自然の狩人

自然の狩人

どんぐりと豆



どんぐり、に台所で寝ていた豆は

聞きました「どんぐりさん。はいいね自由で」

僕はネー明日食べられてしまうんだ。本当は畑で

枯れて死にたかったんだ、でも 農家のおじさんに

狩取られて 車にのつて市場に。皆の前で身体をいじられて

売られたんだよ そして着いた処が此処なんだ

今「何していたかつて?」 誰もいないし 暗いから

夜だと思って寝てしまったんだ 昼寝じゃーないんだよ

「野菜は寝ない」つて」それは、違うよ認識不足だね

チヤント寝ているんだよ寝ないとね枯れてすぐ死ななければ

ならないのさ。。豆はどんぐりに。。言いました

「ねえーどんぐりさんは寝ないのかい?}

「いいよねーどんぐりさんは、人間に食べられて

早死にしなくていいもんねー」

「それでもつて、風に飛ばされて、知らない処にいつてさー」

どんぐりは豆の話を黙って聞いていました

そして、言いました「ううん、そうじゃーないんだ

人間に食べられない、食べれない植物は、人間が住む

地球を守っているんだよ」どんぐりは悲しそうな顔を

して話を続けます「僕はねー自然界の放射性物質を吸い取る

んだよ、人間が僕を不思議な存在だと言うんだ僕以外も

沢山地球を守る仲間がいるんだ。毒の銅を沢山吸い込む

苔(コケ)さん達も其の他にも沢山地球を守っている仲間

がね。。」「でも人間達は僕達の事どう思っているのかなー」
どんぐりは話を続けます

「豆さんは良いかも知れないよ、食べられる前までは

大切に育てられて大切にされるんだから」

豆は、話を聞いた後、言います「そうかも、知れないね。。

皆それぞれが、人間達の為に生まれて来たんだー

ねえねえーーどんぐりさん、それじやー、さあー

人間は、誰の為にこの世生まれてきたんだろうねー??」

どんぐりは豆さんの言葉に答える事が出来なかった

どんぐりは 早く庭に出て 風が吹くのを待ちたいと

思った 空は高く 青く澄んでいる

どんぐりは豆さんに 別れを告げようと思い

台所を見ると 人間が 豆さんを取り上げて

鍋に入れている光景を目撃しました

どんぐりは 心の中で言いました「豆さん、さようなら」と」

そして、暖かな春の風が 吹き どんぐりは風に乗りました


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