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例年ならすっかり雪に覆われて、夏タイヤの車では近付くこともできないハイパーボウル東鉢スキー場に近い”別府の大桂湧水”が、今年は全く雪が降らず、余裕で往来できるらしい・・・という情報を得て、今年最後の名水汲みに出かけてみました。情報通り、国道、地方道共に全く雪はなく、スイスイと往来できました。スキー場も人工降雪が行われていないところは、地面が覗いていて、スキー客らしい人影は見当たりません。関係者には申し訳ない話ですが、夏の車両装備のまま、楽々と要件を済ませることができました。 上画像が採水の現場です。いつもはここから内径50mmほどの塩ビパイプで駐車場の近くまで配水されていますが、今回の訪問時は送水は停止されていました。通常なら積雪で水汲みどころではない、ということでしょうか。この採水現場から、兵庫県最高峰の氷ノ山(ひょうのせん:1510m)がよく見渡せるのですが、積雪は薄化粧(?)程度に見えました。今なら比較的楽に登れるかもしれません。
2019年12月30日
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2ヶ月ぶりに名水行脚に出掛けて来ました。今回の行き先は、兵庫県多可町奥荒田の「松ヶ井の水」です。現場に立てられた案内看板によると、この湧水は西暦1500年代初頭の記録に、「播磨十水」として登場する由緒ある湧水らしいのですが、土砂崩落か何かで源泉が失われていました。それが近年治山工事で再発見され、地元自治体により整備されて今日に至っています。 県道8号高坂トンネルの手前約1.5km地点から、林道のような狭い道に入りますが、これは整備される前の旧道のようです。舗装はされているとはいえ、すれ違いも困難な狭い道を1.7kmほど進んだところに、普通車なら10台ほど止められる駐車場があります。湧水地の近くには車を置けるスペースはないので、ここに車を置いて250mほどを徒歩で進みます。湧水現場は林道から高度差10mほど下がったところにあります。そこに降る歩道は階段になっているので、この部分30mほどはキャスターなど運搬具は使えません。取水口は1箇所だけで、湧出量はさほど多くはありませんが、試飲してみると冷たくて後味スッキリの美味しい水でした。難点は崖の上からの土砂の流入によるものか、何となく埃っぽい印象が拭えないところがあります。近くには「水質は変化するので、生水は飲まない」旨の看板が立てられており、整備はしたものの絶対的な自信はなさそうです。しかしそんなことにはお構いなく、2リットルPETボトル6本を汲み取って帰りました。 近年の自然水、湧水ブームに伴い、利用者の便宜を図るため県道8号沿線に「新松ヶ井の水」として、広い駐車場と清潔感満点の採水場が整備されていますが、水脈は別のものだそうです。因みに元々の水源の座標は 東経134度51分17.5秒 北緯35度05分36.9秒でした(携帯GPSの値)。湧水に興味をお持ちで、国土地理院の「ウォッ!地図」(など・・・)が利用可能な方は、一度場所をご確認ください。
2013年06月13日
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久し振りに(1年ぶり・・かな?)但馬高原の「千年桂の湧水」に水汲みに行って来ました。上の画像がその現場で、水源は画像中心の桂の巨木の後方20mほどのところですが、バリケードが設置されていて近付くことはできません。その代わりに、2人の人物が立っている位置まで、古風な竹の樋で水が引かれているので、ほぼ純生状態での採水が可能です。湧水の一部は用水路を経て下流で利用されている以外は、桂の巨木のお股をくぐって流れています。 採水終了後、近くの植物園に立ち寄って、夏の山野草を見物して来ました。時期的にオオバギボウシやオカトラノオ、ミズチドリなどが盛期を迎えていました。下の画像はその内のオカトラノオ(丘虎ノ尾)ですが、6年前岩木山で出会ったものと比べると少し小振りなような印象です。そろそろ山のお花畑が開店する時期です。梅雨も明けそうな雰囲気が漂い出したことだし、ぼちぼち山行の準備にかからなくてはいけません。
2012年07月17日
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この場でも何度か取り上げた(例えばこの日)、”大桂の湧水”に水汲みに出掛けました。通い慣れたルートで、取り留めて紹介する新ネタはありませんが、現場付近は画像のようにタニウツギ(谷空木)が満開を迎えていました。この他には、現地界隈はオキナグサ(翁草)の自生地だそうで、少し周辺を歩くと種子が完熟期を迎えて、綿帽子が飛散寸前の状態でした。 水汲みの後の行動は、通常は道草を食わず真っ直ぐ帰るか、稀に日本海側まで足を伸ばし、カニ三昧に耽るか・・・といったところですが、今回は少し趣向を変えて、兵庫県では最大の落差を誇るとされている「天滝」を見物することにしました。旧・八鹿町で県道272号に反れ、旧・大屋町に向かいます。片道15kmほど進んだところに駐車場があります。更に600mほどのところにも10数台止められる駐車スペースがありますが、混雑時は大変なことになるらしいので、下から歩くことにしました。歩行距離1.8kmほどで、2/3は結構急な山道ですが、よく整備されていて危険はありません。 滝の落差は98mだそうですが、下の方は斜面を何段かバウンドしながら流れ落ちるイメージで、どこからどこまでが98mなのか、分らないまま戻って来ました。今は雪解けも終って、水量の少ない時期だったようで、雨などで少し増水した時を見計らって訪れれば、大迫力が体感できるかもしれません。
