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(スポルティバのバラクーダ:右は新、左は現役)クライミングシューズの中でも抜群に評価の高いミウラーを出しているのが、スポルティバというイタリアのメーカー。ミウラーはまさに不動のベストセラーだが、自分にはどうしても足に合わない。足の指の、人差し指が親指より長い足型の人には、ミウラーよりバラクーダが合う。テクニカルなクライマー向けの柔らかいシューズより、ソールもかなり固めのタイプが好きで、ファイブ・テンのアナサジ・ベルクロを愛用していたが、ヒールカップがよりフィットするスポルティバに乗り換えたかった。バラクーダは固めで、足に合った。ようやく自分にとってベストのクライミング・シューズに出会ったと思った。しかし、スポルティバは今後バラクーダとテスタロッサは生産縮小するというのだ。もう、日本には入ってこないという。テスタロッサも愛用者が多い、名作のシューズ。バラクーダと共に、今日本の店頭にある限りで手に入らなくなる。自分のサイズは分かっているから、そのサイズを探した。ようやく、スポルティバの代理店ともいえるニッピンにバラクーダのそのサイズがあることをつきとめ、早速確保した。先日、それが届いた。今使っている現役のバラクーダは一度リソールしている。それでまだかなり使える状態ではあるが、つぶれるまで履いた後に買うのでは、もう手遅れになりかねない。値段はかなり上がった。食料やガソリンなどの値上がりはよく話題になるが、クライミング界も、シューズの他にもロープやボルダーマットなどかなり値上がってきている。でも手に入らなくなるよりはいい。
2008.08.19
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クライミングに執心して、何度か指の関節を痛めたりしているうち、特に第二関節が太ってきた。左手薬指に合わせて作った結婚指輪が入らなくなってしまったのは、明らかにクライミングのせいだ。始めはジムでボルダリングをよくやるようになって、人差し指や中指の関節の痛みがとれなくなった。外岩でのクライミングなどで、しばらくボルダリング・ジムへ行かないと痛みはそれほどでもなくなるが、ジムで指に悪い課題をやると、すぐに痛みが戻ってきた。腱が横にずれてきているらしいということで、ちょっとした自己治療をしたらだいぶ痛みがとれた。そのうちに痛みが出なくなるくらい回復した。ふと、関節が太っていることを指摘され、改めて見ると確かになんだかヘンだ。痛みがある間は完全に伸びず、また90度以上曲げられない。それが今は左手薬指に症状が出ていて、ボルダーをやるとかなり痛みが増す。一本づつ、指が変わってゆく。机などの平らな場所に手のひらをつけて指を反らすことをやるが、指が反らずに、逆に少し曲がった状態のまま付け根から浮かせているだけになってしまう。また、じゃんけんの「グー」は第一関節を曲げ込めず、指と手のひらにどうしても隙間ができてしまう。これでもまあ、日常生活には問題ないし、クライミングももちろん問題ない。変形した関節と、伸びず曲がりきらないという指になってしまっただけ。各関節下部にガバだこと呼ばれるたこができ、指先は凍傷のように皮が厚く固くなる。クライミングはかように指に悪い。自重を指だけで支える場面は普通だ。そんなことがあの細い指にいいわけない。スポーツ・クライミングは、かなりの高齢者まで自分の限界に挑めるタイプの運動だが、まだ新しいジャンルのスポーツであるため、生涯、40年、50年とやり続けてきた人はいない。もし、人生の大半をそうして指に負担をかけて登り続けたら、いったいどうなってしまうのだろう。自分の限界に挑むようなクライミングは、引退するときが必要なのかもしれない。引退後は、楽しむ程度に登るなんてのもおもしろい。
2008.10.17
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