テレカ収集協会

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東京でもICOCA (SUICA・ICOCA続報)


東京でもICOCA
●前号で、8/1よりJR東日本「Suica」とJR西日本の「ICOCA」の相互利用が開始されたという記事を書いたが、東西でかなりの温度差があるようだ。関西では、「東京でもICOCA(ICOCAを持って東京へ)」というキャンペーンをして盛り上がっているようだ。JR東・JR西とも同じ各5万枚発行だが、関西では記念ICOCAは売り切れ続出だ。
が、JR東日本では、まるっきりどこ吹く風というような状況だ。「SUICA/ICOCA相互利用開始」の記念SUICAの告知自体がそうで、どこにも表示がない。ある駅の緑の窓口では「記念のイオカードは一人5枚まで」とのみ書かれていて、SUICAとは一言も書かれていなかった。しばらくウオッチしていると、「SUICAが発売されているのではないですか?」と食って掛かる鉄道マニアに対し、駅員は「これはイオカードです。ええ、その中のSUICAイオカードです。」とシャーシャーと答えていた。顧客に対してこのような態度でいいのであろうか。そのため、ほとんどの駅で午後になっても十分購入可能で、売り切れた駅はもともと配布枚数が少ない駅だけのようだ。
実際、駅に置かれたSUICAの説明チラシも、「SUICAが進化してショッピング機能が付きました。」と書かれた旧チラシしかなかった。実際、関西へ出張するSUICA利用者の利便はJR東日本にとってはあまり重視されていないのかもしれない。「SUICAまたはICOCA1枚で東日本と関西圏の圏内で完結していないといけないので、利用者の利便性はどうなのだろうか。」という認識は誤りで、実際には、関西・関東への出張や旅行先で、いちいち切符を買わずに、いつものカードが使えるというのは非常に好評だった。
(注)その後遅ればせながら「SUICAが大阪で使える」「甲子園にSUICA持って行こう」というCMが始まりました。

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