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MATU

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2023.09.14
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カテゴリ: ビジネス本








「よきマネジャーは、決して教室では育成されない」


と考えるミンツバーグは、理論だけの経営理論を徹底的に批判している。


常に実践を重視し、


アート(直感)と


クラフト(匠の技)と


サイエンス(科学)のバランスが大切だ、と考えている。


 これは現場で格闘しているビジネスパーソンにとって励みになる言葉だ。




イノベーションを生み出すのが、企業家だ。


ただし企業家は発明家ではない。


発明家の役割は、アイデアを生み出すことだ。


企業家の役割は、発明(アイデア)を利用して新しい事業を行うことだ。




ビジネスも同じだ。11社は


1つだけの単純明快な「ハリネズミの戦略」を


つくり、


実行し続け、


それ以外は一切やらない。


そのために図の3つの円が重なる部分を見つける。


まず「自分が世界一になれる可能性がある部分」を探し出し、


「自分たちが情熱を燃やして取り組めるもの」を見つける。


これで社員に「情熱を持ってやろうよ」と呼びかける必要もなくなり、


動機付けも不要になる。さらにそれらが「収益をもたらす」ことだ。




企業文化は簡単には変えられないし、操作もできない。


だから、まず人々の行動を変える。


そして「新しい行動で成果が出る」ことを人々に認めてもらう。


そうしてやっと、企業文化が少しずつ変わり始める。


だから企業文化を変えるのは変革の最初ではなく、最終段階なのだ。




実際には内発的動機付けにも、報酬はある。それは「楽しさと達成感」である。


ここで欠かせないのが「自分はこの仕事をこなせる力がある」という


「有能感」だ。


この有能感は、誰でもできる仕事では得られない。


自分の能力を最大限に発揮し、達成した時、初めて得られる。


そしてこの有能感に、


「この行動は自分が選んだ」


という自律性が伴えば、大きな満足が得られ、仕事の成果もあがる。






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最終更新日  2023.09.14 21:47:09
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