます。)ある程度、敷き込むと、カミサンが、畳の段差を直す作業(敷き合わせ)を始めるため、私の畳を運ぶ作業も、少し、ゆっくり目にはなるのですが、相変わらずの暑さの中、汗が、拭いても拭いても、滝のように流れてきます。畳に汗がつかないように、気をつけて、搬入しながら、間で、水分補給のために、自宅から持参したお茶を、何度も含みながらの作業になります。(ウチでは、前から、夏は、どくだみ茶を良く飲みます、ちょっとクセがあるし、匂いが独特なの ですが、慣れると、ほのかな甘みでおいしいし、体調管理にも良いようです。)数十分後、やっとの思いで、搬入が終わり、カミサンが、躍起になって敷き合わせをしています。私も、お茶をグビッと1口飲んで、汗を拭いた後、休む間も無く、残りの間の7・5畳の運び込みにかかります。こちらは、畳のサイズも普通なので、かなり軽く感じ枚数も少ないので、すぐに運び終わりましたがカミサンのしている、敷き合わせの作業が大変で、並べて畳が敷いてあるため、クセが出やすく時間がかかります。取りあえず、カミサンには、その辺で終了してもらい、残りの作業は、7.5畳を仕上げて来たときにしてもらうことにして、再び、工場へと戻り、残りの畳を仕上げることにします。もう、そんなに時間の余裕も無いので、安全運転なのですが、急いで工場へと向かうのでした。 続く
2004年07月07日
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数日前より、前々からお付き合いのある葬祭場の責任者の方からお電話があり、「前に見積もってもらっていた畳の表替えの件、○○日でいいですか?」と言われました。 「その日なら大丈夫ですよ。」と私、ついに、この日が来ました。葬祭場の大広間の畳の表替えを1日で終わらせなければなりません。枚数は、並べ敷きの畳(本間)18枚、続き間の7.5枚(新間)一度には軽トラックには詰めないので、2回に分けて仕上げます。場所か柏原なので15分ぐらいの距離、朝の9時に取り掛かり、まずは並べ敷きの18枚から車に運びます。カミサンがはぐり、床に畳の場所を記し私が運びます。車までの距離があることと本間なので大きく重たいのでなかなか大変です。何とか運び終わり時間を見ると、9:40分、すぐに工場に戻り、畳を解いて表替え作業にかかります。とにかく、時間との戦いなのでミスが出来ません。とはいえ、こんな時に限って、日頃起こらない事が起こるもので、3~4枚仕上げて、調子が上がって来た時に、機械が止まり、普段はありえない糸の巻き込みで時間をかなり、使ってしまい時間的には、間に合うのですが、精神的に参ってしまい、「もう、ミスできない」「もし、また何か起こったら」と頭を駆けめぐり、仕事になかなか集中できません。焦れば焦るほど、日頃はしないミスや、指先の怪我などを引き起こし、その度に時間を見てしまいますなんとか仕上がったのは、お昼過ぎで、すぐに、昼食を済ませ、即、搬入に行きます。朝も早かったし、午前中が半端な忙しさではなく、うだるような暑さの中での作業で、昼食後は少し横になりたかったのですが、午前中のミス時間がたたったのと、ミスすることのトラウマが、頭をかすめカミサンと共に、急いで搬入に向かうのでした。 続く
2004年07月06日
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先日は、次の日の日曜日に早朝ソフトボールが無いこともあり、カミサンと夜遅くまでテレビを見て、ゆっくりと過ごしました。当然、朝は、ゆっくり遅くまで寝ていたかったのですが、そんな日に限って子供たちが早起き?で、7:30分頃起こされ、テレビのアニメを見るはめになってしまいました。子供たちが好きなアニメは、10:30分頃まで続き、私の見たい番組など見れません。そんなこんなしていると、次第に子供たちは退屈し始め、「どこか、連れて行ってー!」とせがみだすので、まずは、ゆっくり目の朝ごはんを食べてからゆっくりと考え、ボーっとした頭でいろいろ思い出し、天気も良くないので、屋内施設で、お金がかからない所を挙げたら九州エネルギー館とミリカローデン(那珂川町の施設)が出てきたので、子供たちに、どちらが良いか、聞いてみると、ミリカローデンとなり、皆で出かけることにしました。ここの施設は、自然の中の大きなホールを中心にプールや図書館があり、大人でも楽しむことができるので、私たちは、ちょくちょく利用させてもらっています。主に、図書館を利用しており子供たちも、自分の好きな本がいくらでもあるので、選ぶのに大変なくらいで、楽しみにしているのです。もちろん、私たちにおもしろい本も沢山あり、カードを作っているので数冊借りることも出来るのですが、来週これる確信が無いため、余り借りたことがありません。ですので、来たときは、時間をかけて、好きな本を、ゆっくりと読んだり、子供たちの本を一緒に読んでみたりと楽しむのです。ここは、空調設備も整っており、本を読んでいると、ついウトウトと寝てしまうこともあるくらい椅子や、環境も良く、長い時間いても、退屈しないのです。普通、図書館は、余り新しい本が無いのですが、ここは、かなり新しい本も多く、どの本から読もうか迷うくらいで、困りながらも、時間をかけて読みあさるのです。十分に満喫した後、自宅に戻って、ゆっくりしたい所ですが、カミサンの買い物もあり、人込みの多い、ショッピングモールに付き合わされるはめになりました。(人込みは苦手なんだけどなぁ~)
2004年07月05日
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先日、仕事を刺せてもらいましてお客様宅より引き取った古い畳を処分するため、南区のクリーンパークへ運びました。まずは、畳を全て半畳に切らなければなりません。(そうでないと受け付けてもらえません。)それだけでも大変な作業なのですが、古畳を溜めておいても場所が狭くなるばかりで、作業がはかどりません。前からあった古畳もついでに処分したり、他の畳や襖の作業をした後のゴミなどもまとめて軽トラックに、押し込みながら、積み込み、春日まで、捨てにいかねばなりません。往復1時間の道のりで、その上、ゴミ代までかかるので、あまり良い気持ちはしませんが、これも仕方ありません。お昼から、持っていくようにしていましたが、何故かカミサンが付いてくるというので一緒に連れていくことになり、まずは、南部クリーンパークへ行き、ゴミを捨てました。まずは、車ごと総重量を測ってもらい、ゴミを捨てた後に、また車ごと総重量を測り、差し引き分がゴミの重さで、その分の料金を支払うのです。今回は、畳の床なのでかなり重たく、金額にも驚きました。つくづく、先々は、サイクルの時代だなと思い知らされる、瞬間です。その後、カミサンが、帰りと反対方向を指差し、寄りたい所があるらしく、行ってみますとそこは、春日のモールで、親戚の数件にお中元を贈るので行きたかったらしく、付き合うことにしました。お中元コーナーには、様々は商品が所狭しと並び、定番商品から、コダワリの1品まで揃えてあり、私は、選ぶのによく分からず、カミサン任せなのですがカミサンは楽しそうに見て歩き、私は別にどれでも良いような気がするのですが、カミサンはそうはいきません。こんな感覚は女性特有のものでしょうか?最終的には、私は、ベンチに座って待っており、カミサンに任せました。その後も「折角、ここまで来たんだから」と買い物に付き合わされるのでした。
2004年07月04日
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朝より電話があったので出てみると、大楠のお客様で、DMをお送りした方で「お宅から、封筒が届いて、何やら、賑やかに色々入っていて楽しく見させてもらいました、2階の 畳を替えたいので来てくれますか?」との電話に、すぐに用意して行きます、と私、早速のDM効果に嬉しくなり、カミサンと出発15分ぐらいで到着、早速2階に上がると、6枚の畳の内の1枚は昔、暖房器具を置いていたため、切りカギになっていましたが、今は、無いので、この1枚だけは新畳に作り替えということ家具もかなりあるので、カミサンと移動させながらの作業と2階からの移動で大変です。おまけに、こちらの畳は本間(大きいサイズの畳)なので重さもかなりのもので、かなり辛いものとなりました。「2階からの降しで大変だわねぇ、でも、さすが畳屋さんだわねぇ。」この言葉で、辛かった積み下ろしも報われます。工場に戻り、作業にかかるのですが、新畳と表替えの作業に少々時間はかかりますが、何とか仕上げました。流石に、この時期の暑さは半端ではなく、日中はたまりません。これからの仕事は暑さとの勝負も加わるので負けないように頑張らなければなりません。午後より搬入に行ったのですが、終わった時の汗が凄く、お客様も「暑い時の仕事でたいへんでしたねぇ、ありがとうございました。」という、労いの言葉を頂き、疲れも、かなり軽減します。気持ち良く工場に戻ると、又電話があり、やはりDMが届いた屋形原のお客様から、障子の張り替えの仕事を頼まれました。まだまだ、DMの効果はこれからが本番なだけに対応も大変ですが、頑張っていきたいと思っています。
2004年07月03日
