ティガレスの国際恋愛日記

ティガレスの国際恋愛日記

GFになるまで

☆GFになるまで☆


~キスのあと~



セバスチャンとキスをした翌日、パリではイベントがあって同僚と仕事帰りに行くことになっていました。

セバスチャンも友達と行くことにしていたらしく「現地で会おう」ということになっていて...

キスしただけの関係
でもなんとなくうきうきしていた私はそれなりにおしゃれをしてでかけたのです。


夜10時を過ぎてもセバスチャンからは連絡がない。

会場は盛り上がっている。会社の人にも偶然あって飲んで踊って楽しい夜♪
そのかたわらで、
こんな人混みで果たしてセバスチャンに会えるのかもわからないと思った私は
携帯電話とにらめっこ。

私から電話はしたくない!
でも
電話はかかってこない...


今となってはよく覚えていないのだけれど
きっと我慢できなかった私が電話をしたのだと思う。

電話でやりとりをしていたが、結局、この夜は会えなかった。

セバスチャンは自分たちのいるところに来てくれるのだったら大歓迎だよ。
と言っていたけれど、それは私にはできない!行きませんでした。
私にだって一緒にきている同僚もいるし、なんといってもセバスチャンは同僚+αの関係

過去のトラウマもあって私は恋愛にかなり慎重
キスをしたぐらいで舞い上がっている場合じゃない
→→→そんな甘酸っぱいことを言っている歳でもないんだけどね。


この会えなかった晩の翌日(キスをしてから3日目)

パリは革命記念日でエッフェル塔では花火があがるイベントがあり、
私はいつものごとく、同僚と一緒に行くことになっていた。
(本当に同僚達と仲がいいのです。)
立地的にも私の家が一番都合がいいってことで待ち合わせは私の家。



私はセバスチャンに
「今晩のイベントにみんなで行くことになっているから一緒にどう?待ち合わせは私の家よ」
とテキストを送った。
すぐにセバスチャンから返信があり、もちろんOK。
彼は私の家を知らないので住所を教えて欲しいと書いてあったが
私はすぐには返信しなかった。

理由
・暇なオンナに思われたくなかった
・すぐに返信をしてがつがつしているオンナと思われたくなかった
・じらしたかった(これが一番の本音)

再度、セバスチャンからテキストがあり
「ボクのメッセージは受け取っていないのか!どうなんだ!」
と書いてあった(笑)....うふふ


なのに・・・・セバスチャンは約束の時間に現れなかった。
でも、必ず合流するから場所を移動するなら教えてくれと言うじゃありませんかー♪

私の気持ちはかなり複雑
・・・じつはこの当時、
同僚のひとりに積極的にアタックされていて、この晩も一緒だった。
この同僚とはセバスチャンとは違う感覚なのであくまでも仲良しの同僚。


過去の経験から、あの類のキスはご挨拶とは思えなかったアタシですが・・・
やっぱ、あの時のキスはご挨拶と解釈しよう!
セバスチャンが来ても、来なくても、彼は元同僚。

この晩、
パリの街は大騒ぎで人混みで歩くのも花火を見る場所を見つけるのも大変だったのです。

花火がはじまりワインとチーズで盛り上がり
セバスチャンのことなんぞすっかり忘れている頃に電話があった。

「最寄りの駅にいるので迎えに来て欲しい」

花火は始まっている。
私は花火があがっているのをみていたい(本当に綺麗だった)
なのに
セバスチャンの電話で気持ちは一気にお迎えモード(私って単純です)


駅で待つセバスチャンのところまで走っていきました。




つづく

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