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2011年05月18日
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9:24 AM May 9th TweetDeckから

浜岡原発のある御前崎はとても好きな場所のひとつ。

ここは夜がいい。

海岸線の二車線の道路の脇の歩道から海を眺める。
波がスゴイ。
真っ暗な中、轟音と共にあちらこちらに波頭の白さが際立つ。
自殺願望なんて微塵もないけれど、あまりの美しさについ身体を乗り出してしまう。
自然のスケールにただ降参。

モノカキになって初めて?のスランプ

毎晩のように御前崎を訪れ、強くぶつかりあい白く光る波を見つめていた。




そう、実は東海地震云々がなくても、浜岡原発は「なんでここ?」という場所なのだ。
夜の御前崎の話でお伝えしたように、そもそも比較的波が高い。
そして、ここは台風中継の名所でもある。
まぐろの名所である焼津はすぐそこ。
日本の大動脈、東名高速道路も東海道新幹線も眼と鼻の先にある。








浜岡原発の停止に複雑なコメントをする地元の方の報道を見て、
つくづくこの国は生計を立てる術を国に依存している人が多いことを思い知らされた。

公務員はもちろん、独立行政法人や各種団体。
土建業者でも元をたどれば税が主な収入源であるところが多い。
外食産業でさえ立地次第では…。


「どうしてこのお店がやっていけるのか」
というのの答えのいくつかは学校など税金に端を発する発注先が
なぜかほぼ固定して毎年存在していることが原因だった。
(本来ならば、その手の発注は毎年入札されるべきもの
 したがって納入業者は毎年変わるべきもの)



パチンコでさえ法のグレイゾーンで守られているようなものだし、
電波のことを考えると放送メディアも該当してしまう。


そもそも主要取引先リストに国や自治体の名前がないと
会社の信頼度も低く見積もられてしまう。


モノカキの仕事ですらそうだ。教科書等に採用されれば権威になる。
講演・セミナーの講師でも講演先に公の色が濃い団体があると格があがるような風潮も。
単純に日本の財政のことを思えば
税を受け取る人<税を負担する人 (金額)
であれば財政は健全化するし、不等号の向きが逆になればそれだけ厳しくなるはずなのだが。
国や自治体、そこから差し出される税に端を発するお金をあてにしなくても
経営が成り立っているのなら、それはそれですごいことなのだが。


税からほとんど収入の恩恵を受けていない人というのは実は少数派なのかもしれない。
サラリーマンは給与が収入源だが、会社の主な取引先が公であるなら
そのサラリーマンも間接的には収入の大半を税に依存していることになる。


そもそも数十年も政権交代がなかったり
主食の価格を国家が定めていた段階でわかっていたことなのだが
この国は資本主義国とは言えない。
実態は社会主義国(それが悪いとは言わない)
それもかつては世界一、いや世界で唯一成功した社会主義国だったが
今ではその称号すら得られない、低レベルの社会主義国になってしまった。


それでもなお、国際化を進め、グローバルスタンダードを受け入れ
官尊民卑の風習を打ち砕き、市場経済をめいっぱい受け入れるよう移行するのか、
もしくは
「ガラパゴス上等」「島国が鎖国で何が悪い」と独自の路線を突き進むのか。


それは落ち着いたら国民ぐるみで論議すべきテーマかも知れない。


歴史を振り返ると、戦後の四十年を除けば
この国は鎖国状態の方が国内は安定しているから
後者を選ぶのもひとつの方法ではあろう。


肝に銘じておかねばならないのは
いいとこどりは不可能だということ。
それを踏まえての後者の選択が国民の同意の元でなされるのなら
それはそれでアリだ。





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最終更新日  2011年05月18日 17時24分14秒
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