60の手習い

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上手な水分摂取の方法


発熱・嘔吐・下痢・・・子供って良くこのような症状になることがあります。
もちろん、医療機関を受診して原因を突き止め、個々にあった治療をするのですが、
医療機関で『脱水にならないように、こまめに水分を摂って下さい』とお願いすることがあります。

また、ヘルパンギーナなどの場合は口内炎がいくつも出来たり、
口中が腫れてしまったりして、飲み物がしみて、痛くて何も飲めなくなってしまう事があります。

そんな時の、水分の摂り方について書いておきます。

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まず、吐いたり下痢をした時。
吐いたり下痢をしたら絶食、または絶飲食させる親御さんがいます。
未だにそう勧めている医療機関も、たまにあります。

でも、それは昔の考え方です。
飲んだり食べたりしなければ出るものがありませんから、消化器官を休める事になり、
確かに早く治ることが多いのも事実です。

しかし、嘔吐や下痢が続く状態で絶食や極端な水分制限をすると、
脱水や電解質バランスが崩れる事によって痙攣を起こしたりする事があります。

嘔吐、下痢の時は、吐いたり下したりする事で消化管内の胃液や腸液が
同時に排出されてしまうので、電解質バランスが崩れてしまうのです。

胃液は強い酸性、小腸内はアルカリ性です。
それらの消化液が一気に体外へ出て行ってしまうのです。

そんな時は、補わなくてはなりません。
医療機関で点滴を受けるのが一番良い方法ではありますが、身体に針を刺すこと、
時間がかかる事などリスクもあります。
グッタリしてしまっている場合はともかく、ある程度動き回れて、
熱があって吐いたり下したりしているけれど、TVを見たり、食べたがったりはする。
と言った、それほど酷くない症状のときは、上手に水分を摂ることで
点滴をしなくても脱水を防ぐ事が出来ます。


上手な水分摂取方法とは・・・・


難しいことではありません。
1時間に50ccほどの量の イオン飲料
(現在はOS-1など、水分摂取用に電解質を調節した水が
 調剤薬局やドラッグストアなどで売られています)
 を与える、ということです。

1時間かけて50ccほどのペースで無いと、嘔気が酷くなったりしますので、
1回に飲む量をとても少なくします。(スプーンで1さじほど)

そして、コップに入れて飲んではいけません。
発熱して喉が渇いていたりすると、ゴクッ!と飲んでしまうからです。


医者から、“少しずつ飲んで下さい。”といわれたら、↑にも書きましたように1時間に約50ccくらいずつ飲ませるようにして下さい。

大さじ1杯が15ccですから、大さじ3杯とちょっとです。
1時間かけて、です。

ですから、スプーンでちょこっと与えるとか、お猪口に入れてあげたりすると良いと思います。

自分で飲む元気もないような時は、医療機関で点滴をしてもらうと安心ですね。




次に物理的に痛くて口に飲み物を入れられない場合・・・
ヘルパンギーナにかかったときなどです。
口内炎が多数出来ていたり口中が荒れてしまったりして、
痛くて水分もうまく摂れない、口に含めない、なんて時は、
ストローをやや深く咥えさせて、喉の奥のほうに飲み物が入るようにして
飲ませると飲める事があります。

深く咥えすぎると喉を傷つけたりして危ないので、オエッ!とならないように
側で保護者が介助するのを怠らないようにして下さい。

普通に飲むと口の中に飲み物などが広がってしまって痛いですが、
ストローでなるべく喉に近い所に飲み物が行くようにして飲めば、
口内炎の所に飲み物が付着しないので、痛みをさほど感じる事無く飲む事が出来ます。


上手に水分を摂って、脱水を防ぎましょう。


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