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MATU

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2013.02.06
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三四郎

三四郎改版 夏目漱石




自分が今日までの生活は現実世界に毫も接触していないことになる。

小さんは天才である。
あんな芸術家は滅多に出るものじゃない。
何時でも聞けると思うから安っぽい感じがして、甚だ気の毒だ。
じつは彼と時を同じゅうして生きている我々はたいへんなしあわせである。
いまから少しまえに生まれても小さんは聞けない。少しおくれても同様だ。

「君、不二山を翻訳してみたことがありますか」
「自然を翻訳すると、みんな人間に化けてしまうからおもしろい。






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最終更新日  2013.02.06 19:27:18
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