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先日、ウチの店のすぐそばのストアーの跡地に、ディスカウントの酒屋が出来ました。酒好きな私としては、非常に助かりますし、きっとそういう風に思われている方も沢山おられると思いますが、ふと、考えてみると、個人の酒屋さんが数店、こちらは普通の値段で売られていて特に、サービスとかは無く、普通に売られているお店で、それでも大変なようで、お米を置いたり日田のおいしい水を入れたり、宅急便の取次ぎをしたりと、生き残りに大変なようです。近くのストアー3店でもディスカウントまではいかなくとも、安い価格で売っていて、それなりに品揃えは豊富で、日替わりで、何らかをお得にしてみたり、ツマミも一緒に買えるのが良いですね。ディスカウントの酒屋さんも近くに2店あるのですが、こちらは、先に顧客を掴んでいるらしくいつも、忙しそうに、車で配達しているみたいで、お客様に定期的に案内を出したり、繋ぎ止めておく手立てをしておいて、顧客の多さが今後、大きく響いてくるのではと思っています。そうこう、思っているうちに、新しいディスカウントの酒屋がオープンして早速行ってみると、オープン仕立てなのか、店員さんの挨拶が気持ち良く、陳列された、酒類は分かりやすく、種類も国内、外国と豊富で、味の違いや、特徴なども分かりやすく、説明のポップが、張ってありました。なるほど、近くの酒店を良くリサーチされたのか、価格にしても、品揃えにしても若干優位になっているようです。他店では見られないような、外国のツマミや、珍しいツマミ、見たことの無いツマミまで、取り揃えてあり、酒飲みには、見ているだけでも楽しい空間になっていると思います。初日ともあり、お客様も多く、あれこれ買った後、開店サービス品まで頂き、得した気持ちで帰りましたが、周りの酒を置いている店はどのように考えているのかを思うと、大変さが身に染みます数年前まで、ウチも、大型他店の畳屋チラシが入ってくるとビビッていましたが、最近では、そんな事も無く、大型店の大量安売り商品と、小売店のしっかりした商品を自ら施工するやり方の違いがはっきりしてきたため、後は、お客様に選んでもらえば良いのです。しかも、ウチには、今のところ1200人の顧客様がおられるので、案内を出したり、ニュースレターうを出したりしているので、今のところ安心なのです。やはり「継続は力なり」で早くから初めて、数年間、これからもお客様のために継続し続けていくことが大事で、同時に大変なことなのです。
2004年07月02日
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最近、今まで頑張って来たのが、行き過ぎたのか、少々疲れ気味になってきています。梅雨の時期で、仕事のペースが、変わってきたことと、近頃の暑さによる、食欲不振が原因ですが、それでも、仕事は何とかこなして、おり責任だけは果たしております。自宅の前に、大型ドラックショップがあるので、仕事帰りにふらっと立ち寄り、中を見て歩いたのですが、食欲不振の薬や、飲料水、サプリメントなど、限りなく置かれてあり、価格や、効果もまちまちで、選ぶだけでも、大変です。とりあえず、お店の方には迷惑でしょうが、涼しいし、時間があるので見て回ることにして、一つ一つ手に取り、効果や価格を読んで、調べていました。辺りを見回してみると、以外に、私のようなことをしている人が多く、店員さんに細かいことを聞いている方々もかなりいたようで、いかに現代社会で、疲れていたり、具合が悪い方々が多いことにも驚きましたが、それ以上に、病院に行く時間が取れず、とりあえず、ドラックショップで手頃な、薬や、サプリメントを買い求める方々の多いことにも驚きました。それにしても、夏バテの時期、に対する商品の多さにはただただ驚くばかりで、他のお客様はどうやって選んでいるのか聞きたいぐらいです。とりあえず、蜂蜜入り黒酢で試してみようと思いレジに行こうとしていたら、他にもコーナーがあり100円コーナーは、見ているだけで楽しい品物があり「これが,100円!」と思えるぐらい安い品物が置いてあり思わず何品か買ってしまいました。その時に、蜂蜜入り黒酢のことを、レジで店員さんに聞かれ、「いやー、近頃食欲が無く、疲れ気味なんですよ。」と答えると「近頃、蜂蜜入り黒酢は人気が良いようですよ、他に気になるような症状はないですか。」と丁寧に聞かれます。思わず甘えて、いくつかのことをお伺いしましたが、その都度丁寧に答えてもらい、その症状に合う、薬や、サプリメントの紹介までして頂きました。今時の、ドラックショップの店員さんはサービスが良いというか、丁寧と言うか驚いてしまいました。それだけに、すぐそばに、この様なお店があることに、大変ありがたく、嬉しく思い少々のことなら、気軽に行けるので安心でき、助かります。店員さんとも仲良くなり、何かあれば相談できるので体の心配が一つ減った思いでした。
2004年07月01日
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犬童たたみ・ふすま店では、畳、襖の他にも、色んな仕事をやっています。本日の仕事も、屋形原のお客様宅の、襖の張替えと障子の張替えでしたけれど、ウチが網戸の張替えをやっていると言うことで、追加仕事になりました。お客様としてみれば、一度に仕事が頼めて、便利と言うことで頼まれるのでしょうが私としてみれば仕事は好きなのですが、出来れば、一度に早く仕上げてほしいとの要望が多く、そうなると、時間の制約を決めなければならず、考えて、施工しなければ、早く仕上がりません。まずは、襖から施工に入り、乾かす時間で、障子を張り上げたりしますが、襖も気をつけて張らないと、今日みたいに、天気の良い、日中に普通に張り上げると、すぐに紙が引き付けを起こし、失敗してしまいます。暑いけれど、作業場を締め切り、周りに霧吹きを吹いて、張り上げた後も、襖紙に、霧吹きを吹いて、乾かす時間を計算しなければなりません。霧吹きが、少なくても、多くても、仕上がりが悪く、これは、経験によるもので、簡単のようで難しいのです。襖を乾かす間に、洗って拭き上げた障子を張り上げる作業に入りますが、これも、糊の濃度や付け方を気をつけないと、仕上がりに、大きな違いが出てきます。それに、4角に気をつけないとスミジワになり、見栄えが悪いのです。その後、襖と障子を乾かしている間に、網戸の張替えをします。これも、アミを抑えるゴムの抑え方を気をつけないと、アミがだめになってしまったり、アミにしわが入ったりして、見栄えが悪くなります。それらをクリアーして初めてお客様から、喜ばれ、売り上げとなるのです。色んな、種類の作業を一度に施工することは、大変ですが、それだけに、お客様からは大きな支持を頂け、便利な、お店としても、信用してもらえるのです。夕方には、全部仕上がり、まさか、そんなに早く出来るとはお客様も思われてなく「もう出来たの、まあ、早くできたので助かりました。」と言われ、大変喜ばれて、私たちも嬉しかったのです。その後も、静ヶ丘のお客様から洗面所の床のクッションフロアーを張る仕事が入っており、今日1日、色んな職種をこなし、疲れましたが、これも勉強だと思いこれからも、お客様から便利で、お役に立てる、職人として、頑張りたいと思います。
2004年06月30日
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先日よりウチの家族総動員で、製作したDMが遂に完成いたしました。相当なお金もかかった、ことながら、テマヒマの方がはるかにかかっていて、その分顧客の皆様には、喜んでもらえるのでは、と密かに思っております。思えば、正月明け、休みも返上で、今回のDMに照準を合わせ、思い入れDMの師匠である秋武さんのありがたい添削まで頂き、私が惚れぬいた究極の畳表「すっぴん畳表」を生産者である岡さん夫妻のことを中心に、思い入れて書きつづった物をいれています。岡さんからも、ちょくちょく電話がかかってきたり、楽天の書き込みをしてくれたりして私のことを気にかけてくれています。とてもありがたいことで、それだけに「すっぴん畳表」で畳の仕事をする時は、思いが篭るのです。顧客の皆様も、この文章をお読みになれば、岡さん夫妻の「すっぴん畳表」にかける情熱や希少価値が分かってもらえると思っています。その他にも、私たちの日常のお客様との仕事を書きつづったり、カミサンの日頃の生活のきづきを書いたものや、梅雨の時期の畳の手入れ方法なども掲載しましたニュースレターもお入れしてますし顧客の皆様にはいち早くと思い、お得な夏用のチラシもお入れしております。それらを、1枚の封筒にお入れして、少し厚めな、郵便物となりました。郵便局の皆様には大変迷惑をおかけしますが、郵便番号指定の枚数でお安くなるため2箇所の郵便局に分けて、お出ししました。一度に沢山の郵便物で驚かれていましたが、なんとか引き受けてもらえ、ホッと一息なのですがこれから、夏本番に向けて、仕事の忙しさが大変になるので、気持ちを引き締めてかからないといけないと思う、私でした。顧客の皆様、もうすぐ手元に届きますので、どうぞ宜しくお願い致します。 犬童たたみ・ふすま店 店主 犬童 寿
2004年06月29日
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犬童たたみ・ふすま店のホームページを楽天さんから始めて、1年近くなります。始めは、印刷屋さんの柚木君から「犬童さん、無料でおもしろいホームページが作れて、いい宣伝になるんじゃないですか。」と進められて、見よう見真似で、始めてみて、最初は、表紙や内容も右よりにしか出来ず見られた方は、非常に見難かったと思います。それから本を買ったり、柚木君と相談したりして、少しづつ、ホームページらしくなってきました。やはり、全国から色んな方々の書き込みや、見られる方々が居られると言うことは、毎日の仕事の励みにもなりますし、楽しみにもなります。それから数ヵ月後にパソコンに詳しい友人である伊藤君と出合い、いろいろとホームページについて教えてもらい、物覚えが悪い私にとって、仕事とホームページの勉強としばらくは続きましたがお陰で、ホームページは、飛躍的に良くなり、見やすくなりました。私は兼ねてから、敷居の低い、誰でも気軽にみてもらえて、畳や襖のことや、価格のことなど日頃、なじみの無い、事を、少しでも、知ってもらえたら、と思い作成しています。また、日頃の私やカミサンが、お客様を通じての畳や襖の仕事の内容や、やり方、施工方法などより、身近に感じられるように、心がけて、詳しく日記として書かせてもらっております。「畳の表替えって、けっこう簡単にできるんだなぁ。」とか「家具の移動も簡単にしてくれて、思ったよりも早くしあがるんだなぁ。」とか「ここのオリジナルのすっぴん畳表はさぞかし良い畳表で、きもちよさそうだなぁ。」とか日記を読んでもらって、近所の畳屋さんのように身近に感じてもらえたらとても、嬉しいのです。ジワジワとアクセス数も増えている状態で、非常に嬉しく思っており、これからも、毎日の日記更新を目標に頑張っていきたいと思います。これからも、宜しくお願いいたします。 犬童たたみ・ふすま店 店主 犬童 寿
2004年06月28日
