大鴉 ・・・ 四重奏(二) の続き
エドガー・アラン・ポー の詩 『 大鴉 』を
ギュスターヴ・ドレ の、この詩の為の挿入画と共に
原文 (Old English)
日夏 耿之介 版 ( 夫が傾倒 )
(一部、入力不可の漢字は、ひらがな入力しています。)
インフォシーク自動翻訳 版
(一部、インフォシーク翻訳不可の単語は修正しています。)
夢先案内猫・現代 版
以上の四重奏で 引き続き お楽しみ下さいませ
それでは、はじまり、 はじまり・・・
Deep into that darkness peering,
long I stood there wondering, fearing doubting,
dreaming dreams no mortal ever dared to dream before ;
But the silence was unbroken, and the darkness gave no token,
And the only word there spoken was the whispered word, "Lenore !"
This I whispered. and an echo murmured back the word, "Lenore !"
Merely this and nothing more.
如法闇夜の幽黯をすかしてみすれば、
しばしがほどはただ単身恠しみ怕れ彳ち盡しつ。
こころ訝り、衆生悉皆の夢せぬ夢を夢みつつ。
さはあれど、静寂を破る聲もなく闃然として音だになき。
ただ耳語のひと聲あり「黎梛亞にもや?」と
この儂のささやき出れば木魅ありて「黎梛亞にもや・・・」と囁きたり。
ただ是みぞ、こともなき。
凝視しているその暗闇に深くて、長く、
私は怪しんでそこに立っていました。そして、恐れる、疑うこと ;
(人間が決して考えもすることをあえてしなかった夢を見る)
しかし、沈黙は完全でした、そして、暗闇は商品券を与えませんでした、
そして、そこの唯一の語は、話されてささやかれた語「レノアでした!」
この、私はささやきました。
そして、反響は後ろに語「レノア!」をつぶやきました。
単にこれとより多くの何だけも。
僕は暫らくそこに立ったまま、暗闇の中をじっと窺っていた。
怪しみながら、怯えながら、疑いながら、
きっと誰も夢見た事もないような夢に戸惑うような思いで、
でも、辺りは静まり返ったままで物音すら聞こえない。
ただ一言「レノア?」と囁く声
僕の囁きに「レノア」と木霊が囁き返す。
ただその声だけ・・・、それ以外は何もない。
Back into the chamber turning , all my soul within me burning,
Soon I heard again a tapping , somewhat louder than before.
" Surely ", said I ," surely that is something at my window lattice ;
Let me see , then, what thereat is, and this mystery explore,
Let my heart be still a moment, and this mystery explore ; "
'Tis the wind and nothing more.
房室に戻りきつれば儂が情懐澎湃としてきはまりなし。
程もあらわせず前刻よりもやや音高く、
また叩叩とおとなひす。
儂言ひけらく。
「一定まさしく何者か疎櫺のまどに潜むらし、
さらばなにものの匿れつるやその恠
異をば窺ひ見む。
小胸をしばし押し静め、その妖異をば探りてむ。
眞風ぞ、いかでもののあらむ。」
一転している議会へと、火傷している私の範囲内の全ての私の魂、
すぐに、私は再び、前よりいくぶん大きい音を聞きました。
「きっと」、私が言いました、
「きっと、それは私のウインドウ格子の何かです;
それから、何がそこでそうかについて見させてください、
そして、このミステリーは探検します-
ちょっと静かである私の心臓をます、そして、
このミステリーが探検します」
風とより多くの何以外だも。
それから部屋の中に戻ると、僕の胸騒ぎは燃え高まり・・・、
再び、何かの物音が前よりも大きく聞こえた。
「そうだ。きっと窓の外だ。
それなら・・・、一体、何なのか探ってみよう。
心を落ち着けて捜してみよう。」
そこには風しかない・・・、他には何もない。
" Open here I flung the shutter, "
鎧まどの扉押しひらけば
ここで開きます私が、シャッターを投げつけました
雨戸の扉を押し開くと、
・・・ つづく ・・・