ともみさんの解説を聞きながら、車窓の風景を眺めていると、いつ
の間にか溶岩だらけに。もうハワイ火山国立公園内に入っていました。
1983年1月に、キラウエア火山の東斜面から噴火して、27年目。
プウオオ火口から溶岩が海に流れ込み、住宅や農地を焼き周囲を
埋め尽くしてしまったそうです。その勢いと広範囲には、驚きました。
噴火の瞬間、溶岩が450mの高さまで噴き上がったそうです。驚愕。
私達は溶岩地帯をドライブできる舗装道を抜け、終点で下車しました。
そこからまっすぐに伸びる溶岩地帯まで、歩きます。すごい向かい風で
吹き飛ばされそう。花粉症用サングラスを掛けていたので、目は安全。
ひたすら歩くと、見えて来ました。広大な溶岩地帯。上に立つと温かい。
触るとほかほかで、天然の岩盤浴ですね。寝転がった方も有り。私は、
ここで思わぬ幸運があり、ストレスが消えました。その幸運は、ないしょ。
長いこと座っていると、お尻がホカホカして気持ち良かったです。真近で
見たら、表面が青く光っています。これがガラス成分だそう。もし転んだら
怪我をしそうですね。でもキレイ。本当はどろどろの溶岩流を見たかったの
ですが、これは希望叶わずでした。でも温溶岩を体験出来ただけで満足です。
こうやって海に溶岩が流れ落ちているので、ハワイ島は年々大きくなって
いるようです。生きているんだって圧倒されます。海岸線では、あちこち
水蒸気が吹いているのを見ました。同じ道を戻って、次なる場所へ出発。
またまた熱帯雨林のジャングルを歩きます。ここでは枯れて、また新芽が
伸びてという動作を1本の木で見えるそうです。死んでも、またすぐ復活する
ということで、ハワイ島では、死に対して大らかなんだそう。場所によって、
色々ですね。歩くこと数分で、サーストン・ラバチューブに到着。500年前
溶岩が流れて出来た溶岩トンネル。薄暗くてひんやり。此処で自分のオーラが
見えるということで、みんな真剣。私も教えてもらって、手の平を近づけたり
離したり。すると白くてもやもやした煙のようなのが・・・これがオーラだそう。
私にもあったみたい。超冷え性の人は出にくいみたいです。不思議な体験でした。
ハワイ神話で、火山を司る女神「ペレ」彼女が住んでいるのが、ハレマウマウの
火口。その近くまで車で移動し遊歩道の途中で、こんな青空の下を、西田さんと
ともみさんの誘導で、みんな目を瞑って手を繋いで何処かに移動中。1・2・3
目を一斉に開けると、彼方にペレのおうち!白噴煙がもくもくと高く上がって、
とても大きい。直径900m、深さ100mという巨大カルデラ。噴火の事を
考えると気が遠くなってしまいます。かなり遠くで小さくしか見えませんので
ちいろば企画さんからお借りしました。間近で見たとしたら、こうなります。
近くだと大迫力です。活火山の威力を垣間見ました。島1周ツアーの最後は、
黒砂ビーチですが、長くなったのでまた明日。ハワイ島って、大きいでしょ。
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