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私は、地元、東花畑校区の緑ヶ丘という地区のソフトボールのチームに入っています。近頃は、仕事が忙しかったり、出事があったりで、なかなか行く事ができませんでしたが先日の日曜日いくことができました。梅雨に入っており、前の日の天気予報も雨ということで、どうかな?とおもいながら早朝の5時に起き、外を見てみると、雨は降っていません、ただどんよりとした天気で、いつ雨が降り出してもおかしくない状態で、心配です。とりあえず、ジャージに着替えて、集合の6時半まで、事務所で事務仕事をして、外の様子を見ます。何とか出来そうなので、車で、集合場所である、東花畑小学校グランドに行きます。到着すると、天気に不安を持ちながらも、両チームのメンバーさんたちが、ラインを引いたり、ベース間を測ったりと、グランド作りをされています。時間も無いので、チームの人と、キャッチボールをして身体をほぐします。しばらくしてないので、体が固く、ボールが指先になじみません。7時になり、試合開始、相手のチームは、人数も多く、チームワークの良くバランスのとれた強いチームで、ウチのチームも、苦手にしていて、過去に余り勝った事がありません。ウチのチームは、勢いに乗れば強いのですが、なにせピッチャーが球の遅い私ですからいかに打ちそんじさせるピッチングをしなければ、勝ち目はありません。おまけに、本日のメンバーは少なく、相手のメンバーが多いだけにプレッシャーもかかります。試合が始まり、先攻のウチは、私が一番バッターで4ボールで出塁したのをきっかけに大量得点を入れる事が出来、その裏の守り、ピッチャーの私はとにかく遅い球をより遅く見せることとストライク先行で守りのリズムを作ることを考えて、投げました。相手のチームも、こちらが大量得点を取った焦りと、私の球の遅さに振り回してくるバッターが多く、ヒットは多く打たれるのですが、得点は最小限度にとどまりました。回が進むに連れ次第に相手のバッターも焦りが見え始め、あの手この手で仕掛けてきますがウチの初回の大量得点と、その後の小刻みに入る得点が効いているのが、追いつけません。しかし、久しぶりに投げる私は、太ももや腕の張りが次第に痛くなってきており、投げるボールもあまり、言う事を聞かなくなってきており、不安になってきました。代われるピッチャーもおらず、最後まで投げなければならないようです。最終回の相手の攻撃は、必死に食い下がってきてなかなかアウトにならず、ノーアウトでの得点が続き、踏ん張り所が来たようでした。とにかく、落ち着いて、打たせて取るいつものピッチングを心がけ、それからもヒットや得点はあったものの2アウトまでこぎつけ、ツーストライクまで取り、スローボールを投げるつもりでしたがボールでもいいから思いっきり投げてみようと思い、釣り球のつもりで投げると、偶然低め一杯のストライクとなり、試合終了、苦手チームに勝つ事ができました。最後に投げた今日最高のボールの感触が忘れられず、その後の試合の2塁審判をしながら、勝利の喜びを1人かみしめていました。
2004年06月27日
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朝一番に、早起きして事務所の片付けをして、お客様から先日お預かりした、襖を仕上げてから自宅に戻り、朝食を皆で食べていた所、とんでもないほどの雨の音と量がいきなり降り出して来ました。子供たちは、「学校が、休みになるかなっ!」と甘い考えでいましたが、余りにも降り続くので心配になり、しばらく様子を見ていると、10分後ぐらいには、なんと小降りになり一安心して、子供たちは、がっかりしながらも、長靴をはいて、学校に向かいました。私たちも、本日の朝10時ごろ畳と襖の配達があり、場所も大宰府の辺りで雨の事が心配でお客様に電話をしたところ、軒下があるので、大丈夫とのこと、しかし雨が弱ければいいなと思いつつも、畳と襖を軽トラックに積み込み、出発しました。途中、那珂川辺りでまたもや、激しい雨が降り出し、かなり減速しながらの運転となり、現場の事が心配になり、時間よりも早めに出て来て良かったのでした。現場に着くと、ラッキーにも霧雨程度の雨で、急いで、畳と襖を部屋に運び入れて、とにかく濡れないように、できました。お客様も「雨が凄い中、ありがとうございます、お陰で助かりました。」と御礼を言われましたが、私たちは仕事なので当然のことなのですが、とにかく搬入時に雨が降らなかったのが幸いでした。それから、畳の敷き込み、敷き合わせ、襖の建て付け、立て合わせなどを済ませ、最後に畳の拭き掃除をして、終わりました。「前にクロスも張って頂いていたので、畳と襖が入ると、見違えるほど良くなりますね。」とお客様も随分と喜ばれておられました。ただ、心配なのが、これからの梅雨本番を迎え、お客様に湿気やカビの知識があるのかどうかです。これから、畳屋さんにとっては、湿気との戦いではありますが、ウチでは、お客様にお渡しする、ニュースレターに梅雨の時期の湿気対策の記事を載せているので、カビに対するクレームはほとんど無く、たまにあっても、怒られるようなことはありません。お客様も、今後の対策まで考えていたので、感心されて、いたく喜ばれていました。この日は、工場に戻ってからも、畳の新調を作らなくてはならず、雨の降り続く梅雨の仕事とはいえ忙しい事は、喜ばしい事ですが、時折、狂ったように降りしきる雨に、事故や災害が無い事を祈りながらの一日となりました。
2004年06月26日
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数年前から何度もウチに畳や襖を頼まれる屋形原のお客様から電話があり、見積もりに行きました。畳の新調と襖の張替えの仕事で、畳の表についても、見本をお持ちして、品物の説明を丁寧にして選んでもらいました。こちらのお宅は、夫婦で熱心に畳のことや襖のことをお聞きになり、いかに和室が好きなのかがすぐに分かるほどの真剣さで、答えるこちらとしても、気が抜けません。よくよく説明して、畳は「すっぴん畳表」で新調することになり、襖は糸入りの高級紙できまりました、その他にも、細かい施工もあり、お見積もりを出して、金額も納得してもらいました。しかし、ご主人様が、言いにくそうに「実は○○工務店さんにも来てもらうようになっていて、合い見積もりになるけどいいかな?」と言われ、○○工務店と言えば、大きい工務店で、金額的なものはかなわないと思っていましたが「かまいませんよ。」と返事していました。帰りにカミサンとも、半ば諦め気分で工場に戻りましたが、数日間は気にも止めてない所に、「もう一度、来てもらえないかな」とのお客様の電話に、どうしたのかなと、思いつつ、カミサンと出かけました。すると、何故か、私たちに仕事を任せるとの嬉しいお言葉!ひょっとして、細かい説明と、小回りの効く所が良かったのではないかと言うところと「すっぴん畳表」と言うブランド品が良かったのではないかと、思っています。早速、畳の寸法を測らせてもらい、工場に戻って、作業の準備にかかるのでした。
2004年06月25日
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先日、老司のお客様宅の畳のお見積もりに行き、施工日が決まり、2日後の昨日仕事をさせてもらいました。こちらのお宅は、前に襖の張替えをしており、4枚柄の、山水風景柄で、4枚に分かれた柄を合わせるのに苦労した事を、思い出します。それだけに、お客様の方も、良い仕事をしてくれたと、覚えてもらえたようで、畳の仕事を頼む時は、犬童さんにとおもわれていたようで、とてもありがたいことと思っています。朝9時頃、畳を引き取りに伺い、挨拶をして、近況報告もそこそこに、早速、畳の引き上げにかかりました。何枚か、キズが入っていたり、汚れていたんでしょう、畳が色んな所に敷き代わっています。畳屋さんは、大抵、畳の裏の文字を見れば、どれが、どこの畳というのが分かりますので畳を敷き代えていても、分かります。普通に見ても、やはり、隙間が空いていたり、以上に固かったりしていれば、敷き代わっている場合があることがあります。畳を元の場所に戻して、それから、隙間や高さをチェックして、車に積み込みます。こちらの畳は、本間の大きな畳で、ワラ製なのでとても重たく、運び出すのにも苦労します。運び終わり、工場に戻って作業に入りますが、本日はとても暑く、扇風機を回しても温風が来るだけで、役に立ちません。それでも、作業は進めなければならず、重たい畳を必死で表替えをしました。何とか、作業も終わり、間で襖の張り替え作業もこなし、3時頃畳を敷き込みに行きました。この時間は、まだまだ暑く、庭が広いこちらのお宅は、畳を運び込むまでの距離も長く、重たいので大変なのですが、唯一、庭に咲いている、綺麗な草花に気持ちも落ち着きます。畳も敷き終わり、拭き掃除を終わらせ、こちらは、お婆さん一人暮らしなので、片付けものを手伝い大変感謝されました。その後に、ジュースやアイスを頂いたりして、しばらくは、雑談に花が咲き、楽しい一時を送らせてもらいました。子供が居るという事が分かると、お菓子を持たせてくれたりと、大変ありがたいお客様で重々お礼を申し上げて、こちらのお宅を後にしました。本日は、暑くて大変でしたが、お客様のありがたさで、気持ちの良い1日でした。
2004年06月24日
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先日、猛暑の中、ソフトボールの試合があり、1日ゆっくりしていたにもかかわらず、筋肉痛と疲れが取れず、まあ台風の影響で、雨も降っており、ゆっくりと今までの顧客帳簿の整理でもしようかと、事務所に着てみると、前に施工したお客様から、畳の裏返しをしてもらいたいとの電話があり、このような天気の中でも良いのかを確認すると、休みが今日なので、とのことお客様が、そう言われるならばと、カミサンと若久のお客様宅へ向かいました。畳の部屋には、荷物が沢山あり、カミサンと奥様と私とで片付け、何とか、畳を運び出しました。すると、奥様が、となりのお座敷の畳が、ぎしぎしするとの事で、見てみると、畳の敷いてある下の部分が、ベニアになっており、腐りかけて、ぶわついているのです。何枚かは前回替えたのを覚えており、残りの部分が、悪くなっており、そこだけでも杉板に替える事をお勧めしました。いきなりの仕事に、頭がついていかず、取りあえず、お預かりして、工場に杉板があることを確認して、畳の張り替え作業に入り、それは、すぐに終わったのですが、天気の方が悪く敷き込みに行けません。仕方なく、床の張り替えのための準備をしていると、お昼頃に、天気が少し良くなり、お客様にお電話して、施工と敷き込みになりました。お座敷の畳下のベニアは、すぐに取れたのですが、残った釘を引き抜いたり、ベニアのカスが詰まっていたりと大変でしたが、後は、寸法にカットして、釘を打つだけなので、すぐに終わりました。畳の敷き込みの方も、何とか、終わり、タンスや荷物も、元通りに戻して終わりました。遅い、お昼ご飯を済ませ、一服していると、今度は野多目のお客様からの、網戸の張替えの注文が入り、本日の天候からは、想像がつかない仕事の内容に、びっくりしています。網戸を張り上げ、立て付けに行き、終わらせた時には、夕方となっており、1日考えてみれば忙しく、筋肉痛も一段と張りを増していたのでした。
