3月17日(月)。朝から快晴。初めて、傘の心配無しです。7日目。遂に、観光最終日となりました。早いものですね~
あまりのお天気の良さに、海を眺めながら、海岸線を散歩。砂浜へと降りたかったのですが、距離がありそうで、断念。
海岸線の散歩コースがあって、潮風が気持ち良いし景観も素晴らしくて。水がある場所が好きな私は、朝からご機嫌!
晩は☆☆☆☆ホテルへのディナーに、着物を着て行くので緊張気味だったんですが、観光中はきれいに忘れてました。
スペイン国境まで列車で15分の、サン・ジャン・ドゥ・リュズ。漁村という感じですが、夏はリゾート客で大賑わいになるそう。
今の捕れるのは、烏賊。とても小さな烏賊で、ボルドーで頂きました。美味しかったです。もう少ししたら、カツオだそうですよ。
この町は、太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズがサン・ジャン・バティスト教会で、結婚式をしたって事で有名です。
この建物は「ルイ14世の館」と言われています。歴史保存建築なので、修復は国の許可が必要。雨漏り工事に4年もの歳月が。
何処の国も同じですね。でも当時のベッドの木枠で寝ているそうで、それはそれで凄いことだなぁと、素直に感心してしまいました。
また1660年創業の菓子屋があり、ルイ14世にマカロンを献上したら「美味しい」と言われ、未だに作り続けている様。素朴な味。
砂糖がたくさん入って甘いですが、舌で溶けます。当時は砂糖が貴重だったから、これぞ王様のお菓子って感じだったんでしょうね。
またバスに乗り、遂に国境を越えてスペイン入り。数分走っただけなのに、人も家も雰囲気もガラリと変わりました。もうビックリでした。
大西洋に面した町 カンタブリアの真珠サン・セバスチャン。サンタマリア教会へと。路地のような細道に、車が容赦なく走って危なくて。
今までステンドガラスが美しいフランスの教会をずっと見てきたので全然趣の違うスペインの教会に戸惑いを感じました。重厚な感じです。
こちらも復活祭が近いとあって、誰にでもわかるようにキリストの一生のジオラマもありました。暗いと聞いていましたが明るく良かったです。
この後、バスに乗って、市内が一望出来るモンティ・イゲルド展望台へ。遊園地になっていて、お天気も良いし家族連れがたくさん来ていました。
海岸線に沿って建物が並び、砂浜には人が遊んでいるのが見えました。小さな島が2つ見えるより他は、大西洋の大海原が広がるばかりの光景。
あまりのお天気の良さで、霞が掛かっていました。2組のご夫婦と一緒に記念撮影をしました。とても素敵な方ばかり。本当にお世話になりました。
ランチは、同じくスペインの町オンダリビア。すごく可愛らしい建物が並んで見ているだけで楽しくなります。すごく賑わっているレストランで頂きました。
パエリアが出ると聞いていたので楽しみにしていたら、想像と別なモノが・・おじやみたいでしたが、とても美味しかったです。でもこれって前菜なんです。
というわけで半分残しました。そしてメインは、野菜と鱈の鉄板焼き。塩鱈が名物みたいです。野菜は、ピーマンのようでした。これもなかなか美味でした。
一番の大ヒットは、デザートの自家製プリン。フラン・ケーキのはずだったのがなぜかプリンに変更。これが甘くなくて大人の味。しかも大きくて大満足でした。
この後は、フランスとスペインにまたがるバスク地方の中心都市・バイヨンヌへ。
バスク人はフランス人とは異なる言葉・風習で独自の文化があるそう。楽しみ。
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