新川てるえの家族の本の図書館

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2008年05月20日
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月に2回の契約施設のカウンセリングを通して、DVの相談事例に触れ、支援を通して思うことが色々ある。

相談者は思い切って家を出てきたこと、暴力から逃げられたことにホッとしながらも「本当にこれでいいのだろうか?」という葛藤が大きい。
そして時として後戻りすることもある。

「たとえ戻ってしまってもがっかりしないで長期的に継続的に支援しましょう」というのが私たち支援者向けに伝えられる「支援者の心得」だが…。
解っていても実際には戻ってしまう人と接すると、それまで支援を続けていたことがなんだったんだろうかと脱力する。

マミー+ハウスは幸いにしてDVの緊急避難施設じゃないので、心配しなくてもいいのかもしれないけど、民間でやっているシェルターなどでは一時避難してきた親子が何も告げずに突然いなくなってしまうことなどもあるそうだ。

心が傷ついているからしょうがないといえばそうなのかもしれないけれど、救いたくても救えないジレンマに私自身が傷つくこともある。支援者はいつもそんな思いを抱えている。

先週、ふとした出来事で感じたこと。
やっぱり沢山の人を救おうと思ったら無理で、自分のキャパシティを考えながら支援の現場を考えようと思った。






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Last updated  2008年05月20日 12時04分39秒
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