2004年06月23日
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老司のお客様宅の商談が決まり、柏原のお客様宅へ、仕上がった畳を届に行きました。こちらのお客様も出来たら、夕方ぐらいの方が良いということで、室内にバルサンをしたいとのことでした。到着した時には、すっかりバルサン作業も終わっており、早速、畳の敷き込みにかかりました。まずは、2階の6枚から抱え上げるのですが、ワラ製なので、なかなか大変です。私が運んで、敷き詰めて、カミサンが、新聞紙で、畳と畳の段差をならしていきます。2階の敷き込みが終わり、次は下のお座敷の8枚ですが、荷物やタンスがあるので、カミサンに手伝ってもらいながらの、作業となりました。やはり、綺麗になった畳は、お客様にも嬉しいらしく「こんなに、綺麗になるなら、もっと早く替えれば良かったわぁー。」と感激の声を出され、襖の張り替えも予定して良かったと言われていました。畳が綺麗になると、やはり襖の古さが目立つようで、この様なお客様は大変多いようです。そうなると、今度は、予定していなかった、2階の襖まで気になり始めたらしく、結局、どちらの部屋の、襖も全部、張り替えることになりました。前にお客様が、自分で襖紙を購入して張られたらしく、張替えにはちょっと時間がかかりそうです。夕方遅くなり、カミサンは自宅で降し、私は、お預かりした襖とともに工場に戻り、下準備をしなければなりません。ホームセンターなどで購入された襖紙は、糊の接着力が強力で、襖から剥がす時には注意しないと下地から悪くすることがあり、丁寧に濡らしながら、柔らかくして、剥ぎ取ります。その後、完全に干し上げて、その間に押入れや、仏壇の襖のフチを外したり、引き手を外したり下準備をします。明日の天気も、良く分からないので、ある程度、仕上げておかなければなりません。配達の時、雨が降っていれば、出来ませんから、早め早めに、手を打たなければならないのです。今夜も、どうやら遅くなりそうです。
2004年06月22日
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先日、予約が入っていた柏原のお客様宅へ、朝9時頃、畳の表替えの仕事でカミサンと向かいましたありがたいことに、細かい、荷物や、道具は片付けてもらっていており、大変助かりました。しかし、畳を見た時に私が気づいたことに、畳のサイズがやや大きいのです。お客様は、新間幅(2尺9寸)サイズで、頼まれましたが、このサイズでは、ギリギリなので端の方が弱く、色も良くありません、、現場でお見積もりをすれば良かったのですが、ご来店されていたので、サイズまでは、分からなかったようです。お客様も納得され、上のクラスの本間幅サイズ(3尺1寸5分)で表替えをされることになりました。2階から6枚、1階のお座敷から8枚、運び出すのですが、大き目のサイズのワラ製の畳は重たく、特に2階から降ろすのには、一苦労あります。そうするうちに、お客様が、襖の古さが目立つようで、気になりだすと、落ち着かないようで、カミサンに、襖のカタログを、持ってこらせて、奥様と、お見積もりをしてもらいました。その間私が一人で、車に畳を積み込み、終わった頃、お座敷の襖を張り替えることになりカタログをお貸しして、畳を搬入する時に、柄を決めてもらうことになりました。早速、工場に戻って、畳の表替えの作業に入ったのですが、今日は大変暑く、工場も扇風機を回しての作業で、それでも、重たい畳を抱え、仕事で動き回っているので、扇風機も余り役にはたたないようです。お昼頃、もう一息の所で、畳が縫い上がらないので、仕方なく、仕上げてからのお昼となり1時過ぎに食べる事になるのです。しかも、この暑さで、食欲も無く、ソーメンを流すように食べて、お昼から、老司のお客様のお宅へ畳の見積もりに行くので、仕上げた畳を積んで向かいました。こちらのお客様も、前々からの、お得意様で襖を張り替えた事があり、今度は畳をしてもらいたいとのことで、向かいました。6畳、2間で12枚あるのですが、6枚は、表替え、もう片方の6枚は、畳表をはぐった物のいい所を使って、裏返しをすることになりました。少々、面倒な作業になりそうですが、梅雨の時期、仕事があるのが幸せと、あさっての作業に頑張らせてもらいます。
2004年06月21日
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先日、中央区の平尾から、電話での問合せがあり、畳の見積もりに着て欲しいとの事でカミサンと一緒に、向かいました。平尾と言えば、ウチからはエリア外で、たまにタウンページから来られるお客様がおられるのでそうなのかなと思い、向かいました。到着すると、そこは、平尾でも、目抜き通りで、マンション街、沢山のマンションが立ち並びいかにも中央区と言う感じがする、場所なのです。駐車場もそこいらには停められなく、100円パーキングに停めて見積もりに行きました。部屋の号数を押して、呼び鈴を押し、ドアを開けてもらい、エレベーターで向かいます。10階以上にもなると、山の向こうに、動物園の観覧車や、山の上ホテルなどが見え、かなり景色が良いのです。やはり、中央区の高級街は違います。着いて、呼び鈴を鳴らし、中に入れてもらうと、夫婦で暮らしておられる方で、定年を迎えておられるらしく、のんびりとした、空気が漂っていました。早速、畳の表のサンプルをお見せして、選んでもらいますが、こちらの方々は、時間がゆっくりあるのか、楽しまれているのか、とにかく、質問と話が多く、畳に対しての知識をしっかり勉強されているのを実感し、こちらも、自然と説明に力が入り、かなり熱い、説明となりました。結果、かなり良い品物で、表替えをされることで納得され、早速、本日施工することになりました。工場に持ち帰り、かなり良い品物に、緊張しつつも、良い品物を扱える嬉しさの方が大きくあっという間の作業に思えました。夕方頃、お客様宅へ、納品に行き、敷き込んで、拭き掃除までして完全に仕上げると「やっぱり、犬童さんが言ったように、目が詰まっている良い畳表はちがうわねぇー。」と喜びのご様子で、旦那様も、確かめるように踏みしめて、ニコニコされています。このような、都会のマンションの一部屋の畳の間が、一時の心のオアシスになっているのが嬉しい、今日の私でした。
2004年06月20日
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先日、仕事が忙しかったのですが、小学校の子供たちの授業参観があったので、カミサンに行かせて私は、仕事をしていました。遅くまで、財務処理をこなして、やれやれで帰ってくると、自宅の中の雰囲気が違います。どうやら、4年生のお兄ちゃんの勉強の状態が、半端でなく悪く、本人も一生懸命やるのは好きな科目だけで、あとは、さっぱりという状態で、カミサンもあきれているようで本人も私が帰ってきたことで、怒られるのが恐いのか、涙ぐんでいました。とにかく、カミサンと話をして、今後のことを考え今まで私たちが仕事で忙しかったことの反省もあるのですが、先代が入院していることと母親が、病気がちで私たちだけの収入が頼りなので頑張らなければならず、決して、遊んでいた訳でもなく、私たちなりに、一生懸命やっているつもりで、その姿は、子供たちにも映っていたことと思っていました。確かに、性格は、真っ直ぐで、私が言うのも何ですが、生意気ですが、いい子なのです。ただ、勉強だけはついて行くのが大変なだけで、やれば出来ると思うのですが、やる気の出し方が分からないのか、後は自分自身の問題だと思うのです。前にマンツーマンで、掛け算の仕方を教えたことがあったのですが、その時は凄く良く出来たのですが、勉強は、あくまで、学校で習う物であり、先生の教えることをしっかり聞いて、分からなければ質問するなり、復習するなり、それでも分からなければ、友達や、私たちに聞いてもいいと思うのですが、そのやる気が出ないのです。それでは、いつまで経っても、自分で分かろうとしません。自分のためにならないのです。カミサンとの話し合いで、結果は出ませんでしたが、簡単な問題から復習させて、怒るのではなく誉めながら、長い目で教えていくことで、一応区切りがつきました。息子には「お父さんも、今までよりもお仕事頑張るから、今日より明日、少しだけでも良いから頑張りな!」と頭をなでて、出来るだけ優しく言いました。怒られると思っていた息子は、安心したのか、ニコッとして「分かった、頑張るから」といって、少し元気になりました。これからも、子供たちの問題が、大きくなるごとに飛び込んでくると思うと、頭が痛いのですが親として、正面から向かっていかないといけないことなので、これからも何があろうとも子供たちと逃げないで、見守っていきたいと思います。
2004年06月19日
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先日注文しておいたチラシとニュースレターが届いてから、数日は、犬童たたみ・ふすま店はおおわらわとなりました。昨年は近所の奥さんに折り込みから封筒詰めまでパートでしてもらっていたのですが事情があり、忙しくなったこともあり、しかもウチも思ったよりも早く梅雨入りでヒマになったこともあり思い切って、自店ですることになりました。封筒製作から、DM製作それらの印刷、チラシ、ニュースレターの原稿までは私が出来るのですがその後の印刷屋さんに発注してから届いてから折り込み、封筒詰め、封閉めまでの作業は流石に私一人では出来ず、家族総動員で頑張るしかありません。私もいつもより早く起きて折り込んだり、袋に詰めたりしなければなりません。折角、近頃、近くの皿山中央公園を朝早く散歩するのが楽しみで気持が良い始まりだったけれど仕方がありません。カミサンも夜、自宅で遅くまでチラシを折っているので、それを私が朝早く、持って行き事務所で袋詰めしているのです。母もかなり手伝ってくれており家族一丸となって頑張っているのです。それでも流石に1200通の壁は大きく、仕事のヒマさえあれば、事務所に詰め込み、必死で製作しているのですが、なかなか減りません。でも、いつも感心するのは、数年間でよくぞここまでのお客様の仕事をしてきたなと思い宛名のお客様のお名前を見ても、ほぼ覚えているのです。そんな、仕事の内容をかみ締めながら、袋詰めの作業をしていると自然に、気持が優しく緩やかになってきます。それだけに、私の店は、沢山の良いお客様のお世話になり、成り立っているのだなあ。と思いも深まるのです。そのような私たち犬童たたみ・ふすま店の皆で頑張ってお届けさせてもらうDMが今までもこれからもお世話になるお客様の元へ届くのが、とても楽しみな私たちです。そのためにも、もう一頑張りしなければならない私たちです。
