ステップアップするために ~破壊なくして創造なし~

ステップアップするために ~破壊なくして創造なし~

2005年08月26日
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さて、ここ最近倭建命が動いていたことを裏付けることがいくつも起こっている。

・師匠が美山から帰ってくる道中で空を見上げると、空に浮かぶ雲が完全に白鳥の形をしていたらしい。

・さらに、最近発売された雑誌「サライ」では古事記特集として最後に倭建命を扱っている。

師匠曰く、倭建命が動いていることの証が他にも多く出ているという。


 それはそうと、話しを先日の美山ツアー反省会に移す。

その夜、僕たちは師匠と一緒に反省会を行った。

そして、反省会も終盤に差し掛かったころ、師匠が倭建命の空気を塾に降ろしてくれた。

するとどうだろう、師匠が倭建命の空気を降ろした直後にムラッチと北川君の顔が上を向いたまま動かなくなってしまった。

上を向いたまま首が固まってしまったのだ。




これは何を意味するのか。

師匠はこの意味を“みんな下ばっかり見てないで上を向いて生きろという倭建命からのメッセージだ”と言った。

なるほど、そうかもしれない。

僕たちは日々の現実社会の中で毎日のように焦りや苛立ち、悩みや不安を抱えて生きている。

何に対する焦りや苛立ちなのか?

何に対する悩みや不安なのか?

それらはどこからくるのか?

何が僕たちをそうさせているのか?


 美山ツアーに行ってわかったことがあった。

本当は僕たちの心には焦りや苛立ち、悩みや不安なんてものはないのだということが。

もし、あるのだとすれば、それらの全ては僕たち自身が作り出し、囚われている幻想なのだということが。



というよりも、僕たちの心の中にある焦りや苛立ち、悩みや不安は大自然の中では気にもならないような本当に小さなものでしかなかったと言った方がいいのかもしれない。

美山では時間が止まっているようにゆっくりと流れていた。

いつも僕たちが暮らす現実社会では時間はあっという間に過ぎてしまう。

その早すぎる時間の中でみんな心に少しのゆとりすら持てないほど焦り、苛立ち、悩んでいる。

しかし、それらは全て僕たち一人一人が作り出した幻想の世界なのだ。



僕たち自身が心の中に作ってしまった小さな世界の中で生きているために焦りや苛立ち、悩みや不安が大きくのしかかってくるのだ。

そんなものはちっぽけなものなのに。

大自然(≒宇宙)の中ではゴミにもならないような小さなことでも、僕たち自身が作り出した小さな幻想の世界の中ではそれらは大きなものとして僕たちを苦しめる。

その小さな幻想の世界が世界中で集まったのが今の世の中だ。

そんなものはちっぽけなものなのに。

そんなもののために憎しみ合い、戦争が起きる。

美山という土地は僕たちにそれを気付かせてくれた。


 美山では夜にみんなで星空を眺めた。

気がつくと僕たちの頭上には本当に多くの星が出ていたのだ。

それを僕たちは真っ白な気持ちで見上げたのだ。

その時、僕たちの心は何にも囚われていなかった。


           続く





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最終更新日  2005年08月26日 02時54分18秒
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かーわ  
本当は時間はゆっくりと流れているのだ。

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