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2005年10月05日
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カテゴリ: エコロジー
また牛の話。
牛がとうもろこしなどの穀物を食べると、食糧効率としては悪くなります。つまり、牛肉1kgを作るのに、その11倍の穀物が必要になるので、直接穀物を摂るようにすると、より多くの人が食糧を摂れることになります。

しかし、牛の良いところは人間の食べることのできない繊維質の多い草をたべることができるということです。この草を胃の中で発酵させて有機物を作り出すことができます。その牛を食べる範囲においては、食糧効率は良いということになります。

その際に発生するのがメタンガスです。げっぷや糞からのメタンガスはたいした量ではないと思うかもしれませんが、ニュージーランドでは排出される温室効果ガスの40%程度を占めると試算されており、フランスで排出されるメタンガスの15%が家畜の羊や牛から出ているようです。

メタンは都市ガスの主成分で、二酸化炭素の21倍の温室効果を持っているので、そのまま排出するよりも燃焼させることでエネルギーを取り出せ、かつ温室効果も減らすことができます。

2005-10-05 19:51:27

上のグラフは大気中の二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の濃度の経年変化を示しています。これを見ると二酸化炭素だけでなく、メタンも急激に増えています。家畜が急激に増えているとは思えませんので、 環境省のメタンに関する資料 を見てみると、メタンの排出源としては、稲作、家畜のげっぷとおなら、埋め立て廃棄物が多いことが分かります。

最近のメタン濃度の増加は埋め立て廃棄物によるところが大きいようです。今後のメタンの排出削減も、ゴミ直接埋め立ての縮減、ほ場管理の改善、家畜の飼養管理技術の確立が上げられています。

メタンの温室効果が高いだけに、これらの対策による効果も期待できます。





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最終更新日  2005年10月05日 20時06分33秒
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