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何度目かの「もう限界だ」の言葉に、自分でほっといてくれと言ったくせによくもまあこんなこと言えると、呆れて言葉が出ない。母が、玄関を出ていこうとする、と、父。聞けば、入れ歯を外して、色んなところに置いておくらしい。この前はトイレの棚から見つかったと。それで怒りつけたらしい。もしかしたら母にも何か考えがあって、どこかへ行こうとしているのかもと思い、母に代わってもらいました。私「ばあちゃん。どこかへ出かけようとしてたの?」母「じいちゃんが何だかわからないけれども怒るから怖くて…もう顔も見たくない。」認知症とは思えないくらい、しっかりと理由を述べられてびっくり。おそらく、毎日こんなふうに怒鳴られていたんでしょう。私にも電話できない父のストレス発散の矛先が、全て母に向かっていたことが想像できました。家を出たくて玄関には行くものの、鍵がかかって出られなかったらしい。再び父に代わってもらうと、父はもうそろそろ施設を考えたい。ここまで頑張ったからいいだろう。ただ、お金が心配だ、とのこと。「そのへんも含めて、明日ケアマネさんに相談して。」と私。前回、ケアマネさんと話し合いしましょうと決めたのを、直前になって父がやめると言い出し、もう私は口出ししないことに決めたのです。そのことを言うと、「オレももうお前には電話しないと思ったんだけども、今日はケアマネも休みだし、話を聞いてくれるのはお前しかいないから。」こうしてたぶん、また、電話攻撃が復活するんだろうなあと思うと、がっくりです。そして、今日、月曜ですが、果たして父はケアマネに連絡したんでしょうか。「やっぱりやめることにした。」と晴れ晴れとした口調の父が目に浮かびます。してないほうに100万かけてもいい!と思う私です。
2024.09.02
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先日の父の「泣き落し電話」。自分のことは棚に上げて、母を蔑ろにする親不孝娘だと罪悪感を植え付けるいつもの手口を繰り出す父に、歳とってもこういう知恵は働くんだなあと逆に感心する。母の件とは別に、父はこんなことも言い始めました。「本家の墓に入れてもらうから。」父は8人きょうだいの下から2番目。長男ではないので、自分で墓地を買っていました。長男と同じお寺の墓地を。しかし、場所が不便で、私の住んでいるところからも遠く、歳をとったら確実に行けなくなるので、お寺に事情を話して墓地を返し、私の住んでいるところの公営墓地を契約。私は長男と結婚しているので、いずれは父と母のお墓も墓じまいし、納骨堂などで永代供養かなと考えていました。(そもそも墓もいらないと私は思ってますが父の気持ちに配慮したつもり)が、墓地を返したお寺の和尚さんから「跡継ぎがいないならそもそもお墓いらないのでは?」と言われ、考え直した模様。で、出した結論が、この、「本家の墓に入れてもらう」だったようです。いやいや、よく考えてほしい。子どもがいないとかならともかく、娘夫婦がいるのに、ちゃっかり本家の墓に入れてもらう?では私たちは毎年本家の墓にお参りし、「いつもお墓の管理ありがとうございます」と、本家に挨拶することになる。戒名を彫る、とか、卒塔婆を置く、とか、法要の度に相談、報告が発生する。毎年のお寺への支払いはどちらがどの割合で?お寺の修繕等が発生した場合は?代替わりしたら、それらをうちの息子たちと、本家の息子という、会ったこともない人同士が話し合いすることに。そこに住んでいない本家の息子がもし、お墓を移す、または墓じまいする、なんてことになったら、さあうちの親の遺骨はどうする??そして、大前提として、そもそも、本家、お寺の許可が必要。ちょっと考えただけで、恐ろしいくらいややこしいことになる。なぜ、自分のことしか、今のことしか考えられないのか。子や孫に迷惑がかかることが想像できないのか。しかも、自分の本家の墓に入りますと、母方の親戚にもすでに宣言したらしい。また、頭のイタイ問題ができた。オットは「オレの立場がない。絶対そんなことはさせない。」と言っていた。そりゃそうだ!娘さんは何やってんだろう??たぶん本家や母方の親戚にも陰で言われるに決まってる。「その時阻止すればいいだけだからほっとけ。」オットに言われ、そうしようと思った私。しかしふと思った。きっと母が亡くなったら、本家の墓に入れる気満々の父は、本家の寺の和尚さんを呼ぶ…もう、亡くなった時から始まるんだ!戦いは墓に入れる時ではない!亡くなった時がたぶん修羅場になる…そう気づいた私はまた居ても立ってもいられなくなり、父に電話してしまった。私たちは父の意見には反対だ、という意思を伝えたところ、父の反応は意外にも…「やっぱりよく考えたほうがいいな。」実にあっさり、気持ち悪いくらい機嫌よく、引き下がったのだ!後から気づく。父はそんなに真剣に考えていたわけではないのか?もしや、この話題をふることによって、私と和解して、関係修復し、これまで通り自分のサンドバッグになってもらう、これが目的だったのでは!どうやら、当たらずも遠からず…今日、早速、電話が鳴る。「もう、限界だ。」ああ!まただ!振り出しに戻った!この言葉を聞くのは何度目か!これを私に聞いてもらうために仕組んだ罠か…
2024.09.01
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あれから、実家のことが気になりつつも、心を鬼にして連絡をとらずにいました。乱されていた心も少しずつ落ち着き、久しぶりに穏やかな日が訪れたなあと思っていましたが、先日、ついに携帯が鳴りました。しかも、職場での昼休み休憩中に。「ばあちゃんが要介護3になった。」これは、母の症状が急速に進んできたことが気がかりだと私がケアマネさんに話したので、更新を待たずにケアマネさんが動いてくれたものと思われます。これでいざという時特養などの施設にも入れる条件が整い、使えるサービスも増えました。父はその報告を私にした後、こんなことを言い出しました。ばあちゃんはもう症状が進んで、お前のことも忘れかけている。この先長くないのだから、オレのことを嫌うのはいいが、もう少し連絡をよこしてばあちゃんと話をしてくれないか。このままではばあちゃんがかわいそうでかわいそうでたまらない。ついには涙声に。確かに、母のことは気がかりで、考えない日はありません。しかし自分で電話を取れない母と連絡をとるには、父を介さなければなりません。また父から色々聞かされ、サンドバッグ役になることは目に見えてます。母には申し訳ないけれど、どうしても電話をかける気にはなれずにいました。「そもそもこんな状況を作ったのはじいちゃんなんだよ。」そう言うのが精一杯でした。しかし、母の様子を知りたい思いもあり、次の日電話をかけてしまった私。この電話が、後から考えれば父の計画通りだったのかもしれません。「涙に騙されんなよ。」妹に言われましたが、まさしく妹の言う通り。また、父からの電話攻撃が復活してしまいました。
2024.09.01
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