ｔekinosukeの映画&たわごと日記

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March 23, 2007

レインメーカー

テーマ：レンタル映画(833)

カテゴリ：レンタル･ＴＶで観た映画

少し古い映画ですが、脇を固めるキャストの豪華さについ借りてしまいました。レインメーカーとは「札束の雨が降る如くに稼ぐ男」ジョン・グリシャムのベストセラーを、フランシス・F・コッポラ監督が映像化した法廷ドラマです。

the rainmaker

"お話"有名法律事務所への就職を目指す貧乏法学生のルーディ。しかし金もコネもない彼は全く相手にしてもらえない。やっと就職した先は、黒い噂の絶えない弁護士事務所。日を置かず、雇い主は脱税容疑で警察に追われ行方不明に。そのためルーディは、全く実務を知らないまま法廷に立つ羽目になる。相手方の保険会社が立てた弁護士は百戦錬磨の大ベテラン。この圧倒的不利な状況の中で、ルーディの悪戦苦闘が始まるのだが…。

ロースクールを卒業したばかりの新人弁護士ルーディ（マット・デイモン）は保険会社の保険金不払いのために骨髄移植の道を絶たれた青年とその家族とともに保険会社を訴えます。　それと平行して夫から暴力を受け、離婚を考えるケリー（クレア・デインズ）とのロマンスもありますが、お話の主軸は保険会社との法廷闘争です。　事務所のボスであるブルーザー（ミッキー・ローク）が行方をくらまし、弁護士の資格がない同じ事務所のデック（ダニー・デビート）と独立、保険会社側のベテラン弁護士ドラモンド（ジョン・ボイト）

the rainmaker

日本でも保険金不払いが問題になっていますよね。　先日もテレビで元保険会社の査定係りの人が顔を隠して出演し、「いかにして払わないようにするか」が一番の昇給手段だと言っているのを聞きました！　何のための保険か分かりませんよね。　いつ自分の身に降りかかるかも分からないと感じてしまいました。　弁護士という仕事はもしも依頼人が有罪と分かっていても弁護しなければならないし、自分の名声のために有罪を無罪にしてしまうこともあり得るんでしょうね。　真実をもって闘って欲しい気がしますけど…
法廷ものと言うと凶悪犯罪や殺人事件のものが多いですけど、この映画は地味なテーマで２時間を超えて長いのですが、最後まで飽きずに観ることができました。　そして最後はハッピーエンドとは言えないかもしれませんが、爽やかな気持ちになれます。　

マット・デイモンの "グッド・ウィル・ハンティング" も先日観たところですが、あまりにも感動すると思い込んでいたからかそれ程ではなかったです。　私はこの映画の方が良かった気がします。　堅くなりがちな法廷ものですが、ダニー・デビートのキャラクターでそうはなりすぎず、ジョン・ボイトの憎らしいけれど緊張感のある演技が映画を引き締め、そんなに出演してなかったのですが、ミッキー・ロークが所々でスパイスを利かせてくれています。　それとクレア・デインズは暴力を受けて痛々しかったですが、ルーディに見せる笑顔がとても可愛かったです。　豪華キャストなのに個性が喧嘩してない演技で観応えがありましたよ。

今日は小学校の終了式でした。　子供たちは通知表を貰って帰ってきました。　２人とも（特に息子は…）それ程良い成績ではありませんでしたけど、毎日元気で学校へ行ってくれるだけでいいと私は思っています。　息子はもう少し勉強した方がいいかもしれないけど…
娘は２年生の１年間１日も休まずに出席したので、みんなの前で先生に褒めてもらったそうです…と言いつつ、勉強しない片付けしない子供たちにいつも怒りモードの私です

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