(旧)ぐりぐり寺 寺だより

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2006年07月17日
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東京国立博物館 8月27日(日)まで


沢山の日本画を所有するプライス氏という方(アメリカ人)、大学時代にたまたま古美術店で若冲の絵を見てしまい、それ以来すっかり江戸絵画にはまってしまったもようです。
何だか分かるような・・・全然買うつもりのなかったお店で、お宝に一目惚れ・・・そして集め始めたら抜け出せない(-_-;)。

若冲の彩色画、昔見たことがあったので、ものすごく細かいんだろうなと分かっていたつもりでした。
でも本物を見たら、頭で想像していたよりずっと細かかった。
「紫陽花双鶏図」のニワトリのとさかにびっしり描いた白い点々、目がちかちかします。「鳥肌」を面倒がらずに本当に描くとこうなるんですね。

あまりに鮮やかで豪華なニワトリちゃんに圧倒されそうですが、本当のニワトリってこんなにきれいな鳥だったっけ?
白色レグホンしか見たことないから分からないんですが。


墨彩の掛軸や屏風もたくさん展示されていて、極彩色の画とはがらっと雰囲気が変わってこちらも良かったです。
ささっと一気に描きあげているのに、鳥も虫も生き生きしてました。
どの鳥も目が可愛いです。ちょっと楕円形の丸っこい目に、ちっちゃい黒目。眠い時は下まぶたが持ち上がって半目になるところがまた何とも愛らしい。
さらにヒヨコがまた可愛いです。丸くてコロコロして、東京銘菓ひよ子のようで、一口でパクッといけそうな・・・。

あとは、葡萄の絵が特にそうでしたが、墨だけなのになぜか色がついて見えるのが不思議でした。カラーの葡萄の葉や房を見ているような錯覚がします。

とても鳥の絵が上手な絵師ではありますが、人物はあんまり上手ではないみたい。「花鳥人物図屏風」中の人間はオバQのようでした。
ひょっとして人間に興味なし?
とりあえず実家の八百屋を弟に継がせたのは正解では。継いでいたらこんな絵は生まれなかったし、多分八百屋もつぶれていたと思われます。





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最終更新日  2006年07月17日 20時55分09秒
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