(旧)ぐりぐり寺 寺だより

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2006年01月15日
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某百貨店の催事場で、ある人気画家の複製画展示即売会&来場サイン会があったので、ちょっくら覗きに行きました。
会場に足を踏み入れたところ、今まさに当の画家先生がご登場中。小室哲哉を健康にしたような外見の先生は、笑顔で作品or画集を購入したお客様に一人一人サインしたり、お客様が買ったシルクスクリーンの前で一緒に記念撮影しておられます。
主にヨーロッパの町並みを穏やかな色調で描く風景画家で、点描を使っているのがちょっとスーラっぽかったです。会場では若い夫婦や小さい子供のいる家族連れが多くて、熱心に欲しそうに見ていました。
実際次々と売れて行くらしく、作品名の横には「売約済」の赤札が軒を連ねて大繁盛を物語っていました。

一方自分はというと・・・以下頭の中の声です。
 ↓
(なにー複製なのに税別63万円ってどうゆうこと!? しかも『限定285点』ということは、63万円×285点!? 自分で描いた1点物の肉筆画は売らずに済むし、複製は作れば売れるし、こんな画家冥利に尽きるやり方っておいしいなあ。 それにしてもちょっとうちには欲しくないな。確かに絵はきれいだし、とても上手だけれど、この大聖堂の絵にしても、本物の大聖堂を見たときに受けた感動に比べれば鳥肌も立たないなあ。この絵を買う資金があれば、それでヨーロッパ行って本物の教会や町並を見て回るのに使ったほうがいいねえ。それに点描系の作品が1m以上の大きさあるって、ある程度距離をとって見ないと良さが分からないじゃん。そんな離れたところから1m超の絵を見られるほど我が家は広くなーい。ところでこの「シルクスクリーン」と「リトグラフ」って、どういう技法なんでしょう。オフセット印刷と違って網点はないし、筆跡の強弱も残るし不思議。店員さんに訊きたいけど、買う気がないのに話しかけて逆に勧められても困るし。仕方ない、明日会社で上司に訊こうっと)

等々と買う気もないのに絵の前からまるで動かず、保護ガラスに鼻をくっつけそうに近付いて凝視しながら考え込む怪しい客でありました。
デパートでもセル画屋さんでも、美術館と同じようにじーーーっと鑑賞してしまうのは、癖なので治りそうにありません。





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最終更新日  2006年01月16日 00時52分11秒
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