ちびろずるーむ

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水を巡る旅☆2002簡保





朝7時出発!簡保ツアーのバスは2台。
バスは岡山を出発して、山陽-名神-東海北陸自動車道を走る。
約5時間で、岡山-兵庫-大阪-京都-滋賀-愛知、そして岐阜に入る。
県の真ん中だという美並ICを下りて、郡上八幡へ向かう。


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道路に沿って、長良川鉄道の線路が見える。その向こうは翡翠色の川。
どんな電車なのかと期待したものの遭遇は遂になし。残念・・・
大きな岩や丸い石ころが川に転がり、上流に来たという感じがする。

お昼は、「湯葉御膳」のはずだったんだけど、包み揚げ湯葉のみ。
湯葉の中は山菜とごま豆腐で噛むと、とろっとして美味しかった。
初めて鮎の一夜干しを食べる。軽くあぶるだけでよし。
美味しかったのでお店で買うと、なぜかチョコクッキーを1箱くれた。


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その後は、「水の城下町」の郡上八幡へ。ここで1時間の団体散策。
行かなかったが山の上に当時のままの石垣が残る、郡上八幡城が見えた。
ここは400年の歴史をもつ夏の風物詩・徹夜踊りで有名なところ。


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長良川の支流・吉田川が町を流れる。透明で涼しげ、音が心地よい。
清らかに涌き出る宗祇水には観光客が並んでいた。
至るところに清流の水路があり、それに沿って生活道路が伸びる。


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上段は飲み水、次が野菜などをすすぐ水、次が釜や鍋すすぎ。
低いところにイワナやアマゴが泳ぎ、その上に鯉が泳ぐ。
米粒や残飯がそのまま魚のえさになるんだという。
生活の知恵に感心。それでも水は下までとても美しい。


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もっといろいろ散策して見たかったが、なにせ団体なので叶わず。
古い町並みを歩いて思ったのだが、道が狭い上に団体客がわさわさ。
車もまともに走れなくて大変。お祭りのときはすごい賑わいだろな。


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またバスは、東海北陸自動車道に入り、清見ICで下りる。
目指すは奥飛騨郷・新平湯・焼岳温泉。
その前にトイレ休憩を兼ねて「飛騨めん処板蔵」に立ち寄る。
製造工程の見学も出来て、試食もあり。まさに団体専用だった。

17時過ぎにやっと 「奥飛騨ガーデンホテル 焼岳」 に到着。
姉妹で参加しているおばさんと同室で6階の和室。
おとなしい方たちでよかった・・ってのが本音。

宴会まであと1時間半。くつろぐ間もなく、温泉に直行。
ここには、「うぐいすの湯」という天然クロレラが生育している
新緑色の温泉があるらしい。でも混浴露天風呂・・。
ま、ちょっと覗くだけでも・・が、いつの間にか入っていた。

湯衣というのがあってそれを巻いてプッチンで止めて入る。
これなら透けることはまずないし外れることもないから、OK。
おじさんたちにも喜んでもらって楽しかった。混浴はこれ1回だけ。

さすがは奥飛騨、日暮れは早くそして冷え込みも半端でない。
今回とてもとても楽しみにしていた温泉は、期待を裏切らなかった。

内湯が2つ(温泉と水)専用の露天風呂が2つ(岩とヒノキ)サウナが2つ。
そして着衣専用の混浴露天風呂が3つ(うぐいすと洞窟と打たせ)サウナが1つ。
そのほかにも貸し切り露天風呂やら有料温泉風呂やらがあるらしい。

でもジャグジーとか薬草風呂はない。お湯だけの勝負!
だけどそんなものなくてもたっぷりのお湯に浸かるだけでも満足。
硫黄分を含み肌がすべすべで、その上、外気が冷たいからいくらでも入れる。
こんなにのんびりゆっくり温泉に浸かったのは、初めてかもしれない。

結局、食事前、寝る前、朝食前と3回入浴した。大満足~!
そして入浴後、休憩室が外にあって誰でも休める。
そこにはお座布団と氷水が用意されていて休める部屋なのだ。
氷水を2杯も飲んで、もう本気で極楽至極。

団体旅行つきものの宴会。
でも今回はカラオケはあったがいつもと趣向が違った。
4名での掘りごたつ式の炉端風で独立していたのだ。
いつもみたいに大広間に端から端までずら~ではなかった。
同じ同室のおばちゃんと仲良く食べた。

このホテル、まだオープンして2年も経ってないそうだ。
だから至るところが真新しい。お風呂もきれいだし、部屋もきれい。
珍しいところでは、玄関にブルートレインが5両ほどいる。
なーんとカラオケなの。いくら騒いでもここじゃ大丈夫!

売店では、やはりメインは、さるぼぼ。
岐阜の名物(?)だもんね。以前は赤色オンリーだったのが、
今では7色以上もある。世の中変っちゃったなぁ。
それとグッズが凄まじいほどなんでもある。
完全に商品化されちゃったのね。


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そのお隣は、キティちゃんグッズのオンパレード。
これもまた凄まじい負けないほどたくさんある。
お孫さんのお土産だろうかおじいちゃんがハンカチを買っていた。
湯の花、さまざまなお菓子、工芸品、蕎麦、ワインなど
どこもここも変り映えのしないモノが並んでいた。

温泉から戻ってきたのが10時過ぎ。
おばちゃんはもう寝るという。友達も寝るという。
仕方がないから私も横になる・・。
いつの間にやら眠ってしまったようだ・・・。



ツアー2日目。快晴。朝の上高地の気温は、4℃だという。
ひぇー、上着はあるけど半袖、素足だよ・・・私。

出発は8時。雲1つない快晴で寒いけれど気持ちがいい。
なんと槍ヶ岳が見える!すごいすごい。


まずアルプス街道平湯バスターミナルでシャトルバスに乗り換え。
ここから30分で行けるらしい。便利になったもんだと感心。


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昔は安房峠のヘアピンカーブを時間をかけてじゃないと上高地へは
行けなかったみたいだけど、今じゃ数本のトンネルでスイスイだもの。
最近完成したキレイで長い安房トンネルの中で岐阜県から長野県へ変る。

次にとても狭い釜トンネルを抜けると、そこはまったくの別天地。
大正池が広がる。焼岳が目の前に広がる。帝国ホテルの赤屋根も見える。


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そして遂に、上高地バスターミナルに到着!今の気温8℃なり。
熊笹が茂る林を抜けて梓川とご対面。手を浸けると冷たくて2秒で限界。
河童橋を目指して散策。川にたくさん鴨がいた。冷たくないのかな?


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初めての上高地、初めての河童橋。そしてそこからの眺めが上の画像。
穂高連峰も梓川も空もくっきり!素晴らしい眺めをありがとう!

辺りを少し散策して撮影後は、五千尺ホテルでコーヒーとケーキでのんびり。
1時間ちょっとの散策で、それなりに満足。手付かずの自然っていいものだなぁ。


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自然の美しさと恵みとを満喫。
すごくうれしかった。感動~!大感激!!
その後はお漬物屋で赤カブを買って、一路岡山へ。
リラックスできて、楽しい2日間でした。



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