2004年06月18日
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6月に入ってから、すぐにヒマになったので、早々に、まず、DMの封筒のデザインを製作。2日がかりで封筒の印刷に入り、その間、夏のチラシと、ニュースレターの原稿を考え印刷屋さんの柚木君と打ち合わせ、カミサンの駄目だしもあり、なかなか印刷に回すことが出来ず。その間、秋武さん添削の「すッぴん畳表」の思い入れDM文章をプリンターで出します。1200通分もあるため、プリンターは常に、働きっぱなしで、うるさい音の中、チラシの原稿とにらめっこしながらの、作業となります。封筒や、DMの数も半端ではないので、それ専用の箱も用意して、整理していかないと事務所は動きも取れない状態となり、大変なことになるのです。その間、お客様から電話があれば、見積もりや仕事にもなるので、その都度片付けておかないと散らかり放題になり、次に続きをするのに大変な思いとなるのです。そんなこんなで、チラシと、ニュースレターの原稿にOKサインが出て、やっと印刷の手はずが整い、アウトラインをかけて、CDに焼き付けて、柚木君に渡すことが出来、勝手ながら急いでもらうように、頼みました。その間も、仕事の合間に、DMを封筒に折り曲げて入れ込む作業をしていましたが、とにかく単純作業で、いろんなことを、とにかく考えてしまいます。今後の仕掛かりについてとか、勉強で頑張っている畳屋の方々はどうしているだろうかとかカミサンのこと、子供たちのこと、親のこと、などなど、考えることには、ことかきませんが、とにかく、退屈ですが、やらなければ、終わらないのです。そうするうちに、印刷屋の柚木君から注文しておいたチラシとニュースレターがドカッとやってきてそれこそ、その日のうちから家族中で折込の作業になり分担して協力し合うのでした。持ってきてもらった、柚木君には悪いのですが、ついでにしばらく話に付き合ってもらい私がDMを折り込む間、色んな話をしました。柚木君の大学時代の話、今後の営業について、恋愛についての質問などなど、初めは私が頼んだはずなのが、柚木君の方が、話し込むようになり、その日のノルマは余裕で終り助かりました。やはり、一人で、悶々と単純作業をするより、話相手がいた方が、すごくはかどるようです。(そんな贅沢もいってられないのですが・・・・)
2004年06月17日
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先日、同じ個人の畳店で頑張っている八女の櫻木さんが夕方訪問され、ニュースレターのことについて、聞きに来られました。その話はそんなにかからなかったのですが、近頃気になっている、ことについて話し合いました。それは、仕事を頑張りすぎないことについてでした。私たちは、他の畳店とは違い、最新の機械で早く良い出来の畳を製作し、営業面でもチラシを新聞に折り込んだり、DMを出したり、ニュースレターを出したりとかなり努力をしてこの大変な時代を頑張って乗り切っているのです。それだけに、大きな機械のローンとその都度支払うチラシ代や郵便物代もつきものでその代償として、かなりの精神的不安や体力の限界を感じながらの仕事となるのです。本人はまだしも、養っているカミサンや子供たち、父や母の生活費などものしかかるもので仕事が無かったり、本人が、仕事が出来なくなれば、大変な生活が待ち受けているのです。今までのコンサルタントや営業戦略の本などには、勝つこと、戦うことしか載っていませんでしたが私は、楽天広場のあるコーナーを見てから、考えるようになりました。それは、頑張りすぎて、鬱になってしまうとか、燃え尽き症候群になってしまった方々の日記を見て、その条件が、余りにも、私に当てはまっているのです。それは、櫻木さんのみならず、勉強会で頑張っておられる方々全員にも当てはまることで・ついつい頑張り過ぎてしまう人・真面目で、責任感があり、周りのために自分を惜しまない人・家族思いで、そのための責任を大きく重荷にしている人・自分のことよりまず仕事、お客様で、完璧に言われたことをこなす人・やることや、考えをとことん突き詰め、答えを出さないと気がすまない人などなど、挙げれば切が無く、3年前に私が半年間苦しんだことも、今考えてみると、これに当てはまるのです。私は2度と同じような目には会いたくないので、気をつけているのですが、経験の無い仲間の勉強会の方々や、私の日記を読んで下さる方々には気をつけて欲しいのです。このような時代なので、私には、「だからどうしろ」、とは言えないのが悔しいのですが
2004年06月16日
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本日は、早朝ソフトボールが終わった後は、珍しくどこにも出かけず、仕事もせずに自宅にいました。子供たちがそろって熱を出したのと、たまには、自宅でゆっくりしてみるのも良い物ではないかと思い、朝一番に、事務所で、楽天の日記の更新をした以外は、自宅にいました。子供たちも、熱があると言っても、微熱ぐらいで元気はあり、明日の学校に備えて、おとなしくさせている状態で、結構、じっとしてはおらず兄弟で、暴れたり、喧嘩してみたり、それかと言えば仲良く宮崎アニメを見ていたり、と見ていると退屈しないのですが、明日また熱がぶり返すことを考えると、心配なので、大人しくするように、しかったりもします。私はその間、珍しく昼寝をしたり、ノートパソコンで、楽天日記の書き溜めをしたりしています。楽天日記の書き溜めは出来る時間があるときは、なるだけ書くようにします。忙しい時期など集中して書くことが出来ませんし、誤字、脱字も多くなるからです。また、時間がある時の方がアイディアが浮かぶし、それについての考えも追求できるのです。特に、日記に時間がかかる私としては、ある程度日記のストックがないと焦るのです。そんな訳で、この様な日はじっくり数話分書き溜めしたいのですが、子供たちが居る分進まないのです。(ネタにする分文句も言えないのですが・・・・)カミサンは午後から子供たちの前々からのご要望に答え、クレープ作りをしていました。それには、子供たちもじっとしておらず、何かと手伝いたいようですが、当のカミサンは晩御飯作りの時間もあり余り時間がかけられず、うざったいようでしたが、子供たちのやる気に、文句も言えないようで、目を見張りながらやらせていましたが、すぐに罵声が飛んできたり、食器の大きな音がしてきたりと、落ち着かない時間が続きましたがしばらくすると、歓声へと変わりました。どうやら完成したようです。薄いクレープの生地に、生クリームを付けて、好き好きな果物のスライスを入れて冷蔵庫に冷やしています。晩御飯の後に、デザートとして食べるようですが、多分晩御飯どころではなく、子供他たちはクレープ以外は頭に無いようです。
2004年06月15日
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ほぼ毎週、これからは、早朝ソフトボールがあるのですが、今回嬉しいことがありました。やっとウチのチームにも期待が大きな若者が入ることになりしかも、一人はピッチャーで、今まで、長い間、投げ続けてきた私としては非常に助かります。それと言うのも、私の球は緩く、それでも、チームのためと思い、遅い球ながらも緩急をつけたりピッチングフォームで、ごまかしながら、なんとか数年やってきたのですが。もう、余り通用せず、他のチームもかなり若返り補強が出来ており、なおのこと責任を感じていましたしかも、次の日の筋肉痛が、年々ひどくなり、仕事にもかなり響いてきており、出来たら、ピッチャーはやりたくない所だったので、今回のキャッチャーへのコンバートは大変助かります。しかし、それも今度のピッチャーの球を受けるまでで、その速さと、球の伸びを受けてみると大変な役目を受けてしまったことを、少し後悔しました。しばらくして、試合が始まり、ウチのチームが後攻で、早速のキャッチャーです。最初の数回は、ピッチャーの球を取るのが、精一杯でしたが、しばらく実践で受けているうちに慣れてきて、声を出せるようになりました。しかし、相手のチームも強いので、ウチの、あの速い球でも、何とか、はじき返してくるのです。マウンドが慣れないのか、私の、キャッチングが慣れないのか、相手が慣れないのか、いろんな不安はあるのでしょうが、相手のピッチャーも数年投げていて、球も速いのですが、緩急をつけて、うまいピッチングをするのです。初めての場所でのピッチングで、大変だったのですが、惜しくも負けてしまい、ピッチャーとしてはウチの方が素材としては、数段上だとは思うのですが、最初だったこともあり、これからの成長が楽しみで大きな戦力になるのは、間違いないでしょう。もう一人の若者も、センターで機敏な動きで、何度も、ヒット生の当たりをキャッチしたりうまいバッティングをしたりとチームに大きく貢献したのです。これからは、チームのために私もキャッチングの練習をして、足手まといにならないように頑張らなくては、ならないと思い、新たな目標に楽しみにもなるのでした。
2004年06月14日
