気まぐれな夢旅人【本館】

気まぐれな夢旅人【本館】

2012/02/10
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さ。

本日から秋田では小正月行事が本番となります。

この時期、毎日のように小正月行事が秋田県内各地で開催され、
大雪の事すら忘れてしまいそうな勢いでございますね。


さて、 本日の風景印 ~特別篇~ です。

今回は 京都南部山城篇 です。


U-RIさんのご提供でお送りいたします。


23/07/23 「小型印」 宇治支店

京都府宇治市 郵便事業(株)宇治支店。


今回の記念事項は 「宇治・咸陽友好盟約25周年記念切手展」

宇治の地名は分かりますが、
咸陽とは何処ぞや?と思われた方も多いかと。

中国のほぼ中央部に位置する陝西省(せんせいしょう)の
咸陽市(かんようし)のことです。

宇治は緑茶の茶どころとして非常に有名でありますね。
咸陽もまた、紅茶の茶どころ。
古くから避暑地として隆盛し、
紅茶の高級茶葉の生産地として世界的に有名であります。


友好都市としての機運が上がり、
1986年7月友好盟約を締結。
この消印日の翌日に25周年を迎えました。



それでは、かなり久々にあれ。参りましょうか?

京都は宇治に向かって、ズーーーーーームイーーン!!


23/07/23 「小型印」 宇治支店 UP

宇治の風景

この風景にちなんだ話をば一つ。
現在の宇治市は宇治郡と久世郡とに分かれておりました。

その宇治郡の名の由来は「宇治郷(うじごう)」と呼ばれる
村の集合体からきており、
宇治川左岸の一帯も「宇治」と呼ばれていました。
しかし、文禄年間に行われた宇治川の改修工事により
宇治郷の真ん中を川が通るようになり、
久世郡との境界線であった宇治川が位置を変えたために
「宇治郡に宇治郷、久世郡にも宇治郷」の
地名が並ぶようになってしまいます。

江戸時代に入ると、
久世郡が宇治郡宇治郷を編入してしまうことにより、
「宇治に宇治無し、久世に宇治有り」
と地名を皮肉ったそう。


地域の変貌を垣間見れば、
非常に面白いことが次々と発見できて、
地理は大好き
その中にも相も変わらず、歴史は登場してきますけど・・・。


ま、今日のところはこの辺にしておきましょうかね。


へんば





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最終更新日  2012/02/10 09:33:17 PM
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