ちびろずるーむ

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フランス南西部紀行(3)


赤いレンガの建造物が素敵に建ち並ぶ、小さな町・アルビですが、
なぜレンガなのかと言うと、単にレンガが安かったからだそうです。

でも今では、その赤いレンガに統一された中世の町並みが、とても美しくて、ずっとずっと眺めていても飽きないほど、とても素敵でした。

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何と言っても素晴らしかったのが、セント・セシル大聖堂。高さ40mの壁をもつ要塞のような姿は、迫力というか威圧的というか圧巻でした。

レンガをよくも此処まで積み上げたなぁと本当に感心してしまいました。圧倒的な高さなので、何処にいても大聖堂がとても目立っていました。

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大聖堂の右側が、ロートレック美術館です。美術館は、3月は改装中でお休みなのですが開いていました。ロートレックの故郷として、有名です。

さてこの大聖堂、外見とは異なり、内部はとても芸術的です。有名なのは目の前の「最後の審判」の絵と天井画。そしてパイプオルガンなんですが。

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本当に見渡す限り絵だらけの落ち着きがない教会なんですが、この左右上下に描かれている模様のようなんですけど、これがだまし絵。傑作です。

イタリアで天井が低いのに、高く描いて見せかけたりというのを見ました。平面な壁に凹凸があるように見せたり、何かしら変化を付けてありました。

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15世紀、フィレンチェから職人を連れてきて描かせたそうで。全ての壁が異なるだまし絵になっていて、此処が教会であることを忘れてしまいそう。

一通り観光を終えてフリータイムの時に、再び大聖堂に赴きました。照明
が消えていて、すでに信仰の場になっていました。時間がある限り居ました。




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