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先日、鶴田のお客様から襖の見積もりをして欲しいとの依頼を受けて、早速行きました。こちらは、数年前にも、網戸の張替えで、お世話になったことがあり、「網戸の安い仕事にもかかわらず、しっかり良い仕事をしてくれて嬉しかったので、また頼みました。」とのお話に、嬉しくなり、今回は襖の張り替えということで、また、良い仕事をしたいという気持ちでいっぱいになりました。張替えは、お座敷、2Fの部屋、おばあさんの部屋の3箇所で、それぞれに柄を変えたいとの事で色々と提案をさせて頂きました。襖の見本帳を前にして、まずはお座敷きですが、お客様が来られる事が多いので、高級感を出したいとのことで、細かい糸入りの強い襖紙を選ばれ、柄は、すそ柄で、品の良い優しい柄に決められました次におばあさんのお部屋ですが、普及版の糸入り襖紙で柄は、少々斬新の、大柄を選ばれ、色合いは落ち着いているのですが、すその柄は変っており、仕上がりが楽しみです。2階は、人の出入りが余り無いとのことで、安いプリント紙で総柄の明るい物になり、早速預かりました帰ると、まず板戸の襖紙を霧吹きで湿らせ、剥ぎ取り、乾燥、サンドペーパーで細かいクズをこすり取り、下地作りに、1枚下張りをします。これにより、下地が綺麗になり、本張りの紙にシミやあくがでにくくなるのです。手間は倍以上かかりますが、仕上がりと、長持ちさが違ってくるのです。また、お座敷に張るような、特別高級な襖紙を使用する時などは、大変気を使い、下見に時間をかけるのは勿論、すそ柄の柄合せや、糊の濃度、水糊を塗った後の時間の置き方、張るタイミングなど、緊張の連続で、それだけに、仕上がりは最高の物になります。昼は天気が良く、乾燥していて、乾きが早く、作業の妨げになるので、下地作りや準備作業に当て、本格的に、張る作業は、夜か、早朝となります。夜時間をかけて、張り上げ、一晩かけて乾燥させるのですが、朝1番に、仕上がりを見るまでは安心出来ません、乾燥具合や、紙の収縮具合、糊の具合では、失敗することもあるからです。ここ数年は、そのようなことはないのですが、緊張感はずっと変りません。今回も最高の仕上がりとなり、お客様も、自分が選ばれた襖紙の材質と柄の選択に、えらく喜ばれ「やっぱり、この柄は栄えるわね! 襖屋さんの仕上げも流石だわねぇー。」とお褒めの言葉を頂き、最高な気分で、帰ることが出来ました。
2004年06月13日
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仕事が忙しく趣味や、遊び、飲み会などに行けない、出来ない時にでも、ささやかな楽しみを作る事も大事なことで、せめて仕事の間にでも気分転換できる事を探したりします。一番良い気分転換は、ストアーなどの買物で、忙しい時など夕方、お客様の仕事帰りなどにカミサンとストアーに立ち寄り買い物をします。ストアーには野菜、果物、魚と季節によって様々な種類の物が並び仕事で外に行けなくても見た目と香りで、旬を感じることが出来るのです。それに、夕方ともなるとかなりお安くなっているので、お得なのです。店内も明るく、時間帯によって買物に来られる客層も違いがあり、親子で今夜のおかずを相談して買物していたり、奥様に無理やり連れて来られたのか、買物かごを持って奥様の後ろから着いて来られる旦那さんがいたり、一人身なのか私のような作業着を着て、かご一杯にカップラーメンを買い込んでいる方がいたりと面白く観察しています。仕事で夜遅くなった時も自宅にそのまま帰らずに、必ず近くのストアーに寄るのが日課になっています。一人で、工場で仕事を終わらせ疲れた身体と神経を、季節の果物や野菜の香りや色合いが癒してくれます。明るい店内に、頑張っておられるパートの奥さんやアルバイトの方々を見ているだけでも元気がもらえるようです。また、新商品や新しい素材などの発見もあり、自宅へ帰ってからのカミサンや子供達とのコミュニケーションにも役に立ってます。晩酌を楽しみに働いている私にとって、おつまみを自分で買って帰るのが1日の楽しみでその日の気分で、刺身や焼鳥、惣菜、豆腐などを選んでいますが出来るだけ安く済ませます。(時間帯で半額になっている時は仕事の疲れも吹っ飛ぶ思いです!)しかしながら、いつも同じ時間帯に、作業服姿の、おじさんが買いに来るのは少々恥ずかしさもあり、なるだけ、若い女性のレジの方を避け、お兄さんや、年輩の女性の方を優先して計算そてもらいます。年輩の女性の方は、安い買い物にもかかわらず「お仕事、お疲れ様!」と声を掛けてくれたりしてくれて、気持ちが良くなります。そんな思いで買ってきたつまみを、二人の子供達のクレクレ攻撃を必死に避けながら晩酌を楽しむ、そんなオヤジな私です。
2004年06月12日
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一応、梅雨にはなってはいますが、ここの所、天気もそんなに悪くも無く、仕事も少しではありますが、来ている状態で、喜ばしいことなのですが、なかなか、自分の思い通りにいかない事も多く、時間の計算が難しいのです。朝1番に平和町まで、畳と襖の見積もりに出かけたのですが、こちらは、ご子息様と相談のうえ返事をされるということで、なんとなくはっきりされない感じで、工場に戻り、屋形原のお客様宅へクロスの見積もりに行けば、感じの良い奥様が迎えてくれたのですが、どうやら工務店さんらしくウチの母が電話を受けた時に確認をしておらず、新規の工務店さんは受けないようにしてはいるのですが、仕方ないので、ウチの価格で、見積もりだけは出しておきました。その後は、先日大工さんから、お預かりしておいた、畳を寸法に合わせて幅を切らなくてはなりません4枚並べ敷きで、しかも、2箇所の柱の中心に合わせるようにしなければならず、大変な上に畳の回りフチを、大工さんが補強を入れているので、差し引かねばなりません。よくよく、寸法を測り、工場で製作するのですが、余りにも小さくなる畳に、分かっていても心配になるもので、現場も、生の松原なので、かなり遠く、大変です。昼過ぎには配達に出かけたのですが、よくよくついてなく、別の場所から一緒に出かけた大工さんの車が故障したので、現場に到着していた私たちは、かなり戻って、現場のカギを預かることになり時間はかかりましたが、畳も寸法通りに綺麗に入り、何度も寸法を確認したのが報われました。遅い昼食を取り、今度は、箕島の現場に、畳と襖の配達です。この時期は、このように、売上には余りならず、少ない仕事で飛び回ることが多く、梅雨のさなか仕事があるだけでも良しと思わなくてはならないのでしょう。夕方、本日の仕事は、終わりましたが、印刷屋さんから、お客様へのDMに入れる、チラシとニュースレターが着ており、少しでも手をつけておこうと思い、早速、折込に入りました。発送するまでの時間も余り無く、今夜は、晩酌無しで、自宅でも、折込作業になりました。嬉しいかな、カミサンや子供たちも手伝ってくれて、助かりました。もっとも、子供たちは、初めてのことで、楽しかっただけみたいですけど。
2004年06月11日
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カミサンのウインドショッピングも1階の分だけは一応に終わり、子供たちがお腹が空いたということもあり、食べ物屋さんを回るのですが、お昼時ということもあり、どの店にも長い行列が出来ており、たまに空いていると、高級レストランや、子連れでは入りにくい所ばかりで、私たちとしては時間をずらして食べても良かったのですが、子供たちはそうはいきません。仕方ないので、2階に上がり、テーブル、イスが沢山あるフロアーに好きな店の食べ物を買い求めて持ってきて食べるスタイルの所で食べることにしたのですが、まず、テーブルが空いておらず、もうすぐ食べ終わりそうな、家族の後ろに並ぶ訳にもいかず、放浪していた所、なんとか見つけたのですが、テナントからはかなり、離れており、運ぶのも大変だし、子供たちの好みもあるので、大変なのです。私たちだけなら、どちらかが妥協して一箇所に並べば良いのですが、子供はそうはいかず、私とカミサン、2手に分かれて、並ぶ事になりました。私は息子と並んだのですが、それでもゆうに、20人は並んでいます。10分ぐらい待ったでしょうか、やっと食べられると思いきや、メニューを頼んで会計して、小さなブザーを渡されるのです。周りを見渡すと、同じブザーを持って、待っている面々が、並んでいる時の倍はいるのです!一気に力が抜け、ひたすら待つことに・・・・・カミサンの方も、娘と並んでおり、その表情から、かなり苦戦を強いられているようでした。みんなが揃って、テーブルに座った時には、ぐったりして、流し込むように食べました。辺りもガヤガヤと騒然としており、食欲もなにもあったものではありませんでした。何とか、食事を済ませ、それでも機嫌の良いカミサンは、2階の散策を始めます。やはり、女性中心の商品が多いため、私や子供たちは、次第に退屈から疲れになっていきベンチに座り込むこともシバシバ・・・・・近くにトイザラスがあったので、子供たちと私はそちらの方に行くことにして、子供たちは元気を取り戻し、見て回ってました。かなり、欲しいとの催促をされましたが、ウチの大蔵省の財布のひもは固く、すぐさま却下となりました。結局、ほとんど何も買わず、見て回るだけでしたが今回の人ごみの疲れで、輪をかけて、このような施設に来るのが嫌になった私でしたがカミサンは今後の計画を立ててるらしく今回は下見のつもりで、大人しく帰りましたが、次に来る時には、どうやらショッピング好きな友人と来たいらしく、その時まで、楽しみは取って置くとのこと、不適にキラリと光る、目の輝きを私は見逃しませんでした。
2004年06月10日
