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ネーコンジュママ @ とてもためになります。 今、子供たちと聖書の勉強をしていますが…
e-アフィリ@ blog拝見させていただきました HP楽しく拝見させていただきました。 …
つなすぱ @ はじめまして。 新着記事から寄らせてもらいました。また…
2006年08月23日
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カテゴリ: 神道
「恵」という漢字は「十」と「思」から成り立っているという俗説があります。


漢字の成り立ちがキリスト教に由来するとは、一見信じがたいことのように思えますが、中国自体が漢民族以外のさまざまな民族によって支配され、またその長い歴史の中で、さまざまな文化や宗教が流入してきたことを考えると、それは不思議なこととはいえないでしょう。

たとえば定説となっている「美」という漢字は、「羊」と「大」から成り立ち、神に捧げる最も神聖な羊の姿に由来し、また犠牲の「犠」も、神に牛を捧げるという、漢民族の文化や宗教にはない、他民族、他宗教のものです。
実際、唐の時代の長安では仏教、ゾロアスター教、マニ教、景教(原始キリスト教)、回教(イスラム教)などのさまざまな外来宗教が大変盛んでした。

一方、日本では応神天皇の時代に、秦氏(はたし)という渡来民族が九州大分の宇佐から、大挙上陸移民してきました。彼らは高度な土木技術によって平安京を築き、それ以外の分野でも、酒造、養蚕で優れた技術を発揮しました。そしてさらに特筆すべきは、秦氏が伊勢神宮や伏見稲荷大社をはじめ、古(いにしえ)に起源を持つ神社の大半の建立に携わり、またその神官に収まってきたことです。

そこで日本の神道にある、八百万の神、八坂神社、八幡神、八大龍王の「八」に注目してみましょう。なぜ六でも七でも九でもなく、八なのでしょうか。
それは他でもない渡来の秦氏が信ずる神を表しているからなのです。つまり「ヤーの神」(ヤハエ)です。秦氏が景教を中心とする原始キリスト教を信奉していたことは、歴史の記すところです。この原始キリスト教とは今日私たちがよく知っている、欧米のキリスト教のことではありません。イエスが十字架で処刑された後に、ただ純粋にイエスの説く愛を受け入れ、イエスを救世主と信じた思想のことです。

一般にイエスは全てのユダヤ人に受け入れられずに処刑されてしまったように思われがちですが、実際にはイエスをキリストと信じた者たちも多くいたというのが、歴史の真実です。そして、イエスを信じて西に行ったグループが、今日の西洋文明の精神的支柱であるキリスト教を築き、東へ行ったグループが極東の日本にまで辿り着いていたのです。また一時期は西洋でのキリスト教を凌ぐ勢いで、アジアでそれは盛んだったといいます。


実は弥勒信仰というのは、元来の仏教にはない思想で、イエスの死後に原始キリスト教がインドに伝わり盛んになった頃に、その思想が仏教に取り込まれたものといわれています。

聖徳太子の「和をもって尊しとなす」という和の精神が、「イエスの説く愛にも匹敵する許しの思想である」と拙著「靖国」でお伝えしましたが、聖徳太子が秦氏や秦河勝と深く関わっていたことを考えれば、太子が彼らの思想に学んだことは容易に伺えます。





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Last updated  2006年08月27日 07時21分56秒
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