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しゅう206

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くしろ湿原ノロッコ号で行く釧路川カヌー下り

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テーマ：北海道に旅したみなさん！(609)

カテゴリ：子育てと成長

トワイライトエクスプレスで行く北海道

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朝の釧路駅で見つけた「北海道鉄道の旅ストラップ」。
ガチャガチャスタイルになっていて、1回200円。

駅名や北海道を走る列車、駅限定のお弁当など、
鉄道に関係がある何かのミニチュアがぶら下がっている。

ゆうちゃんが興味津々だったので、お土産用にチャレンジ。
ニセコ、SL、スーパー北斗の3ストラップをゲットした。

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ゆうちゃんが好きな一両編成のディーゼルカーがいっぱい。

赤い帯を指して「きゅうこうれぶんのしゃりょうやん。」
と言っていたが、私にはよく分からない。。。

快速ノサップとは逆に、西に向かう新得行きの普通列車。

ゆうちゃんに応えて、運転手さんが何度も手を振ってくれた。
小さな窓に揺れる手袋が、一段と白く見えた。。。

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釧路から、湿原に向かう列車くしろ湿原ノロッコ号に乗車した。
開放感のある車内で、のんびりと湿原の景色を楽しめる。

車窓から見えるのは、秋の釧路川と釧路湿原。

列車の中は、ちょっと演出が工夫されていた。
丹頂鶴とエゾシカのパネルは、写真撮影にピッタリ。

通路には、くまさんの足跡が。。。
窓枠にはキタキツネやリスのぬいぐるみもあった。

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それでも、車内で買ったノロッコ号のチョロQは握り締めたまま。

寝ているゆうちゃんを抱っこしつつ、
待ってくれていたカヌー屋さんの車で、塘路湖へ。

塘路湖に着いたら、ゆうちゃんの瞼もパッチリ。

カヌーの下に台車を取り付け、湖まで転がして運ぶ。
湖に入る前からカヌーに乗せてもらい、うれしそうな3歳児。

オジロワシが飛んでいるのを見たり、秋の山を眺めながら、
音を出さない小船は、静かな湖面をゆっくり進んでゆく。

ゆうちゃんは舳先に座り、感無量の様子。
3歳児なりに、自然への近さを感じたのだろうか。。。

塘路湖から小さな川を通って、釧路川へ入った。

列車から見た時には小さな川にしか見えなかったが、
川面と同じ高さで見ると、とても大きな流れにみえた。

遡行してきた鮭がバチャバチャと跳ねているのを見たり、
土手のキタキツネの巣穴を見たり、ゆうちゃんも楽しそう。

観光シーズンを外れているので、川には自分達しかいない。

川のせせらぎの音、鳥のさえずり、流木のこすれる音。
川と一体にならないと聞こえてこない音に包まれる。

カヌー屋さんに、北海道の方言を教えてもらったゆうちゃん。
「なまらおいしい」などと、カヌーの上で練習していた。

カヌー屋さんは、カヌーを作る仕事が本業とのこと。
優しい北海道言葉の語り口で、釧路の魅力を伝えてくれた。

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細岡のカヌーポートでは、たくさんの人が釣りをしていた。

おじさんが、釣った魚をゆうちゃんに見せてくれた。
ピチピチを動く魚を握り、3歳児なりに生命を体感していた。

おじさん達は皆さん親切で、魚や仕掛けを見せてくれたり、
「やりますか？」と、竿を貸してくれたり。。。

ワカサギ釣りということで、たくさんの針が付いていて、
水面に針を落とすと、ホンの10秒くらいで、浮きが動く。

竿を上げると、いっぺんに数匹のワカサギが釣れる。
カヌー下りで学んだ釧路川の豊かさを、ここでも実感。

おじさん達は、釣ったワカサギを持ち帰って、
天ぷらにして、酒の肴にするのだそうだ。。。