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昨日、子供たちの運動会で、本日休みとなり、ウチの仕事も、梅雨と天気の崩れの予報からヒマになるのは、間違いなく、朝の間だけは、事務仕事や、インターネットからの調べものをするので事務所に行き、10時ごろまで仕事の電話がなければ、どこかに連れて行く約束をしました。降水確率、午後から80パーセントでは、お客様からの依頼もまずなく、案の定、、どこかに出かけることにしました。するとカミサンは行きたい所があるらしくニヤリとして「ダイヤモンド・シティに行ってみたい!」と一言、私は先日のテレビニュースで、車の駐車場は2時間待ちの情報を聞いていたので、余り乗り気にはなれなく、日頃から人ごみの多い所は、好きではなく、苦手としているので何とか他の所にしたかったのですが、カミサンの意思は固く、しかも今日は月曜日だし、少ないんじゃないの、という言葉に、乗せられて、皆で出かける事にしました。空港の裏手の志免町に大きな道路が出来ており、そこにドーンと果てしなく大きな建物がありかなりの車が、駐車場の順番待ちをしており、昨日のニュースが蘇り、不安になりましたがそこは、平日ともあり、10分ぐらいで、停められ一安心しました。しかし、駐車場から、本館までの距離はかなりあり、人の列がずっと続いています。ようやく中に入ると、その空間の広さにびっくりして、その広さにもかかわらず、人の多さが半端ではないのです。本当に今日は、平日なのか、と疑うぐらいの多さで、その多さは、どのフロアーに行こうが変らないのです。カミサンは、嬉しさの余り、在る店ごとに目を輝かせて見て回っていますが、私はすでに人ごみの多さに、参りだして、只々カミサンの後ろを着いて行き、子供たちを迷子にしないようにしていましたカミサンに言わせると、商品がゆったりと陳列していて、空間自体が、広くなっているため通路以外の、店舗の中自体は、ゆったりしており、あらゆるテナントが集まっており、女性中心の店作りになっているようです。価格にしても、あらゆる方にあわせており、それでもかなり物によっては安くなっているとのことでした。数年前に行ったことがあり、流行っている「トリアス久山」の拡大版とでも言いましょうか、しかし、この人ごみは、これだけでは納まらないのでした。 続く
2004年06月09日
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先日の日曜日は、2人の子供の小学校運動会でした。朝早くから、カミサンはお弁当作りに大忙しで、私も事務所で少々仕事をした後、戻ってカミサンの手伝いをしました。子供たちは、起きてはいるのですが、日曜日の朝はアニメが多く、はまって見ています。やっと、用意が出来、子供たちは、先に小学校に行き、私たちは、バタバタと家の片付けや掃除洗濯などを片付けます。日頃、仕事を手伝ってもらっているので、、こんな日ぐらいは、手伝っています。しばらくして、私たちも、荷物をまとめ、小学校に歩いて出かけます。10分ぐらいの高台にあるのですが、今日は、曇りで、晴れ間もあり、熱くならなければいいのにと思いながら、到着してみると、町内のテントの下には、知り合いの面々が、早くから来られているみたいでした。挨拶を交わしながら、子供たちの演技や、競争を見ていたのですが、チョクチョク知り合いや友人と会うものですから、つい話し込んでしまいます。しかし、何故か、色んな友人と話していても、不景気な話になり、仕事の話になると愚痴が出たり、今後の行き先をどうしたらよいか、など暗くなっていけません。子供たちの、無邪気な演技を見ていると、余計に将来のことが心配になるのでしょう。そんなことを話しながら、周りを見渡してみると、世のお父さんたちは、とても疲れているようにも見受けられます。「皆さん、いつも、家族のために頑張っているんだなぁ。」と思いながら、子供たちの頑張るエネルギーを励みに、仕事に家事に頑張ろうとしているのではと思えてくるのです。我が子の演技もしっかりしてきて、小さい頃のあどけなさは、無くなりつつ、頼もしいものになりつつあります。リレーなどの走り方も、しっかりしてきて、頼もしく思えました。お昼のお弁当の時間も、子供たちは、仲の良い友達と食べるようになり、その話し方や、しぐさは日頃、ウチでは見ない光景もあり、子供たちの成長ぶりに、カミサンと新たな感動となりました。運動会も終わり、みんな疲れたこともあり、早めに、風呂や、食事を済ませ、早めに休みました。みんな、日に焼けて、真っ赤になっており、寝苦しい夜となりました。
2004年06月08日
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私は「犬童たたみ・ふすま店」で働き始めて22年目になります。高校を卒業して、先代である父の跡を継ぎながら3年間、畳の訓練校に通い、1級技能士を取りました。その後も、時間があれば先代が、本格的に始めてなかった、クロスの仕事も専門店に修行に行き数年後、クロスも技能士の資格を取る事が出来ました。先代は中学卒業後、熊本県玉名市の畳店で修行して、福岡市南区の今の場所に店を構え、同時に福岡市西区の襖店の知合いに襖の技術を習いに行って習得して「犬童たたみ・ふすま店」になりました。当時は高度成長期で、建築物がどんどん立てられる時代で、畳、襖なども需要が多く夜な夜な、職人さんを入れて遅くまで畳を製作していた先代を、子供ながらに覚えています。まだ、畳を製作するのに機械も無く、ほとんどが手作りで一針一針手縫い作業をしていました。その様な時代に仕事をこなしていた、先代夫婦を今でも誉めてくれるお客様が沢山おられます。仕事の電話があり、行ってみると、まず先代の事を聞かれます。私が、今の先代の状況をご説明して、仕事に入り、終了した後、お茶を出されて一息するとお客様から、当時の先代との付き合い始めのことを良く話されます。「あなたのお父さんは、とにかく仕事の虫で、仕事さえしていれば幸せな方でしたよ」とか「大きな家具なども、いやな顔一つせずに動かして、畳を新しくしてもらい、嬉しかった 事を今でも、思い出しますよ」などと、数十年前のことを、つい最近の事のように誉めてもらえます。何と嬉しいことでしょう、そして幸せなのでしょう。このように、お世話になった、お客様の心に深く残る仕事が出来る職人として先代を私は誇りに思っています。そして、そんな先代からのお付き合いのあるお客様や、これからのお客様に「犬童たたみ・ふすま店」のあゆみを知ってもらい為と、これからの意気込みを知ってもらいたいために、一枚の印刷物を製作しました。それには先代が修行時代の事、お客様とのお付き合い、私たちの励みになるもの、これからのお客様に対する気持ちなどを、当時の先代の写真や、私たちの写真を織り交ぜながら、「こんな畳屋ですよ」とお客様に分かりやすいようにしました。これからもお得意様であるお客様やこれからお付き合いの始まるお客様にお渡しして少しでも私たちや先代のことを知ってもらい、畳や襖のことに関心を持ってもらえたら嬉しいです。これからも、お客様が安心して畳や襖が注文頂けるように色んなアイディアで分かり易くなるよう、頑張って製作していきたいと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
2004年06月07日
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先日までの忙しい日々が続いたかと思うと、本日はパッタリと仕事がないのです。梅雨の時期なので、晴れてても、お客様の方が、引いているのではないかと思い、長い間畳店をやってきて、この時期は仕事が無いのはしょうがないと割り切って、デスクワークをするのですが、何分身体を動かすのが仕事であるために、急にデスクワークを1日中しなさいと言われても、気持ちの切り替えが難しく、また、いつ何時、お客様からの電話で即仕事になる場合もあり、集中して、作業にかかることが難しいのです。それでも、朝から電話も無く、時間がもったいないので、秋用のチラシを季節感もないまま製作することにします。本日は、長男が熱を出しているためにカミサンが自宅で、家事を集中してこなし作業場は私一人で、朝から、事務所に缶詰状態で、パソコンとにらめっこしながら、「秋らしく、めっきり涼しくなりました、畳替えには良い時期に・・・・」などと梅雨の蒸し暑い中、製作しております。どうやら、今年は何年かに1度来る、割とヒマな年に当るみたいで、皆さんも経験があるかもしれませんが、どんなに頑張っても、売上が伸びなかったり、お客様が少なかったりする時期や年があるみたいです。数年前にも経験したのですが、その時はさすがに、初めての出来事で、物の見事にパニックに陥り、「このまま、どんどん顧客数と売上がおちていくのでは・・・・」と落ち込んだものでした。しかし、その後徐々に、回復していき、更に伸びて良い年になったこともあり、私たちのような小さな個人経営の売上はそんなに計算通りにいく訳も無く、仕掛りさえしっかりしていれば年間を通してそんなに落ち込むことも無く、余り月別での売上や、仕事の内容に振り回される事の方で心配するのが良くないことが分かりました。それでも、1日数回は、ヒマな時自問自答を繰り返すのです。仕事が無いひまだなぁ ⇒ 今日の売上げ0だなぁ ⇒ しかし今後に繋がる販促物製作を1日やったぞ ⇒ 梅雨の時期はいつもこんなものじゃないか、それに今日も1日頑張ったじゃないか! ⇒ なぁに数日、梅雨でヒマでも、明けてからが忙しくなるぞそのために販促物製作や仕掛りを頑張っているじゃないか ⇒ 年間を通して毎年そんなに売上も落ちてないじゃないか ⇒ それだったら梅雨明けで忙しくなる前に、ゆっくりしているこの時間は体のために良いことじゃないか ⇒ 元気が出ると言う具合に1日何度もやるのです。畳店経営者の方ならやはり、この時期はモチベーションが下がるのかな?日頃、忙し過ぎるほど仕事に没頭していると、こんな時の過ごし方と、考え方が逆に重要になるようですね。
2004年06月06日
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先日、畳の表替えと障子の張り替えをされた、屋形原のお客様宅は、数年前も畳や襖を替えられていました。こちらのお宅は、ネコや犬を室内で飼っておられ、そのために、畳でそそうをしたり、障子を引っかき、破ったり、襖で爪をといだりと、大変なようです。そのため、今回の施工は、畳8枚の表替え、そのうち、痛んでいる畳1枚は新畳、障子10枚の張替えは、破れにくい障子紙(タフトップA)で張り、障子の周りは、ネコが爪をといでいるので紙やすりをかけて、滑らかにします。しかも、障子の一番下のマスは、コに字に穴をあけ、ネコや犬が通り抜け出来るようにするのです。ここまで来ると、まさに、ペット様々で、近頃のペット事情も変わってきたことを感じています。ここ数年、よくペットを飼われているお客様のお宅の仕事をさせてもらうのですが、どこのお宅にも言えるのですが、かなり畳や襖を破られていて、痛い出費にもかかわらず、ニコニコされているのです。まるで、やんちゃ振りのかわいさと、元気良いのが一番を言わんばかりに見えるのです。ペットを飼われている方もいろいろで、大型犬を室内で飼われている方の所は、畳はかさかさに表面が無くなっており、気が弱いのか、外での大きい音(トラックの走る音や、飛行機音)などが聞こえると、襖にぶつかるため、襖は骨が折れてボロボロでした。また、ネコを飼っておられるお宅は、気を使います。まず、入り口を出入りする時、ネコによっては、外に出たがるようで、捕まえてもらうのですがなかなか、そうはいかないのです。小型の室内犬もそうで、無理に捕まえようとすれば、噛まれることもあり、お客様に、任せることにしています。中には、とても人懐っこい、犬やネコもいて、仕事をしているそばを離れず、足元に気を使いながら、搬入することもあり、かわいい反面、大変なこともあります。これからも、ペット事情は益々大変な内容になりそうですが、材料店の素材や材料もペット用の物が多くなってきており、お客様にいかに、提案していくかも、これからの私たちの仕事になりそうです。
