江南地下商街は、駅から直結していて、縦に長く両端にお店が連なってい
ました。確かにお安かったです。かなりごちゃごちゃした感じがしました。
ぐるりと歩いて見て、また地下鉄で明洞まで戻り、晩ごはんに行くことに。
今までいつもきちんと食事をしなくて、残念な思いばかりをしていたので
今回はいろいろ計画していました。今夜は、時間がたっぷりあったので、
明洞中心部で高級韓定食を頂ける、阿味笑(アミソ)へ。予約なしでもOK。
このお店は去年、同じビル内の汗蒸幕店でアカスリのコースをしたら、無料
昼食券を下さって石焼きビビンバを頂きました。とても満足したので今年も。
一昨年別のお店で頂いたとき、あまりの量の多さに食べられなかったので、
今回は、真ん中を取ってBコースを選択。それとウーロン茶を注文しました。
韓定食は、よく写真で全部のお料理がテーブルいっぱいに所狭しと並んでいる
のを見かけますが、実際には1皿から3皿くらいで順番に出て来ます。夕方に
なって寒くなりカラダが冷え切っていましたが、最初に来たポタージュスープ
のようなカボチャ粥が、味が濃く熱くて温まりました。ホッとするようなお味。
まるで見た目が、寒天のようなシロマメのゼリー・タンピョンチェ(蕩平菜)。
これに金糸卵や野菜や海藻を混ぜ混ぜして、頂きます。あっさり味です。次に
シャキシャキの野菜サラダ。ドレッシングの味が私には、美味しかったです。
はるさめ炒め・チャッチェ。太めの春雨と細切り野菜を、炒めたもの。これは
どこでもいつでも出て来るポピュラーな一品です。ゴマ油が香ばしくて美味しい。
そして椎茸フライの甘酢あんかけ。肉厚の椎茸が美味しいです。甘酢のせいか
これだけ中華風のような気がしました。酢豚を思わせるような懐かしい味です。
九折坂・クジョルパン。9種類の野菜や肉などを細く切ったものを真ん中の
薄いクレープに巻いて頂きます。どう見ても、具が余ってしまいそうなので
欲張って全種類入れたら、巻くというより包む感じに。たれに付けて頂くの
ですが、何もしなくても、野菜や肉などの味がしっかりして美味しかったです。
白身魚のお刺身。こちらはお醤油とわさびで、日本風に頂きます。ちょっと
こってりした後なので、ホッとしました。たぶん鯛のような感じでしたが・・・
千切り大根ではなくて、透明な、あれはなんて言うんだろう?わかりません。
2種類ののジョン(韓国式お焼き)。エビとタコとありました。どちらも、
もちもち感がとても美味しくて、もう少し大きければいいなぁと思いました。
そしてカルビ蒸し・カルビチム。骨付きカルビを長時間煮込んだもので、私のは
ほろりと肉が骨から外れました。美味しい。これだけでも十分お腹いっぱいに。
イシモチ(魚)のフライの後は、ワゴンで石鍋ご飯に8種類の小皿のおかずが
登場。石鍋には、黒米ごはんがいっぱい炊けていました。ご飯をお茶碗に盛った
後、お鍋にお湯を入れます。そして少し置くと、おこげが取れて香ばしさが・・・
8種類のおかずは各種キムチなど。韓国式のお味噌汁・テンジャンチゲ。ついつい
お箸が進んでしまいます。石鍋ご飯もちょっと塩辛いお味噌汁も、大好きです。
最後にデザートのお菓子と伝統茶のメシルが来ました。梅エキスが入っていて
飲むと甘酸っぱいです。お菓子は黒ごま団子でした。これで全部。終了しました。
空腹だったので、どれもきれいに頂きました。量的には、さすが明洞中心のお店
って感じですが、見た目も豪華・味も豪華で、とても美味でした。満足しました。
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