4日目。雨で寒い1日でした。午前中、ブレーメンから車で、
おとぎ話の世界のような、ツェレを訪れました。
戦災がなかった唯一の街のひとつで、「北ドイツの真珠」と
呼ばれるほど、旧市街地の家並みは素敵でした。
散策していると、古い井戸があり、しかもまだ現役で
使われているようでした。両側の木組みの家を見ながら、
石畳の町を歩きました。10月は、落ち葉の季節。
真っ黄色の葉っぱで、道が覆われてました。
雨に濡れてしっとりとした秋の風景を眺めながら、
私達はツェレ城に到着しました。このツェレ城は、17世紀のもの。
ルネサンスの原型に戻そうと、行われた改修工事が、
途中で終わってしまったので、左側の塔がバロック様式のままに。
城のまわりは堀に囲まれていて、水辺に植えられていた木々や芝生が
とても美しかったです。また緑の芝生の上に、落葉樹の葉っぱが黄色く
色付いて落ちていて、それが雨に洗われて、何とも言えずキレイでした。
鳩もたくさんいました。雨に濡れて寒そうな感じでした。
☆
ランチ後、また車に乗って、ハノーファーに行きました。
第二次大戦で壊滅的な打撃を受けたが、その後、多くの市民の
努力によって復興されて、現在はドイツ屈指の大都市になりました。
見本市(メッセ)では、世界中から人が集まります。
ハノーファーには「ヘレンハウゼン王宮公園」があり、
緑のなかの大都市・・・とも呼ばれているようです。
ヘレンハウゼン王宮公園は、300年の歴史を誇るバロック庭園です。
彫刻までもが、幾何学模様に配置されています。
その庭園に一歩足を踏み入れたとたんに、ドイツ的な感じがしました。
いろいろな幾何学模様のお庭は、とても楽しかったです。
本当に丸一日雨降りで、しかも気温が低くく寒かったです。
こんな素敵な公園散策は、晴れて暖かな方がいいですよね。残念。
翌朝は快晴になったので、出発までの間、友達と散策しました。
ツタとブドウの葉で覆われている、教会を発見。
あとで調べてみると、たぶん、エギィーディエン教会。
ここには姉妹都市の広島から1985年に贈られた鐘がありました。
それから郵便局に寄って、日本への切手を買ってハガキを出しました。
便利の良いところにあった、ホテルでした。
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