2004年06月05日
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何故か、梅雨に入ってから、天気が良い日が続き、しっかりデスクワークの計画を立てていて準備を整えていたのに、先延ばしになりそうです。思わぬ良い天気に、仕事が入ってきてそこそこに忙しいのです。特にマンションの畳表替えは、雨にも余り関係なく、梅雨の時期でもご注文が来る事が多いのです。近頃は、お客様も仕事が大変な方が多いらしく、畳替えをするのに天気のことを気にしていられない様子で、とにかく○月○日○時から○時までに施工してください。と言う感じで、まぁ仕事的にはやり易いのですが・・・・マンションの仕事は利点も多く顧客の方も数多くおられます。まず、エレベーターがあり階段を畳をかついで、上り下りしなくて助かります。大抵の畳は、ボード畳と呼ばれる軽いタイプの畳で助かります。マンションの和室には比較的タンスなどの家具や荷物が少なく助かります。和室の数が少ないので、その分良い品物を選ばれる方が多いようです。ついでに、襖や障子、クロスの張り替え仕事が来る事が多いようです。ただ、マンションによっては、もともと入っている品物が良い場合よ良くない場合があるのでお客様に、十分な説明をすることがあります。厚みの薄い畳が入っている時、痛み方は、普通の厚みの時よりひどく、新畳に替えなければならないことがあります。特に、畳の下が、コンクリートに地下に敷いてある場合、痛み方はひどいようです。大抵の場合、間にスチロールがクッションとして入っており、そんなに畳は痛まないのですがマンションによりまちまちなのが私たちも、お客様も戸惑うようです。襖に至っても、張替えが難しい、ボードの襖が建て付けてあったり、障子にはアイロンで張るタイプの障子紙が張ってあったり(物凄く剥がしにくいのです)いろんなマンションの仕事をしてきて、お客様に現状を理解してもらい、その上で施工して最後は今後のメンテナンス用に、ニュースレターなどの販促物をお渡しして、お客様が自宅の和室の事を理解してもらえるように、私たちは頑張っております。
2004年06月04日
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最近、仕事も落ち着いて、カミサンと仕事帰りに本屋さんに立ち寄った時のことでした。熊本の「たたみ工房福島」の福島社長さんから、読む事を進められていた本を偶然に見つけ試しに読んでみようと、購入して、軽い気持ちで読み始めました。読み始めてすぐに、気づくものがありました。規模は違うけど、私の歩んできた道に、そっくりだということと、その結果についても非常に似ているということで、余りにその内容の凄さに、読みふけってしまいました。私は、家族のため、生活のために時間の余裕も、日曜日も無いほど一生懸命、働き尽くしてきたのですが、それが家族の幸せとは繋がらないことがあるのです。売上や儲けに囚われるがために、それ以上に大切な家族に重い負担がのしかかって、かえって不幸になることもあるというもので、私も過去を振り返ってみても、一番元気があり、血気盛んな時期に家族に大きな負担をかけていました。確かに、その時期は、売上も面白い様に上がっていましたが、その分カミサンや子供達への時間は取れなくなり、家庭内のイザコザは絶えなかったのを思い出します。私も仕事が一番大事、生活費を稼ぐのが大事と、決め付けていたので、カミサンも自分たちのために働いてくれる私に文句も言えず、ただ絶えていた様でした。口を開けば、仕事の話ばかり、子供達の学校での話しをカミサンや子供達が話しても上の空・・・お客様のことと思えば、カミサンや母親でも怒り散らす、私が朝早くから夜遅くまで働いているのだからと言う事を良いことに、皆ももっと頑張れと無理を押しつける、この様なことが、何年も続くはずが無いのです。幸いその時の終止符は、私の一次的な、燃え尽き症候群で終わり、家族も離れることなく私が反省して、前ほど無理の無い、家族を考えた仕掛かりで再スタートして今に至っています。今こうしてこの本を読むと、全ての事に当てはまっていることが多くそれだけ世の中大変な思いで頑張っている方々が多いのも事実と受け止め、頑張り方も考えなければならないことに深いため息がこぼれました。今、家族のためにと思ってがむしゃらに頑張っておられる方々に一言いわせてもらいたい「沢山のお金や、良い生活よりも家族が大事ですよ!」この事は私もこれからの人生で最も、肝に銘じて、忘れてはならない教訓になりそうです。
2004年06月03日
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順番に席に招かれ、大きなお重には沢山の小鉢が並んでおり、美味しそうなのですが中には、甘いのか、辛いのか、どんな味なのか想像できないような品々があり。周りを見渡してみても、やはりヒソヒソ話しで、どのような味なのか話しながら、首をかしげておられる方々をお見受けして、おかしくなりました。こちらの長男である、カミサンの妹の旦那さんの挨拶で、和やかな昼食が始まり、お酒も入ったことで、周りの空気は少しづつほぐれていき、笑い声も聞こえてきました。「やっぱり! なーあんだ甘いんだ! これ始めての食感だ!」と散々想像した品物に、皆さんの感動もひとしおで、あちこちから笑い声が上がっています。となりがカミサンのお父さんともいう事で、お酒を交わしながら料理を食べて世間話をしていました。思った以上に料理の量が多く、美味しいけれど、食べるのに大変で、その上、茶碗蒸や小さな鍋まで出ると言うので、皆さん美味しいのを通り越えて、大変そうでした。車で来ているので、お酒があまり呑めず、食事の後、離れの部屋で、ゴロリとさせてもらうと、それから後の記憶が無く、気がつくといつもの疲れのせいか寝ていた様でした。随分と寝ていた様で、日頃あまり昼寝などしないので、カミサンも長い昼寝に驚いていました。3時過ぎに、帰る事になり、カミサンの妹夫婦と親族の方々から見送られ、帰路に着きました。帰りは、私の希望を聞いてもらい下の道を通り、ゆっくりとドライブしながら帰ることにしました。鹿島を通って、佐賀県に入り、三瀬峠を帰るコースです。天気も良いので、海沿いのドライブは最高で、干潟の海の向こうには、普賢岳も見えていて久しぶりに見るその大きな山にしばし見とれていました。一緒に来られた叔父さんは、お酒が入っており、気持ちのいいドライブですっかり眠ってしまい。お酒の臭いだけ漂わせています。途中、退屈した子供達にコンビニでアイスを買い、海辺のドライブにアイスは最高でした。しかし、思ったよりも時間がかかってしまい、佐賀市内に入ったのは夕方遅くで、子供達からはテレビのアニメが見られないと、顰蹙をかってしまい、親戚の叔父さんにも悪い事をしてしまいました。叔父さんを柏原に降ろして、別れ、帰宅したのは8時を回っており、疲れもピークに達していました。思いのほか、文句を言っていた子供達も、家に着いてからの安心からか「今日は、いっぱいドライブできたし、遊べたし楽しかったね。」と私に言ってくれて、疲れが少し和らぎました。朝早くから一日中の出事に楽しかったのですが、流石にきつかったです。
2004年06月02日
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車はすぐに佐賀大和インターに着き、高速運転へとなりました。ここまでくれば、後は楽で、安全運転だけに心がければ安心です。子供達もすっかりドライブ気分で、これから法事などという感じでは無い様です。天気もスッキリ晴れていて、途中見えてきた大村湾の綺麗な海も、インターの休憩所の展望台も一層ドライブ気分を開放的なものにしてくれます。いよいよインターを降り、時津方面に向うバイパスに乗り換え、長崎の町へと入ります。いつも驚かされるのが、福岡と違い、考えられないような山の斜面に、家や畑が立てられているのです。そかも、かなり傾斜はキツイのですが・・・・目的地まで余り時間も無く急いで向かい、小高い山を登って海が一望できる景色の良いところに目的地であるカミサンの妹夫婦の家があり、ギリギリで到着しました。しかし、良かったか悪かったか、お坊様が遅れているらしく一安心で、慌てて用意します。長崎での法事は始めてで、正座に弱い私はドキドキで、出来れば早く終わってもらえたら・・・・と思いつつ来られているご親族の方々に挨拶をして、近況を報告していました。子供達は、こちらの子供達やご親族の子供達と、すぐに打ち解けて家で外で遊んでいます。お坊様も来られて、皆さんご仏前に座られ、お経が始まります、目をつむり、お経を聞いていると、自然と心と気持ちが穏やかになるような気がしてきます。日頃、目をつむって、静かに考えたり、無の気持ちになることが無い日常を送っている中貴重な体験をしているような気さえしました。只、足のしびれだけは、私の力ではどうしょうも無く、ただただ、絶えるしかなく時間が経つのを待つしかありません。一時間程経ち、お経が終わり、お坊様から法事についての教えをお聞きし、ご先祖様のありがたさ今自分が、生きている尊さ、子供達の元気のありがたさなど、日常の何でも無い「あたりまえ」のありがたさについてありがたいお言葉を頂戴しました。あと、今現在を大切に生きること、時間を無駄にしないこと、など、見に沁みて、心に響く良い時間になりました。足のしびれも今までに無い、最大級のものになりましたが・・・・お昼も過ぎておりこちらが用意された昼食をご馳走となり、ご親族一同一緒に頂く事になりました。 続く
2004年06月01日
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