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しゅう206

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Jan 30, 2009
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カテゴリ: 仕事 と 成長



技術という言葉は、工学・理学的なモノにのみ使われるものだと思っていたが、金融技術という単語が登場するに至っては、エンジニアとして 一抹の不安を感じていたのも事実である。

金融に直接的に手を染めなかった製造業の経営者達も、M&Aによって自社が飲み込まれることを恐れたり、逆に 他社を買収することによって 自社の事業を拡大することを夢見て、株価や配当を上げることに全力を注いだ。 その結果、長く景気拡大局面にあったとは言え、経営者と一部の規制産業を除いて、労働者の所得は横ばいのまま。 物価も上がらず、モノづくり産業に関わる人達のモチベーションを上げる要素が見つからない。

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現時点では、壊滅的な打撃を受けている金融資本主義だが、その台頭の理不尽さと危険性が広く認められるようになれば、次の時代を担うのは 産業資本主義ではないかと思う。 定量的な根拠に乏しく 暴走しがちな金融市場での価値ではなく、現実に人々の生活を助け 豊かにする製品・サービスに対して、価値が認められる時代である。

ただし、モノづくりに関わっていると言っても、資本主義が大転換する局面においては、従来通りの製品・サービスを提供するだけでは、波に乗れない。 バブル期の「食う・寝る・遊ぶ」という価値観は古く、2010年代には、先進国においてはエコ製品・シンプルでありながら付加価値を持つ製品、その他の世界においては 高度成長期の日本で見られたような製品を、いかに低コストで 普及させるかが、キーになりそう。 そして、それらの価値を素早く提供できるような厳選された技術開発・設備投資の仕込みができるかどうかが、この数年のモノづくり企業の課題である。

不況の波に飲まれ、固定費削減や変動費コストダウンだけに走っている企業は、その先の競争には、生き残れないだろう。







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Last updated  Jan 31, 2009 12:51:16 PM コメント(4) | コメントを書く
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