2012年06月03日
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セッコク(石斛)が開花しました。とは言うものの喜ばしい話ではなく、この個体が1番花であると同時に、今年の最終花という情けない実態の暴露になってしまいます。一時期は20輪ほどの花が見られたものが年毎に勢いを失い、今生き残っているのは数株しかありません。その生き残りも、この冬の強烈な冷え込みでダメージを受け(凍傷ダナ・・・多分)、花を付けるようなスタミナは残っていません。 さーて、こんな状況をどういう風に回復して行くか・・・ ですが、なかなかいい手立ては浮かびません。取り敢えず過度の乾燥を避けるために、気温の上がり難い日陰に避難させることにします。その上で、自然界ではまずあり得ない化学肥料も施しながら、体力の回復を図ることにします。
2012年05月26日
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やはり今年もやっちゃいました。ユキモチソウ(雪餅草)の冠が、春の些細な嵐で吹き倒されてしまいました。これで3年連続で冠が損傷したことになります。 同じ仲間のムサシアブミやマムシグサでは、仏炎包が前に倒れ込んでいて低い姿勢で風圧を凌いでいるため、仏炎包が風で吹き千切られるような被害が出ることはありません。これらに対して、ユキモチソウの方は・・というと、タテ縞模様の冠をこれ見よがしに頭上に真っ直ぐに立てているものですから、強風には一溜りもありません。花の寿命はまだ3-4日は残っているのに、これでは観賞価値は殆どありません。あ~ア(溜息)
2012年05月01日
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ほぼ4ヶ月ぶりにハチ高原の「大桂の湧水」に水汲みツアーに出掛けました。先般の台風15号に関わる土砂崩落で、予定外のプチ迂回や交互通行などもありましたが、通い馴れたコースなので、11時には仕事(?)は片付いてしまいました。 湧水の現場は瀬戸内海から日本海までの7~8割ほど踏み込んだロケーションになるので、ことのついでに少し足を伸ばして、香住漁港の近くでカニがらみの昼食をとることにしました。 特段目星をつけた店があった訳ではありませんが、駐車場の広い店に飛び込んで、チョイスしたのが上の画像の「カニ釜飯セット」。注文してから仕込むスタイルなので、炊き上がるまで30分弱かかってしまいました。この間に、一夜干のカレイの焼き物は、すっかり冷えて固くなってしまいましたが、味噌汁は炊き上がりの頃を見計らって出してくれました。 結論をいうと、大変美味しゅうございました。冷えて固くなった焼き魚も含めて大変美味で、満腹感の方も充分満たされました。この分なら、いつもの讃岐うどんツアーの面々に呼び掛けて、カニ食いツアーを企画しても面白そうです。因みに、上記のセット一式の価格は2100円でした。
2011年10月03日
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昨日の続編です。ザゼンソウ自生地から3kmほどのところに通い慣れた”桂の千年水”がありますが、生憎残雪が1m近く残っていて、湧水の現場に近付けません。んで、山一つ越えた養父市別宮の”大カツラの清水”に向かうことにしました。 現場は整備された県道から20mほどのところで、駐車場やトイレも整っています。駐車場はまだ雪に覆われて使えず、トイレも”冬季閉鎖中”でした。上画像中央のカツラの巨木の真後ろが湧水現場になっています。以前は30cmほどの穴から、勢いよく噴き出す湧水の様子が見られたようですが、現在は下画像のように湧水箇所はコンクリートで覆われてその様子を見ることはできません。古くから飲料水や農業用水として利用されていたそうで、水温は四季を通じて9℃前後だそうです。 早速試飲してみました。麓ではこの日の気温は20℃を越えたところもあったようですが、この水の冷たさだけで充分”ご馳走”です。勿論喉越しの後に残る嫌な後味はなく、”名水”に異議なし!です。最上段の噴出し口(下画像)ではかなり激しい水流があり、PETボトルに汲み取るのに少々骨が折れますが、「より水源に近いところで汲む」というモットーに従って、ここで汲み取らせて戴きました。
2011年04月08日
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昨日は信楽での山野草&陶鉢リサーチと彦根市に湧出する名水(名水百選/湖東三名水)の採取に出掛けました。信楽の様子は別の機会に紹介することにして、今回は彦根の名水名水編です。 場所は彦根城から3.5kmほど南南西に下ったところ、西今町南交差点の一角にあります。名称を『十王村の水』といい、環境省の名水百選や湖東三名水に名を連ねています。こんなところに?・・と思うような住宅街の狭間に湧き出しています。 試飲してみると、湧き水だけに水温は10℃を越えているかな、という暖かさですが、爽やかな喉越しで飲んだ後に雑味が全く残りません。いわゆる美味しい水です。写真を撮影したり、2リットルPETボトル6本の採水に15分ほどかかったと思いますが、この間に地元の方3名が採水に訪れていました。 水質は文句なく”名水”なのですが、泣き所がない訳でもありません。場所は閑静な住宅街・・・なのですが、近くに駐車スペースはありません。道路は狭い上に車の通行量も少なくないので、路肩駐車は不可です。今回は町民会館建設のため更地に戻したところにねじ込ませて戴きましたが、車での採水には不向きです。
2011年03月20日
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