ティガレスの国際恋愛日記

ティガレスの国際恋愛日記

セバスチャンと親しくなる


☆セバスチャンと私~その2☆




私が事務所で働き始めてから3ヶ月がたった頃、彼の契約期間が終わりました。
私たちの関係は同僚以上でも以下でもなく、ほんとうに同僚でした。

私は他の同僚に対する気持ちと彼に対しては違います。(恋愛じゃないけど)
事務所の中で話しやすい唯一のお相手はセバスチャンなのです。
あくまでの事務所内でのことで、プライベートは別です。

お互いの電話番号もemailアドレスも知りません。

でも、なぜかかるぅーくスキンシップがあったのです。
あんな事、間違えても他の同僚とはしません。(笑)

例えば
たまたま手が触れあっちゃっても、そのままふれあったままとか
密着度が多かった?とか
えーっと
え~っと
恋愛とかじゃなくて、お互いに人として好意があったわけです。(たぶん)


恋愛感情のなかった私たちがどうやって親しくなったのかと言と・・・・・・


セバスチャンが事務所を去った後、同僚の 強い要望 で我が家で日本食パーティを開きました。
セバスチャンは実家のオランダに帰っていた時だったので不参加でしたが
当時の同僚・・だいたい20人前後がやってきました。

自画自賛で申し訳ないのですが、このパーティは大成功!

これに気をよくして(本当に自画自賛ですみません)
仲間のひとりが自分の契約期間終了前にパーティを開くことにしたのです。

彼の名はアダム→本当にありがとう!!

私はかなり遅刻してパーティに参加したのですが、
さらに遅れてセバスチャンがやってきたのです!!

2週間ぶりの再会でした!

セバスチャンが事務所を去ってから、電話もなくメールもなく
このまま過去の人になるんだろうなぁと思っていただけにびっくりでした。

私はセバスチャンがパリに帰ってきていることも
アダムのパーティに呼ばれていることも知りませんでした。

それくらい私とセバスチャンの関係は同僚以上でも以下でもなかったのです。

セバスチャンがパーティに来た頃、私はワインをしこたま飲んでいました。
恐るべしアルコールパワーです。

久しぶりに会えて嬉しいのと、やっぱりセバスチャンとは話しがしやすいのとで
話は弾みます。(もちろん他の同僚も一緒です)
スキンシップもいつもよりも積極的だったような気がします。

終電でもよかったのですが、これでセバスチャンに会うのも最後かと思い
少しだけ長いしました。1AMくらいだったかなぁ

帰り際、セバスチャンとお別れのビスをしたら・・・・・

右のほっぺ・左のほっぺ・・・・・セバスチャンのくちびるが私のくちびるに触れたのです。

もぉぉぉぉぉぉぉぉ びっくりしました。
一瞬、時間が止まったような感覚だったけれど私もかるくキスのおかえしをして
アダムの家をでたのです。

くちびるがちょこっと触れただけの可愛いキスからアダムの家をでるまで
1分もなかったと思うのですが
私には1分・2分・3分・・・・それ以上だったと思うのだけれど
そのまま、「じゃ、またね」とでてきたような気がします。

幼稚園生のようなキスに驚いちゃっていた私は、
じつはどうやってアダムの家をでたのか覚えていません。

事件はこの後に起こりました!!!


アダムの家はアパートの5階でエレベータ無

もうすぐ1階につくってところで
「ティガレス、なんでおまえはそんなに帰るのがはやいんだ」
と言いながらセバスチャンが階段を下りてきて



激しくキスをされたのです。



気が遠くなるほど長い間キスをしていたような記憶が・・・・

覚えていることは
「もう行かなくっちゃ」と私が言ってキスを終わらせたこと。

「I'll call you tomorrow and see you」と言われて

セバスチャンはアダム家に戻り、オトコ数人で飲み明かし
私はタクシーで家に帰ったのでした。


これが私とセバスチャンのなれそめで、私たちの関係はここから始まったのです。




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